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1: 名無し(@ω@) 2012/06/14(木) 13:23:17.55 .net
俺が受験生だった頃、もらった英語教材の長文読解問題に使われていた話で、
実のところ元ネタがあるのかどうかもわからないんだが、どう調べたもんかわからないし、
詳しい人がいたら知恵を貸して欲しい
原文が手元にないので記憶を頼りにできるだけ再現を試みる。

あるところに貧しい百姓の男がいた。
貧しすぎて家族も養えない男は、最後にご馳走を食べて死んでやろうと思い、
一羽のニワトリを持ち出して山奥に行き、少ない野菜と煮てスープを作り一人で食べようとした。
いい匂いがして、もうすぐ出来上がるころになると、
一人の旅人が山を登ってくるのが見えた。
男はスープを取られたくないので隠して、旅人が通り過ぎるのを待った。
すると旅人が話しかけてきた。「おいしそうなスープの匂いがしますね。
長旅でとてもお腹が減っているので分けてくれませんか。」
百姓は言った。「ここにはそんなものは無いが、あったとしても誰であろうと渡すつもりはないよ。
でも念のため、あんたは一体何者なんです。」
旅人は答えた。「私は神です。」
百姓は言った。「だったらなおさら分けてやれない。
あんたは金持ちやえらい人ばかりに良い目を見せて、私たちをちっとも助けてくれないじゃないか。」
神は去って行った。
さあ食べようとするとまた別の旅人が来て言った。「とても腹が減っているんだが、そのスープを分けてくれないか」
百姓は言った。「私はさっき神さまがいらしても分けなかったんですよ。
分けるつもりはありませんね。
でも念のため、あんたは一体何者なんです。」
旅人は答えた。「私は、死だ。」
百姓は言った。「それなら歓迎だ。
あなたは金持ちも、貧乏人も、みんな平等に扱う。
さあこっちへ、一緒にこのスープを喰おう。」


創作ならわざわざ教材にするような話じゃないし、
メキシコあたりの死神信仰の神話かなあと思ってるんだが・・・