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538: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/15(月) 12:07:30.03 ID:XaDD6v/Y0.net
石じじいの話です。 

それは、山中の奇所でした。二十畳以上はあると思われる空き地で、そこには、樹木や下草が生えておらず、地面が一面に青白い砂だったそうです。それはとても細かい粒ぞろいでした。じじいは、砂に足を取られながら空き地の中心に向い、そこに立ったのですが、晩秋の山で寒い日だったのに、そこだけは暖かかったそうです。
とても静かで虫の音や鳥の鳴き声もまったく聞こえず、完全な静寂だったと。周りの樹木は風に揺れていましたが、そこでは風も吹いて来なかったそうです。特に興味を持てるような場所ではなかったのですが、その砂を布袋(じじいが自作し、集めた石を運ぶために入れておくもの。当時はビニール袋などなかったらしいのです)に少し詰めて持ち帰りました。
家で虫眼鏡でみると、細粒で(小麦粉ほど細かくはなかったそうですが)粒がとてもきれいに揃っていたそうです。光を受けて、その砂は鈍く輝きました。透明ではないので石英粒とは違い、それにずいぶん重かったそうです。じじいはそれを熱してみましたが、熔けることもなく色が変わることもなかったと。街の中学校(旧制)の理科の先生に見せて、顕微鏡で調べてもらいましたが光をまったく通さず、なんでできていたかもわからなかったそうです。当時は、分析する機械もありませんでした。
じじいは、その砂を箪笥にしまっておいたそうです。彼が死ぬまでそれは彼の家にあったのでしょう。


541: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/15(月) 19:43:32.41 ID:sUKjHLVT0.net
 「石じじい」シリーズは、面白いですね。
丁度良い長さの文章ですが、適度に改行が入ると読みやすいです。
今後も宜しくお願い。

544: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/15(月) 21:12:14.55 ID:XaDD6v/Y0.net
>>541
石じじいの話の書き込み者です。

改行をできるだけ避けているのは、1つの書き込みに最大限の文字情報を含めるためです。それゆえ。読みにくさは、ご容赦いただければ幸いです。
書き込み文章中には、誤変換、日本語文法上の誤り、稚拙なレトリックなどが散見されますが、これもご容赦ください。
可能なら、文章をテキストエディタに移していただいて、適宜改行を入れて読んでいただければ、と思います。まあ、それほどまでして読むような内容なではないですがw

551: 541@\(^o^)/ 2016/08/16(火) 21:06:13.78 ID:ux02T3wD0.net
>>544
 レスをありがとう。
無改行には意味があったのですね。

 「山中を旅する石じじいの不思議な物語」のタイトルの絵本が本屋に並ぶ夢を見ました。
投稿頻度が少なくても結構、末永く投稿して頂けたら嬉しいなー。

567: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/17(水) 14:54:38.21 ID:RiEdFfmP0.net
石じじいの話です。

以前、「話しかけてくる石」の話を紹介しましたが、それに似た話です。
朝鮮での話です。ある朝鮮人の知り合いの家に行くと、みたこともない石が奥の間(「男性の部屋」)に絹織物を敷かれて鎮座していたそうです。全体に淡青色で真っ黒な筋模様が入った石でした。これは何か?と尋ねると、その朝鮮人主人は、
「これはね、神様をよぶ石だよ。たいじなものだよ。」と答えました。
どうやって
よぶのか?と再び尋ねたら、五日ほど後に、その神様を下ろす儀式をするので、途中まで見せてやるから家に来い、と言います。
じじいは、酒を持って家を訪れる
と、主人は、真っ赤な着物を着用していました。数日前から肉類を食べるのをやめて身体を清めており(当時は、朝鮮ではそれほど肉を食べなかったそうで、プルコギなどもなかったそうです)、心も平安に落ち着いていて、もってきた酒も飲むことを丁重に断ったそうです。奥の間の中央部に、その石が置かれていて、四隅に灯明が立てられていました。それは、「バター」を使ったものだったそうです。
普通のろうそくの明かりは赤黄色っぽいのですが、バターの明かりは、白色に輝いていました。主人は石の前に座っていましたが、座っているその側には、石の前にどんぐりとおそらくリスと思われる小動物の死体が「供えて」あったそうです。
じじいはちょっと引きましたが、主人は、以下のように説明したそうです。これから、この石の前に座って祈るのだ。それは三日三晩不眠不休で行う。その間、飲食をしてはならない。それが満願となったとき(三日目の明け方時)に「神様」が目の前に現れて希望をなんでもかなえてくださる。この方法は成功することがほとんどない難しいものだ。まず、この石は、そう多くないし(しかし、朝鮮や中国にもいくつかある、という口ぶりだったそうです)、三日間も飲まず食わずで居眠りもしないで祈り続けるということできないからだそうです。その日は、その家でご飯をご馳走になって、じじいは帰りました。
(つづく)

