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94:本当にあった怖い名無し:2013/11/18(月) 08:14:22.97 ID:qzLNFZY+0

婆ちゃんが子供の頃(1930年ごろ)の話。
近所の家に座敷牢があった。座敷牢と言っても床の土がむき出しの掘っ立て小屋に鍵をかけて閉じ込めておくという犬小屋みたいなもん。
入っているのはその家の娘。産まれた時から頭がおかしかったらしい。
婆ちゃんの父(ひいじいちゃん)はあれは妾の子で、その妾が性病持ちだったのであんな子が産まれてしまったと言っていたそうだ。
婆ちゃんの頃には既に30年以上その中に入っていた。
警察は何をしていたのかと婆ちゃんに聞くと婆ちゃんは警察もグルだったと言った。その家は大変な大地主で、地元の議員とも繋がりがあったそうだ。
ぶっちゃけ、その大地主が怖くてみんな見て見ぬふりをしていた。もちろん俺の家も。
ある日、その娘が脱走して村中を走り回った。婆ちゃんは家の中でじっとしていろと言われたけどこっそりと家の窓からその娘を見た。
その娘は走りながら泣いていた。まるで老人のようにしわくちゃの顔だったが、確かに泣いていたそうだ。