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1: かぜのこ ★ 2016/06/24(金) 19:05:58.46 ID:CAP_USER9.net
 【AFP=時事】 両脚に重傷を負い、病院のベッドに横たわるセネガルの漁師アリ・フォールさん(25)は、地元の川で網を引いていたときにカバに殺されかけた瞬間を振り返る。「友人の漁師と一緒に仕掛けておいた網を引き揚げに行ったとき、カバに船をひっくり返された。友人は逃げたが、私は左脚、それから右脚をかまれた」とショックを受けた様子で語った。

 セネガルの首都ダカール(Dakar)の東方500キロに位置するグルンボ(Gouloumbou)にあるガンビア
(Gambia)川の支流流域やフォールさんの村では、しばしば漁師たちが血を流してきた。村の役人によると、この10年間で漁師25人がカバにかみ殺され、大勢が負傷したという。

 グルンボ村の村長は、かつて村人とカバは比較的穏やかに共存していたと語り「昔は川でカバたちと
一緒に遊んだものだ。彼らは人に危害を加えなかった」という。そんな状況が一変したと語るのは漁師の
アブドゥラエ・サールさんだ。「奴らは昼夜を問わずに襲ってくる邪悪なモンスターだ。奴らのせいで漁にならない」と語る。

 サールさんと友人のムサ・ボカル・ゲイェさんは長きにわたって漁をなりわいとしてきたチュバロ(Thiouballo)族だが、この日も伝統的な木のボートで川に出ることはかなわなかった。「もう3週間も漁に出ていない。おかげで市場にはもう魚がない」と述べた。
カバは沼辺や川辺に生息する草食動物で、大きい個体の体重は1500キロにもなる。日光から肌を守るために長時間を水中で過ごす。野生生物の専門家によると、カバは恐ろしいほど力がある上に怒りやすく、アフリカでは毎年、他のどの動物よりも多くの人を殺している。

■どう猛な保護動物
 セネガルでカバは保護種に指定されているので、カバ殺しはご法度だ。同国の現在のカバの生息数は不明だが、追跡調査が進められている。カバを恐れているのは漁師だけではない。水道が十分普及していないために、身体や服を洗う際、川の水を使わなければならない村人たちもカバにおびえている。こうしたカバの襲撃については、さまざまな解釈がある。漁業当局によると、メスの出産期に当たるこの季節、カバは特に攻撃的になるという。

 一方、漁師のサールさんによると、迷信が廃れてきたことが原因だという。「(昔は)まじないをして川から身を守っていたのに、今では川をきちんと扱わず、服や皿を洗ったりしている」。サールさんはまた、マリの漁師が悪い、2007年の価格紛争の後、彼らが村に呪いをかけたのだとも語った。

原因が何であれ、フォールさんは二度と漁に出るつもりはない。
「(傷が)良くなったら、転職するつもりだ」と語った。
AFP=時事 6月24日(金)15時34分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000033-jij_afp-int
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