1: 野良ハムスター ★ 2016/08/08(月) 17:47:42.43 ID:CAP_USER9.net
■水辺の連続襲撃事件と怪人

広大なアラスカ州で起きる怪現象を追うヒストリー・チャンネルの新シリーズ『アラスカの恐怖:魔の三角地帯』では、謎の海洋生物に迫る。ターゲットはアラスカ州では存在がよく知られている子供をさらう人魚だ。

2004年5月。アラスカ州南東部ジュノーの沖合で釣りを楽しんでいたふたりの男性が恐ろしい体験をした。ボート釣りの最中、ひとりに当たりが来た。ところが竿をぐっと引き寄せて釣り上げようとしていた彼の方が、ぐいぐいと海の中に引き込まれてしまった。その直後、長いしっぽが海面に現れた。一緒にいた男性は、何もできないままその様子を見ているしかなかった。仲間が海の中に消えてからしばらく経って、水かきと鋭い爪がある人間の手のようなものが、乗っていたボートの縁に現れたという。

2006年9月、アラスカ州南部の太平洋岸に浮かぶコディアック島を訪れたカップルも、奇妙な体験をした。男性が波打ち際で泳いでいるとき、突然何かに足首をつかまれ、水の中に引きまれた。一緒にいた女性は、男性の叫び声が聞こえたので海の方に目をやると、今にも溺れそうになっている男性と、そのすぐそばに〝背びれと長いしっぽのある人間〟のような生き物の姿を見た。

アラスカには、州北部で発祥したクァルパリクという名前の人魚の伝説がある。全体的な外見は人間の女性に似ているが、ひじから手首、そしてふくらはぎの部分にひれがあり、長い尾をしている。

2007年夏、州南部のキナイ半島のとあるビーチで貝採りをしていた男性も恐ろしい体験をしている。夢中になって貝を掘っているとき、一緒にいた友人が場所を変えるといって歩き出した。すると、しばらくして友人の悲鳴が聞こえた。

顔を上げると、少し離れた場所に友人が使っていたバケツが転がっていた。波にさらわれたと思ってその場に駆け寄ると、波打ち際に人間のもののような足跡がいくつか残されていた。人間のような、という理由は、指の間に水かきと思われる部分があったからだ。その友人はいまだに発見されていない。

■南東部に集中する凶悪人魚

アラスカ州内で起きる超常現象に対する特別調査タスクチームを組むジャックス、ケン、トミーは、さっそく人魚クァルパリクの捜索へ向かう。アラスカ州の伝説のエキスパートであるケンは、子供のころ「クァルパリクにさらわれるから、子供だけで海に遊びにいってはいけない」といわれて育ったという。

事件の情報を整理していく過程で、3人はある事実に気づく。遭遇例が報告された場所が、サケの群れの動きに合致しているのだ。ひょっとしたら、クァルパリクは人間を狙っているわけではなく、サケを主食としながら海を回遊しているのかもしれない。クァルパリク伝説発祥の地は州北部だが、目撃例が南東部で多い理由も、サケの群れを追いながら移動しているなら説明を付けることができる。

さらにタスクチームは、外洋での調査に出た。一昼夜を通じ、アラスカ湾を北上する形で行われたフィールドワークでは、驚愕の事実が明らかになる。詳細は番組に譲るが、彼らの調査によって、クァルパリクの否定する仮説が成立しなくなった事実を記しておく。

未開の地で占められた面積が圧倒的に多いアラスカ州には、大小合わせて300万か所に上る湖や沼がある。その中のひとつ、州南部に位置し、琵琶湖の約4倍の大きさがあるイリアムナ湖にも、レイクモンスターに関する伝説がある。

〝イリー〟というニックネームで知られるこのモンスターは巨大種のチョウザメであるともいわれているが、真実は明らかにされていない。灰褐色の体の全長は3~9メートルあり、目撃例もかなり多い。

アラスカ州内の未開地の割合、レイクモンスターの事例と伝説。すべてを合わせて考えることで、クァルパリクの実像に、ぐっと近づけるだろう。

文=宇佐和通

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