475e271bce4d55f31b194c276aa26296

806: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/04/30(木) 23:48:08.95 ID:lSJYsGhJ0.net
スマホからで読みにくかったらごめんなさい。 
あんまり怖くないかもしれないけどご勘弁。 

3年ほど前の話です。 
私は地方の総合病院で看護師をしていました。 
準夜勤で消灯の準備をしていたときのことです。 
消灯の前には病室だけでなく、病棟全体を見回る決まりでした。 
病棟全体といっても見て回るのは小さい面談室やエレベーターホール、談話室、当直室、非常階段くらいで見回っても異常があったことはありませんでした。 
「わざわざ見回りする必要なんかあるのかな?」といつも思っていたくらいです。 
でも一応決まりなのでその日もささっと見回りに行きました。 
非常階段を見回ったとき、下の階との間にある踊り場に子供がこちらに背を向けて立っていました。 
おそらく3歳くらいの痩せた子供が、病衣を着て点滴台につかまっていたんです。 
点滴台には点滴袋がぶら下がっており、シリンジポンプ(点滴に別の薬を少しずつ混ぜる機械)もついていたことを覚えています。 
その非常階段は(たぶんどこもそうだと思いますけど)人があまり通ることはないので驚きました。 
しかも窓もないただの壁を向いて黙って立っている。 
でもその時は別に怖くはなく「もうすぐ消灯なのになにやってるんだろ?」と思い階段の上から声をかけました。 
「どうしたの?もう消灯になるよ」 
「…」 
声をかけてもなにも反応はありませんでした。 
もしかして迷子?脱走?一緒に小児科まで連れて行くべきか?と考えを巡らせました。 
「お部屋わかる?早く戻らないと…」 
と続けて声をかけたとき、ナースPHS(私が働いていた病院では看護師は1人1台PHSを持つことになっていました)が鳴りました。 
先輩から力を貸してくれとのコールだったので、その子を小児科まで連れて行くのは断念し、「早くお部屋に帰るんだよ」と声をかけてその場を離れました。 
そしてあれこれ消灯前の雑務をこなし、ようやく消灯してナースステーションで一息ついたとき非常階段の子供のことを思い出しました。