1: リサとギャスパール ★ 2016/08/20(土) 20:46:00.10 ID:CAP_USER9.net
 洋室やリビングに合うインテリア風の仏壇が広がっている。
小型で扉がないタイプが多く、「祈り壇」などと呼ばれて人気を集める。住宅から仏間がなくなりつつあるため、洋間のちょっとしたスペースに置けて、部屋の雰囲気にもなじむ仏壇が欲しいというニーズに応えた。

 冠婚葬祭の互助組織、くらしの友が東京都などで展開する「くらとも仏壇」の蒲田店(東京都大田区)には、多くの祈り壇が並ぶ。本のような形をしたものや、一見仏壇とは見えないようなオブジェ型など、多種多様だ。
いずれも高さや幅が40センチ程度で、小さなスペースでも置きやすい。

 写真立てや骨つぼのケースなどを置いて、思い思いに故人をしのぶことができる。部屋のインテリアに調和するよう、洋風家具に使われる木材を使ったり、デザインを工夫したりしている。
数万円から10万円台のものが中心だ。通常の仏壇が20万~100万円程度するのに比べ、手頃といえる。

 同店の菊池文男さんによると、「一人暮らしの狭いアパートでも両親をしのぶ仏壇が欲しい」「介護施設で伴侶の供養がしたい」などといった理由で購入する人が目立つという。また、「若い世代を中心に、仏壇らしくなく、インテリアに溶け込むものを求める人も多くなってきた」と話す。

 仏壇メーカーも、こうした需要に応えた商品開発に力を入れる。

 仏壇仏具製造販売の森正もりしょう(徳島県北島町)では、木の柱で囲い、すき間から部屋の照明の光が入る「結ゆい」が人気だ。
高さ39センチ、幅と奥行きは各30センチ。洋風家具に使われる木材を使用し、自然な色合いだ。価格は9万2400円(税抜き)。
また今年4月、壁に設置する「ウォールスタイル」も発売した。10万5000円(同)から。

 仏壇の製造が盛んな滋賀県彦根市の仏壇店の若手経営者らは2011年、現代の生活スタイルに合ったインテリア風の仏壇を提案するグループ「ナナプラス」を結成した。
ハスをイメージした仏壇に、両手を合わせて輪にしたような本尊をのせたセット「ハスイケ」などを提案し、百貨店の催事などで販売している。

 仏壇情報サイト「いい仏壇」を運営する鎌倉新書が15年、仏壇を買った人約500人に行った調査では、購入時に重要だったこととして、1位の「価格」に次いで、「デザイン」「小さなサイズ」「インテリアとの調和」があがった。
置く場所は、和室が50%で最多だが、リビング・ダイニングも31%あった。

 仏壇やお墓などのアドバイスを行う日本エンディングサポート協会の佐々木悦子さんは、「東京など都市部に住み、お寺と普段縁のない人の間で、自分なりの感覚で故人と向き合い、しのびたいという考えが広がっている」と、祈り壇が注目される理由を説明する。
また、「故人をしのぶためのものなので、見下ろさないように、なるべく高めの位置に置くのがよい。低い位置にしか置けない場合は、座って手を合わせましょう」とアドバイスしている。

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インテリアに溶け込むようなオブジェ型の仏壇も人気だ(東京都大田区の「くらとも仏壇」蒲田店で)

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20160812-OYT8T50007.html
2016年08月19日