no title

301: 1 2013/05/25(土) 10:38:54.28 ID:mxw7WION0
霊ってどんなものかその時まで知らなかったけど、通り魔みたいに理不尽な存在だと思う。 
十年くらい前に日本全国をブラブラ旅歩いていたときの話。 
T県のとある海鮮料理を出すお店で昼飯を済ませ、当てもなく郊外の広い道路脇を歩いていたら 
突然眩暈がして立っていられなくなった。 
生ものにあたったのか、吐き気と腹痛が同時に襲ってきて、その場に倒れこんでしまった。 
幸い付近の住人らしき人が気付いて様子を見に来てくれたので救急車を手配してもらうことに。 
どのくらいの時間を横になったまま待ったのか覚えてないけど、気付くと周りが野次馬だらけ。 
恥ずかしさと同時に何かいいようのない違和感を覚えてちょっと不安になった。 
担架で運ばれる最中にチラッと横目で見た野次馬の人たちの中に一人だけ雰囲気のおかしな人がいる。
見た目はその辺によくいる五十歳代くらいのクシャクシャパーマ頭のおばさん。 
だけど何か変なの。頭が異様に大きくて四頭身くらいにしか見えない。 
大きく目を見開いて俺を凝視してるんだけど無表情だった。