1: 猪苗代新幹線 ★ 2016/11/23(水) 08:59:13.77 ID:CAP_USER9.net
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中世イギリスで「呪いの井戸」と恐れられた井戸が見つかった(撮影:Jamie Quartermaine/ Oxford Archaeology)

英国北西部リヴァプール近郊で、長い間行方がわからなくなっていた中世の「呪いの井戸」が発見された。
土の中にしっかりと閉じ込められた井戸は、かつては聖母マリアの母を祀った、巡礼者の喉を潤すための信仰の源だった。
同じ井戸なのに、天と地ほども違う評価を与えられた背景には、多くの考古学者を魅了する不思議な言い伝えがあった。

井戸を掘り当てたのは、フリーの考古学者ジェイミー・クォーターメインさん。
クォーターメインさんによると、14世紀の終わりまでこの井戸は、聖母マリアの母アンナを祀った修道院の敷地内にあった深さ1.2メートルほどの小さなもので、この中に体を浸すと、罪が洗い流され、目の病気や皮膚病が治るなどと信じられていた奇跡の井戸だったという。
イギリス国内から多くの巡礼者が、恩恵を受けるために足を運んだが、その後、100年あまりの間に、この井戸は国内で最も不吉な存在へとなってしまった。

地元の言い伝えによれば、16世紀に修道院の隣の土地を所有していた地主が、その地方の実力者と共謀して修道院をのっとった事件から不幸は始まる。
共謀に気づいた司祭が、二人を呪いながら非業の死を遂げた直後から、関係者が次々に病気で倒れたり、破産する出来事が続いた。

最後に新しい地主が頭蓋骨をグシャグシャに潰された状態で死んでいるのが井戸の中で見つかって以来、司祭の呪いが込められているとして、不吉な存在に転じた。
そして、19世紀の文献を最後に、聖アンナの井戸は表舞台から完全に姿を消した。
以来、多くの考古学者が発掘に挑戦するようになった。

そのうちの一人、クォーターメインさんは、1983年に撮影された古い写真を調べている時に、草の生え方や石が不自然に配置されている場所に気づいて現場を特定。
発掘作業を始めて2日目にして、中世の井戸を掘り当てた。

「当初は完全に土で覆われていましたが、掘り返すと、水面が日の光を反射して輝いているのが見えました」

とクォーターメインさん。

調査チームは、井戸の周囲を壁で覆って、農業機械などで傷つかないよう補強工事を実施。
今後は「不吉な井戸」ではなく「奇跡の井戸」と呼んで、地元の歴史建造物として保管していきたいと話している。

ソース元:ハザードラボ
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/7/17705.html