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※この記事は「2chまとめ」ではありません。
当ブログの企画記事となります。ご了承ください。

 
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梅雨に負けるな!
ざあざあ降りでも子どもは外で遊べ!
今週もオカ本コーナーはっじまっるよ~♪








オカルト本紹介コーナー「オカ本」とは?
以前より、メールやコメントにて管理人(白子・黒子etc)のお勧め漫画や本を紹介してください、という意見をたくさんいただいておりました。
また、企画募集の案としても「お勧めのオカルト作品を紹介するコーナーが見たい」という意見を継続的にいただいています。

そういうわけで、「オカ本」と題して、うしみつの本棚からオカルトっぽい本を一冊ずつご紹介したいと思います。
漫画・小説・ムック・写真集などジャンルや内容は問わず、気の向くままに紹介していこうと思いますので、どうぞ軽い気持ちでお楽しみください。

<過去のオカ本記事>

第一回 予想外に怖い!怖すぎる!漫画版『呪怨』


第二回 ケン・スミスの『誰も教えてくれない聖書の読み方』 (欠番)

第三回 この夏読みたい、厳選「知られざるオカルト漫画」5本!

第四回 不気味さはトラウマ級!絵本「なおみ」をあなたは知っていますか?
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ナビゲーターはこのワタシよっ!
数千のオカルト蔵書の中から
毎週ランダムで一冊をあなたにお届けするわ!




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ワシもちっとだけお手伝いするけんね 









【オカ本 第五回】
意外にも恐怖度満点?現代っ子の妖怪図鑑事情

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今回は妖怪図鑑の紹介よ!
妖怪の辞典やら大百科やらって、大抵家に一冊はあるんじゃない?
今日は現代の子どもたちがどんな妖怪図鑑を読んでいるのか見ていくわよ!






今回は妖怪図鑑を見ていきます。
うしみつの子どものころは家にコロタン文庫の「妖怪全(オール)百科」があったので、ボロボロになるまで読み返しました。そこに載っているイラストが怖くて、いくつかは今でもトラウマに残っています。手元に無いのが残念ですが、「お岩」「累」「鬼」あたりは相当怖かったことを覚えています。
ちなみに「妖怪全(オール)百科」はよくコラにされた画像がネットに出回っていますね。


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コラ画像① ぜひウチにも来て欲しい

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コラ画像② ハヌマーンは海外の妖怪のページに載っていました。

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コラ画像③ こいつ、元は何だっけ…?


空前の妖怪ウォッチブームとあり、子ども向けの図書コーナーにも妖怪の本がいっぱいありました。
今回はその中から2冊を取り上げて紹介したいと思います。


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にっぽん妖怪大図鑑
監修:常光 徹

一反木綿、ぬらりひょん、砂かけ婆、キジムナーなど、全国から人気妖怪が大集合!
地図で伝承地域を確認、昔話も楽しめる、かつてなかった大図鑑!!
北海道から沖縄まで、日本各地に伝わる64の妖怪をとりあげ、迫力のカラーイラストとともに収録。

(Amazon紹介文より) 
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大迫力! 日本の妖怪大百科
著者:山口 敏太郎

こわくて楽しい妖怪の全てがかかる! !
妖怪ってなに? 妖怪って本当にいるの? 妖怪って悪いやつ? そんな疑問に全て応えてくれるオールカラー迫力満点の一冊! 読んでる最中、もしかして・・・あなたの背後にも・・・・! ! 

(Amazon紹介文より) 
どうせ現代風に可愛くデフォルメ化されてるんでしょ…?
と舐めてかかると…意外にもかなり怖かったので要注意。




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「子泣き爺」
どういうシチュエーションなのか気になりますが、女子高生に抱かれるジャージの爺が現代感ばっちりです。
気になるのは……レア度ってなんだ? カードゲームか何かか?



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「べとべとさん」
怖っ、てかグロッ!
水木しげるの百目にも通じるグロテスクさのべとべとさん。
ストーカー妖怪というところも現代っぽさがあって良いですね。



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「カイナデ」
カイナデもこの通り、水洗トイレから出てくることになっています。
タオルを払いのけ、芳香剤をぶちまける大暴れです。



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「頬なで」
どこか懐かしさのあるイラストもありました。
この頬なでは八王子の心霊スポットにも出没するとのこと。



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「座敷わらし」
おなじみ座敷わらしも今では金髪のリカちゃん人形で遊んでいます。
田舎の昔の家での話だよ、ではなくて、こうした現代の家をイラストで描かれると
子どもはけっこう怖いと思います。


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「長壁」
髪の毛の先がコウモリっぽいのは鳥山石燕リスペクトでしょうか。
年に一度、城主にしか姿を見せないとされる長壁姫もレア度は2…レア度とは一体。



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「産女」
赤ちゃんが怖いこちらは『日本の妖怪大百科』より。
『にっぽん妖怪大図鑑』の方ではハーピーのような鳥女に描かれている。姑獲鳥の影響について触れられているのはどちらも。



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「雪女」
可愛くデフォルメされがちな妖怪も、妖怪図鑑の中では恐ろしげに描かれているのはよくある話。
「人魚」などは本当に化け物然として描かれています。


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現代妖怪も紹介されています。
こちらは「人面犬」「すきま女」「花子さん」
人面犬あたりはもはや現代とは云えないような気もしますが。



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「100キロババア」「ゴム男」「小さいおっさん」「こっくりさん」「帰ってくる生き人形」
都市伝説や現代怪談の妖怪たち。
100キロバアアはジェット婆のことでしょう。
ゴム男は、どこか「くねくね」のような印象を受けます。
お馴染みの「小さいおっさん」。ついに妖怪の仲間入りをしたようです。
帰ってくる生き人形は、メリーさんのことのようですね。



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イラストの他に、詳しい情報も書かれていて、けっこう興味を惹かれます。
昔の妖怪図鑑で一妖怪についてここまで詳しく解説してくれた本はなかなか無いのでは?



どうでしたか。
現代の妖怪本も変わらず子どもたちにトラウマを植えつけてくれているようだとわかり、安心しました。
しかし、結局レア度とは何だったのか…。ちなみに『日本の妖怪大百科』中レア度3の妖怪は「九尾の狐」「ヤマタノオロチ」「桂男」「ろくろ首」「ぬらりひょん」の五体でした。





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大人になっても妖怪図鑑は一家に一冊置いておきたいわね~
ちなみに黒子のお気に入りの妖怪は
尻目と肉人とタンタンコロリンだそうよ!




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タンタンコロリンの尻の穴エピソードもしっかり掲載されていたぞ
妖怪図鑑……恐るべしじゃ!







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