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過去記事再掲載について
サイト移転時にお蔵入りになってしまった過去記事の復活を行っていましたが、ようやくほぼ全ての記事のサルベージが終わりました。
復活掲載に関しては完了しましたが、しばらく古い記事に修正や手直しを加えたものを深夜帯、時事性の無い記事のみに限り引き続き掲載させていただきます。ご了承ください。
モス男、金子たちが居ない時期の古ーい記事もありますので、懐かしむ気分で楽しんでいただければ幸いです。
※この記事は「2chまとめ」ではありません。
当ブログの企画記事となります。ご了承ください。
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はーい、はいはい……
今週もオカ本コーナー始めるぴょん 




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あれ?
なんだか元気がないけえね



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6月ってなんだかナーバスな気分になっちゃうのよねぇ…
毎日じめじめうっとおしいし、祝日は1日も無いし……
(追記注:掲載当時は2015年6月)




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おまけにそろそろ期末考査の時期じゃしねぇ…





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うげええ……
思い出したくないこと思いだしたぁーー!!









オカルト本紹介コーナー「オカ本」とは?
以前より、メールやコメントにて管理人(白子・黒子etc)のお勧め漫画や本を紹介してください、という意見をたくさんいただいておりました。
また、企画募集の案としても「お勧めのオカルト作品を紹介するコーナーが見たい」という意見を継続的にいただいています。

そういうわけで、「オカ本」と題して、うしみつの本棚からオカルトっぽい本を一冊ずつご紹介したいと思います。
漫画・小説・ムック・写真集などジャンルや内容は問わず、気の向くままに紹介していこうと思いますので、どうぞ軽い気持ちでお楽しみください。

<過去のオカ本記事>

第一回 予想外に怖い!怖すぎる!漫画版『呪怨』


第二回 ケン・スミスの『誰も教えてくれない聖書の読み方』 (欠番)

第三回 この夏読みたい、厳選「知られざるオカルト漫画」5本!

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ナビゲーターはこのワタシよっ!
数千のオカルト蔵書の中から
毎週ランダムで一冊をあなたにお届けするわ!




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ワシもちっとだけお手伝いするけんね









【オカ本 第四回】
不気味さはトラウマ級!絵本「なおみ」をあなたは知っていますか?

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漫画・活字・漫画、と来たので
今回は絵本をチョイスしたわ!
谷川俊太郎の絵本「なおみ」よ






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なおみ
作:谷川 俊太郎
写真:沢渡 朔

6歳の私と、“私のうまれるずっとまえから私のそばにいた”人形の「なおみ」。この「ふたり」の交流と別れを通して、子どもの「時間」を美しく描き出した写真絵本です。月刊絵本「こどものとも」の1冊として出版され話題を呼んだ作品が、25年の時を経てよみがえります。
(Amazon紹介文より) 
というわけで、今回は絵本です。
絵本とはいうものの、全編写真で構成されているので、写真本でしょうか。谷川俊太郎の優しく語り掛けるような文章とは裏腹に、掲載されている写真が怖い!怖すぎる!!
子どもの頃にトラウマを植えつけられた「こわい絵本」の思い出は皆さん、様々にお持ちのことと思います。後段で紹介する「怪談えほん」は人気のホラー作家たちが作る「こわい絵本」のシリーズであり、大人子ども問わず、刺激のある物への興味はいくつになっても尽きないものだなあ、と考えちゃいます。

さて、「なおみ」はそうしたトラウマ絵本の中でも異色の一冊です。
すでに書いたように、全編が谷川俊太郎氏の文と沢渡朔氏の写真で構成されています。

おはなしは、六歳の「わたし」とその友達である「なおみ」の交流と別れです。
なおみは文中ではそうであるとはっきり示されていませんが、写真を見る限り長い髪が印象的な日本人形です。しかも、「わたし」とまるっきり同じくらいの背丈の人形。
どうにもホラーマニアとしては、子どもと同じ大きさの日本人形というと、稲川淳二のアレを思い出さずにはいられないのですが……。

