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1: きつねうどん ★ 2016/10/10(月) 12:34:29.64 ID:CAP_USER.net
 猫の飼い主にはよく知られているが、自分で体を舐めてキレイにする猫は、胃で毛玉をためて吐きだすことが多いので、頻繁なブラッシングや、専用の餌を与えることで毛玉ができないよう予防する。ところが、これは猫ではなく、胃腸から巨大な毛玉が見つかった女性患者の話だ。

 世界の臨床医が珍しい症例を報告する国際誌『BMJ Case Reports』に先月末に掲載された報告によると、米アリゾナ大学に低たんぱく血症で運ばれた38歳の女性の胃から、胎児の頭くらいの毛玉がゴッソリ見つかったという。

 当初、この女性患者は吐き気や嘔吐の症状を訴えてアリゾナ州の病院を訪れた。報告書を書いたアリゾナ大学医療センターのファイズ・アンサー医師によると、患者の腹部は異常に突き出て膨らんでいた一方で、最近8カ月でダイエットもしていないのに7キロも体重が落ちていたという。

 さまざまな検査をしても原因がつかめなかったが、血液検査の結果、たんぱく質の合成に問題がある低たんぱく血症だということが判明し、医師は消化管の閉塞の可能性を疑った。

 そこで開腹手術に踏み切ったところ、胃の中から15×10センチの毛玉と、小腸からは4×3センチの別の毛玉が見つかった。報告書では「毛玉の存在が、たんぱく質をはじめとする栄養分の吸収を阻害していたのではないか?」と指摘している。

 この女性は、自分の髪の毛を食べずにはいられなくなる「ラプンツェル症候群」だと診断された。おとぎ話の主人公から名付けられたロマンティックな病名に聞こえるが、さにあらず。10代の女の子に多い症状で、ストレスなどの心理的な問題を抱えていると発症し、発見が遅れると死に至る危険な病気だ。

 『BMJ Case Reports』には、これまで88ケースのラプンツェル症候群の症例が報告されており、そのうち83ケースは女性が発症していたという。

 手術後、この女性患者は高たんぱく質の食事を積極的に食べるとともに、精神カウンセリングを受けるよう勧められた。


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胃の中から取り出された胎児の頭くらいの毛玉。胃は通常、にぎりこぶし2つ分くらいだというので、相当な大きさだ(BMJ Case Reportsより)

http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/7/17202.html