1: ミラノ作 どどんスズスロウン(大阪府) 2013/12/02 18:46:04 ID:zA2kZ5ro0
【12月4日 AFP】特定の匂いを恐れるように訓練された雄の実験用マウスは、精子内のあるメカニズムを
介して、その匂いに関連して受けた衝撃を後に生まれる雄の子孫に伝えることができるとする研究論文が
1日、英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」に掲載された。

動物は祖先の心的外傷(トラウマ)の記憶を「継承」し、あたかも自分がその出来事を体験したかのような
反応を示すという説に証拠をもたらすものだと論文は主張しているが、これは後成遺伝学
(エピジェネティクス)研究の最新の発見だ。エピジェネティクスでは、遺伝子の基礎情報であるDNAの
塩基配列に何の変化がなくても、遺伝子が異なる振る舞いを始める要因として、環境要因が挙げられている。

論文の共著者の一人、米エモリー大学医学部(Emory School of Medicine)のブライアン・ディアス
(Brian Dias)氏は「祖先の経験が子孫の世代にどのように影響するのかを知ることで、継世代的な
神経精神疾患の発症に関する理解を深めることができるだろう」と話す。また将来的には、トラウマとなる
記憶の「継承」を軽減できる心理療法の開発につながるかもしれない。

■子孫は少量の匂いでも感知

ディアス氏と論文共著者のケリー・レスラー(Kerry Ressler)氏のチームは、マウスの足に電気ショックを
与えることで、サクラの花に似た匂いを恐れるように訓練し、その後、このマウスの子孫が同じ匂いを
嗅がされた時にどの程度おびえた反応を示すかを調べた。

子孫のマウスたちは、元のマウスの訓練時にはまだ母親マウスの胎内にもおらず、また今回の実験前に
同じ匂いを嗅いだ経験は一度もなかった。しかし、レスラー氏はAFPの取材に対し、訓練を受けたマウスの
子孫は「はるかに少量の匂いでも感知して反応することができた。これは子孫が(その匂いへの)感受性が
高くなっていることを示唆している」と語った。

烏賊ソース
http://www.afpbb.com/articles/-/3004325