では、画像と一緒に見ていきましょう。


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なおみは いる わたしの うまれる ずっと まえから

隠れている少女を殺しに来た、怨霊の人形ではありません。
なおみはわたしの生まれるずっと前から、この家に居た人形です。
少女と人形は大切な友達となり、寝るときも起きてるときも
ずっと一緒に遊んでくれる大切な存在になります


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なおみは みる わたしには みえない とおくを

なおみの故郷は古いお城のある街だといいます。
雨の降る日には、なおみは少女に昔の歌を歌ってくれます。


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なおみは どんな ゆめを みるのか

夜になると、なおみとわたしは一緒に眠ります。
なおみの目が思いっきりギラついていますが……


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わたしは きらい なおみが きらい

時々、わたしとなおみは喧嘩をします。
なおみは凄くいじっぱりで、一度も泣いたことが無いのです。
仲直りを頼むのはいつも、わたしの方からです。
この眼で睨み付けられたら、3秒で泣いて土下座をしてしまうかもしれません。


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とつぜん なおみが びょうきになった

ある日、なおみが病気にかかりました。
他の誰にもわからないけれど、少女にはなおみの変化が確かに感じられたのです。
そして…


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そして あるあさ なおみは しんだ

わたしはなおみの死を悟ったのでした。
なおみは箱に収められ、屋根裏部屋にしまわれてしまいます。
「わたしの なおみ あなたは どこへいってしまったの?」
なおみがいなくとも、変わらずに新しい朝が来て、毎日が過ぎ去ってしまうことに少女は戸惑いを隠せません。

そして、いつしか長い歳月が経ちました。
わたしは屋根裏部屋で昔のままのなおみと再会します。


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ねむる わたしの むすめのそばに
わたしは そっと なおみを ねかせた


なおみは、わたしの娘へと引き継がれたのでした。
目が覚めると隣に巨大な日本人形が…恐ろしい



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これが谷川俊太郎の「なおみ」よ!
どう?意外に良いお話でしょう?




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あんなにはっきり聞こえていた「なおみ」の声が
いつしか少女には聞こえなくなった
大人へと成長するにつれ、「なおみ」の声は
彼女に届かなくなってしまったのじゃろか



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???
へえ、面白い感想ね
(ワタシには何を言ってるかさっぱりだけど…)




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まあ、「たえちゃん」みたいなもんじゃよ





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なによそれ?











おまけ①
怖い絵本のシリーズ「怪談えほん」


人気小説家が子ども向けの「怖い」絵本に挑戦する「怪談えほん」シリーズ。
2011年から刊行されていて、ちょくちょく話題になっていますね。思い出のトラウマ本、というよりは、こちらは完全に怖い事を狙って描いている絵本になります。
オススメは京極夏彦の『いるのいないの』


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おばあちゃんの住む古い家に来た少年
その家の天井から、何かの視線を感じます。
「なにかいるの?いないの?」


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いるよ


おまけ②
せっかく「なおみ」を紹介したので、最後に生き人形の画像でお別れをしましょう。
また来週。

生き人形
『生き人形』(いきにんぎょう)は、工業デザイナーでタレントの稲川淳二が実際に体験したという怪談。またはその作品名。稲川淳二の代表的な怪談の一つ。
昭和56年、朝日放送のワイドショー・プラスαの怪談特集にて「生き人形」が出演し、番組の生放送中にスタジオに怪異が起こり続け、番組終了後もその番組のスタッフや人形に触った人に立て続けに不幸が起こった。巷に流れる怪談・都市伝説の類は大抵の場合、勘違いや捏造、自然現象によるものであるが、生き人形に関してはそういった理屈では説明ができない不可解な出来事が立て続けに起こった為に、現在は言うことも憚られる、タブーとして扱われている。


http://dic.nicovideo.jp/a/生き人形
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