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●「投稿怪談」として  けんぴろ さん よりいただいた体験談です

usi32: 投稿者 けんぴろさん 2015/04/07(火) 04:44:44.44 
これ書いてしまうと自分の地元のことがバレてしまいそうだが、なんとか書いてみる。

小学校の低学年くらいの話なのだが、俺の地元には「キヨハラおじさん」と呼ばれる中年男性がいた。

曲がったアラレちゃんメガネ、ハイウエストのジーンズにヨレヨレのカーディガンをインして、なぜか杖を持っている。
ちなみに杖を使わずにスタスタ歩いている。

なぜキヨハラおじさんと呼ばれるかというと、巨人時代の清原和博選手の応援で「きーよーはーら!」という掛け声を彼は真似してひたすら叫んでいたから。
野球が好きな人はこの「きーよーはーら!」っていうリズムや音階に聞き覚えがあると思う。

そして持っている杖で電柱やブロック塀を応援のリズムよろしく叩きまくっていた。

「きーよーはーら!」ダダッダダッダ
「きーよーはーら!」ダダッダダッダ
てな具合に。

下校するときに時々遭遇していたのだが、こっちは友達と一緒だし、向こうも叫ぶだけで全く危害は加えてこない。
はっきり言ってちょっと(かなり)アレな人だったが、子供の目には面白おかしく映っていたのだろう。

「ホームラン打ってー!」
「バッターアウトー!w」

などと、自分も含めて皆キヨハラおじさんのことをからかっていた。
別に危ないこともなかったし、彼は子供の格好の遊び道具と化した。

しばらく経ってキヨハラおじさんをあまり見かけなくなった。
俺たちははすぐに興味をなくし、キヨハラおじさんのことを忘れてしていた。

またしばらく経った夏休みのある日のこと。
カンカン照りでひまわりも暑さで頭を垂れるような日中、俺は友人達と公園の大きな滑り台のような遊具を使って○○(地元の遊び、缶けりのようなルール)をしていた。

友人と二人で遊具の陰に身を潜めていると、ガーンッ!!ガーンッ!!と遊具を外から叩く音がした。

他の友人の誰かが驚かそうと思って遊具を叩いているのかと思い、遊具を中から叩き返した。

するとさらに強くガーンッ!!!!ガーンッ!!!!と叩き始めた。
この叩き方は子供の力ではないと直感で理解した。遊具全体が小刻みに揺れるほどの力だ。

……叩いているのは他の友人達じゃないのか?別の人間?と疑問と強い不安を抱えながら遊具から恐る恐る顔を出した。

他の友人達は公園のはじっこで自転車に乗りながら激しく手招きしている。
その仕草で俺たちは危険を察知することとなった。

遊具から体を出した瞬間、今までで一番大きなガーンッ!!!!という音と衝撃を感じた。
そして「あああぁぁぁぁぁあああ!!!」という声にならない雄叫びが聞こえた。
全速力で他の友人達の元へ走った。

遊具の方を振り替えると、誰かが遊具のてっぺんで長い棒状のもので遊具を叩きまくっていた。

キヨハラおじさんだ。
全速力で走る俺達二人を見ながら彼は叫んだ。

「あああぁぁぁぁぁあああばがにじやがっでえええええええええええええええええええええころすぅぅぅぅぅぅううううう」

俺達は散り散りになり、それぞれの家に逃げ帰った。
俺はキヨハラおじさんの存在と今日起こったことを祖母に話すと、こっぴどく叱られてしまった。
不審者に近づくなということだけでなく、人を馬鹿にした分、自分にその人の痛みが返ってくるんだと祖母は言った。
ちなみに他の友人達も帰宅後、自分と同じような状況だったようだ。

キヨハラおじさんのことを俺達は遊び道具としてしか見ていなかったし、一般の人とっては彼は異常者として映ってしまうだろう。
しかし、彼にとって自分の行いをからかわれることこそ異常な事態であったと思うし、周りの人間皆が異常者に見えたのだろう。

大人になった今、キヨハラおじさんのことを奇異な目で見ながらも、無視をしておいた方がお互いに一番良かったのかなとつくづく思う。

この夏の日以来、キヨハラおじさんの姿を見た人はいない。

ちなみに俺の地元、不審者めっちゃいる。
「ちょっと待ったおじさん」(検索推奨)ってのもいた。
 
1001: うしみつ 2032/3/2(火) 04:044:44.44 ID:usi32.com

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