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492: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/10(水) 13:20:56.64 ID:RnIn+JCC0.net
石じじいのはなしです。 

じじいが、昔話をしてくれていたとき、唐突に言いました。 
「おっちゃんは、狩られたことがあるんよ」 
?と思いました。当時は、「オヤジ狩り」という言葉はなく(そのような行為はありましたが)、すぐには理解できませんでした。 
じじい曰く。 
「山に登っとったときにのう、銃で撃たれたんよ。あれにはまいったい。」 
それは単に漁師による誤射や悪戯ではないか?と思ったのですが、彼の遭遇した「狩り」は、以下のものでした。 
じじいが山道を歩いていたとき、突然銃声がして、近くの樹木の幹に跳弾したそうです。 
兵役経験のあるじじいは、すぐに、これは銃撃だ!と気がつき身を伏せました。 
すると二発目が。一発目よりも彼の近くに着弾しました。じじいは、背負っていたザックを捨て、金属のバールだけを持って、ほふく前進で低木の生い茂った道の脇を移動しました。さすが、元大日本帝国陸軍衛生兵。ほふく前進は得意です。 
もといた場所から10メートルくらい離れたときに、彼の近くの地面に、銃声とともに着弾しました。射撃者は、じじいの位置を知っているかのようだったと。 
身の危険をひしひしと感じ、彼は、どんどん進んで、そして意を決して立ち上がって山道を走り始めました。そこに、さらに至近距離に一発銃弾が。 
5分ほど全力で走って、息が上がったじじいは道路際の茂みに身を隠しました。 
(つづく)

493: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/10(水) 13:24:18.73 ID:RnIn+JCC0.net
>>492
(づづき)
すると、目の前の道の上に一発着弾。
ここで、じじいはおかしい!と気がつきました。銃撃は道の山側、山のほうから行われています。そこには道がないのに、じじいに追いすがって、おくれることなく正確に撃ってくる。じじいは、少し死を覚悟したそうです。
そのまま、彼は、道から離れて山の斜面を這いながら下って、大きな樹木に身を隠しました。夜を待ったのです。その日の夜は、闇夜だったそうですが、それに乗じて彼は、森のなかを這いずって山をくだりました。「生きたここちがせんかったわい」
進んでは潜みを繰り返しながら薄明るくなってきた時に、山道にでました。
その道をおそるおそる下っていると、道の地面に銃の薬莢が散らばっていたそうです。
じじいは、怖くなって、その薬莢の一つを急いで拾ってポケットにしまうと、また、必死で走って里までくだりました。それ以降は撃ってはこなかったそうです。

517: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/12(金) 22:03:16.99 ID:H0PMWSHG0.net
石じじいの人キター!

499: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/11(木) 08:44:34.81 ID:bMT+St2E0.net
近くに住宅地ある河原でも薬莢落ちてたりするから全面禁止にして欲しいね
隣の兄ちゃんも間違われて撃たれそうになった事あるとか言ってたし

501: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/11(木) 09:55:50.74 ID:i2+7Tfgh0.net
石じじいの話です。

戦前の朝鮮のはなしです。
現在の北朝鮮のあたりでは、そのころは山奥にいくと焼畑をしている人たちがいたそうです。
一定の場所の森林を焼いてその燃えかす(灰)を養分として作物を育てて、そこの地力がさがると、別のところに移動する、ということを繰り返したそうです。
山奥を仕事で歩いていたときに、彼らに遭遇したそうです。歩いていると、あたりに広く煙が漂っているので注意深く山を進んでいくと、彼らが野焼きした直後だったとのこと。
彼らは、里に住む朝鮮人たちとはちょっと違って、かなり粗野でした。簡単な草庵のようなものを立てて、生活していました。若い男子は、家族と離れてグループを作って生活していたそうです。粗野でしたが、それほどずる賢いということはなかったとじじいは言っていました。ただし、服装がかなり異なっていて、女性も男性もけっこう男前(美人)が多かったといいます。(まあ、それは好みの問題もあるのでしょうけど、じじいは、「なかなか、ええおなごがおったい!」とニヤついていました。)
文明的な道具なども持っていたので、里との交流はあったのだろうということでした。
(つづく)