568: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/17(水) 15:03:44.22 ID:RiEdFfmP0.net

>>567

(つづき)
三日目の朝に、じじいは、わくわくしながら、その家を訪れました。そこはえらいことになっていたそうです。
家人が皆けがをしており、家が荒らされていました。
どうした?と尋ねると、三日目の朝に、心配していたので奥の間に行ってみると、主人は床に突っ伏していたとのこと。「ああ、途中で眠ってしまったのだな」と思って、主人を起こすと、彼は青い顔をして急に暴れ出したそうです。それでこのていたらくだと。じじいが身構えて行くと、主人は、奥の間に座り込んでいましたが、襲いかかってはいませんでした。
しかし、敵意のある目つきでじじいを睨んだそうです。
人が変わったようでした。
それから、その主人は、家人に対しても、近所の人々に対しても(だれにでも)残酷に、狡猾に悪意をもって接し始めたそうです。それで、人々は恐れて、その家を敬遠するようになり邑で孤立しました。
そして、ある日、主人は家を出て行って行方不明になってしまったそうです。
死んだという話は聞かれなかったので、どこか別のところで住み着いたのだろう、ということでした。

じじいは、ほうじ茶を飲みながら、落雁をもらって食っていた私に言いました。
「そうよ、神様はほんとうに降りてきなさったんかもしれない。しかしのう。その神さんは、悪い神やったんやねぇ。降りてきたんやが、あの朝鮮人の目の前やのうて、あの人の心のなかに現れたんや。こわいのう。」

549: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/16(火) 11:41:39.58 ID:wseWfP2X0.net
石じじいの話です。 

『七人ミサキ』を彷彿とさせる出来事です(もともとは土佐の言い伝えですが)。 
じじいは、ある日、山に登りましたが、狭い山道を上から男が一人歩いておりてきたそうです。じじいは、「こんにちは。せいがでますのぅ」と挨拶したそうですが、その男は、無言でじじいを一瞥して、通り過ぎて道を下って行きました。 
「無愛想な人よのうぅ」と思って、じじいは先を急ぎましたが、今度は、女性がおりてくる。「こんにちは」応答なし。ちょっとムッとしたじじいは登っていくと。 
また一人男が。無言で行き過ぎる。ここでじじいは思いました。「山の上の方で入会地の作業でもしとるかのう?こがいな山のなかで祭りはないやろうし、祠やお寺もないけんね。」そうしていると、こんどは二人づれの女性が。無言でした。 
じじいは、不思議の思いました。山での作業ならば、ナタや藁ヒモを持って、それなりの格好をしているものですが、降りてくる人たちは、みな普通の街中での 
ような服装でした。するとさらに男性が一人。また一人、また一人、また一人。 
きりがない。 
皆無言で歩いていきます。別に奇怪な姿をしているわけでなく、普通の人間でした。 
いやな気分で立ち止まると、さらに人がおりてくる。どんどんおりてくる。さすがにじじいもちょっと怖くなって道を外れて森の中に分け入って、そこから道の方を観察しました。すると、どんどん人が降りてきます。互いに話すこともなく。 
じじいは、覚悟を決めて道に戻り降りてくる人々と行き過ぎならが、山の上を目指しました。 
(つづく)

550: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/16(火) 11:43:41.61 ID:wseWfP2X0.net
>>549 
(つづき) 
森の木々がとぎれて山の上を見渡せるところに出た時に、じじいのキXタマはちぢみあがりました。山の斜面をアリの行列のようにたくさんの人が道をおりてくるのが一望できたのです。人は、どんどん上の森から出てきていました。じじいは、危険を感じて、森に逃げてうつ伏せで隠れていましたが、とても怖かったそうです。いつ肩や背中を叩かれるかと思うと。
じじは、立ち上がり山の斜面をおりて別の林道に出て里にくだりました。山の麓に農家があり、そこでじいさんが縄をなっていたそうです。彼にたずねると、今日は、そんな作業を山の中でしてはいない、ということでした。じじいは、ことの顛末を説明すると、その老人の顔がこわばらせて言ったそうです。
「おおっ!そがいなめに会いんさったか!それはのう、怖いもんよ。百人目に会うたら、その会うた人は死ぬんで!あぶなかったのうぅ」
老人によると、十年に一度くらいで、そのような謎の行列に山中で遭遇する村人がいるとのこと。その理由はわからない、ということでした。その後、老人は、じじい(その時はまだ年をそれほどとっていなかったのですが)を家に招き入れ、酒と食べ物をご馳走してくれたそうです。

564: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/17(水) 09:40:31.50 ID:GuTFskcr0.net
そして10年後に列の最後尾を歩いてる姿を目撃されるんだな?

1001: うしみつ 2032/3/2(火) 04:044:44.44 ID:usi32.com

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元スレ:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1456036738/
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山は「降りてくる」妙な人には注意しなきゃいけないってね




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過去の「石じじい」怪談はこちら







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