nighthead_01

651: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/06/19(金) 20:11:27.17 ID:0GNHLL1T0.net
俺は霊感があるらしい。 
父方の婆ちゃんがその家系で、親父も俺も兄も五感のどれかで 
他人には認識できない何かを認識できる。 

俺の場合は耳。 
明確な言葉として聞こえることはほとんどないけれど、 
何かを伝えようとしてる声が聞こえるとこがある。 

小学生の頃、夜中に親戚の家から車で帰る途中で 
車の後ろから声が聞こえた。 
恨み節ではなく、穏やかだが強い意思のある 
『ああ亜ァァああ』 
みたいなの。 
バッと振り返って後ろを凝視するが何もない。 
隣の兄はビクッとして頭をかきむしった。 
親父が俺たちに声をかける。 
「お、おぉ落ち着け…大丈夫だたぶん多分…」 
車内は静かにパニックになりながら、無事家に到着。 
極度の緊張で俺と兄は倒れるように寝てしまった。 

翌朝、親父が喪服や数珠の準備をしていた。 
「お前たちも早く準備しなさい」 
「なんで?」 
「夢でひいばあちゃんがお別れを言いに来た。 
昨晩見えたのも、きっとそうだったんだろう」 
10時頃電話が鳴った。ひいばあちゃんの訃報だった。 

親しい人間の接触でも、この世ならざるは怖い。