502: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/11(木) 09:57:21.37 ID:i2+7Tfgh0.net
>>501
(つづき)
ただ、彼らは、他の集団(里からやってきた人々らしいのですが)から襲撃されることもあるらしく、よそ者に対して強い警戒心を持っていたそうです。
墓地を持たず、亡くなった人の屍体は、その一部を切り取って、素焼きの壷に収めておくのを見たことがある、とじじいは言っていました。それをどうするのかは知らないとのことでした。
(そこまで深い長期間の付き合いはなかったのでしょう)
彼らは、非常に山に詳しく、いろいろなことを教えてくれるので、情報提供者としては重宝したそうです。言葉は、里のそれと大きくは異なっていませんでしたが、語彙が少なく、ほとんどが文盲だったといいます。

じじいによると、四国の山奥でも、定住せず里の人間とあまり交流しない人々がいたそうですが、すぐにそのような人々は、山野からいなくなったとのことです。里に下りて定住して混じってしまったようです。彼らは、魚をとったりして野宿で生活していたとのこと。


511: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/12(金) 07:41:28.05 ID:QSWW6Xqi0.net
石じじいの話です。

じじいは、石探しの途中、かなり奥深い山中で「仙人」(修行者?)に出会ったそうです(笑)。高山地帯で、ほとんど森が途切れるようなところの山の洞穴(自分が掘ったのかも)のなかに住んで、衣類はボロボロだったといいます。
ツタや樹木の皮などで、着物を補修していたそうです。ヒゲは伸び放題。印象に残ったのは、黒々とした長く伸びた眉毛でした。しかし、頭髪とヒゲは白髪で素足だったと。ある程度は厳しい四国の山奥の冬を、どうやってその状態で過ごしていたのか?疑問におもったそうです。
その仙人と称する人物は、地元の人間ではなく、
関東大震災を経験して世の中の無常を知って仙人をこころざすようになったと言っていたそうです。彼の言葉には四国のなまりがなく、いわゆる標準語だったとのこと。
文明的なものは、単純な刃物やロウソク、マッチなどもなく、まったく「下界」との交渉を立っているように思えたそうです。
その人物が言うのには、仙人になるためには、「腹に力を蓄える」、「頭のてっぺんから空気を吸い込む(?)」一日中、ほとんど食事をせず、摂るのは、澄んだ水、菖蒲、野いちごやあんずの干したもののみということでした。身体は、がりがりに痩せていたが力は強いようだったとのこと。
(つづく)

512: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/12(金) 07:43:13.78 ID:QSWW6Xqi0.net
>>511
(つづき)
彼は、淡い黄色い横笛を持っていて、それをしばしば愛おしいように吹いていたそうです。尋ねると、それは「若い生娘の足の骨だ」と言うので、じじいは仰天しました。(なんかチベット密教<ラマ教>にでてくる話のようですね)仙人とその「生娘」との間になんらかの関係があったような口ぶりでしたが、それを詳しくたずねることはしなかったし、する雰囲気でもなかったとのこと。
じじいは、興味を持って二晩その洞穴(仙人の住居)に滞在しました。他にもいろいろなことを聞いたが、ほとんど忘れてしまったそうです。その後、彼が別れるとき、その仙人は、別に名残惜しいという態度も示さず、淡淡と別れて、去っていくじじいを一瞥たりともしなかったということです。

別れ際に、彼が自ら作ったという薬(丸薬)をくれました。頭痛や腹痛、発熱、関節痛などのときに、それを少し削って服用すると不思議と症状が緩和されたそうです。

513: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/12(金) 08:47:47.53 ID:fTSHWtUT0.net
いいねえ

515: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/12(金) 14:10:32.29 ID:Mba2+4QY0.net
仙人よか石じじいの方がよっぽど浮世離れしてるわなこれ

1001: うしみつ 2032/3/2(火) 04:044:44.44 ID:usi32.com

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元スレ:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1456036738/
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石じじい、戦前の朝鮮半島の話まで知ってるのか
なかなか凄い爺さんじゃねーか