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35: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/05/16(土) 13:39:57.31 ID:A7my43KF0.net
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以下は実話なので地名、人名、職業についてはっきりと書きません 

大学の友人Hとおれとは親友といっていい関係だった 
Hはイケメンで頭もよく、友人間での人望も厚い男だった 
そのHのもとに差出人不明の封書が届いた 
内容は、Hの父方のルーツが被差別部落につながるというものだった 
H自身は、西日本と東日本の境目に位置する海のない内陸県の出身だったが、 
祖父は関西出身で、その場所が被差別部落であるという 
また祖父の職業も被差別部落出身者が多いといわれている仕事であり、 
Hの苗字(父方の苗字である)にも被差別部落民特有の文字が使われていると指摘されていた 
母親は東海地方の出身で、両親と結婚していない姉(Hにとっては叔母)が公営住宅に住んでいる 
これがいわゆる同和住宅ではないか、もう相当な年齢の姉が未婚であるのは、 
出自に問題があるからではないかという指摘もあわせてなされていた 
Hがその手紙をおれに見せたのは、彼に被差別部落についてまったく知識がなく、 
どうしていいかわからなかったからだった 
おれとHの通う国立大学は北陸地方にあり、おれは大学のある県の隣の県の出身だ 
おれ自身は、学校で同和教育をされたことはなかったが、地元には被差別部落があり、 
ひと通りの知識は持っていた 
北陸地方というのは関西文化圏の影響が強いため、どうしても噂という形で耳に入るのだ 
Hの出身県にも被差別部落はあり、同和教育という形を取らなくても、 
それなりの知識は入っていたはずだ 
おれはHの不自然な無知に、彼の家庭内において同和問題が語られることがタブーだったのではないか、 
あるいは近所のひとなどがHの家の出自を知っており、あえてその種の話題を避けていたことに原因が 
あるのではないか、と考えた 
つまり差出人不明の手紙の内容が「当たっている」のではないか、と考えたのだ