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534: 本当にあった怖い名無し 2017/05/02(火) 15:16:49.30 ID:/bacVAp48
私の母が体験した話を一つ。
前提として、母は霊感がほんのちょっとだけある。
祓ったり霊とコンタクトをとったりとかはできないけど、母に意識を向けてる霊がいたら気配で分かる、そんな感じ。
もともと母は気配に対して鋭敏で娘の私自身驚くほどのレベル。
そんな母の体験談はいくつかあるけど、そのうちのひとつを話す。
ただ、この話は私が自身の友人たちに話したことがあるから、もし彼らの中にこれを見た人がいたら私が誰かわかるかもしれない。

母が女子大生だったころの話なんで、これは大体30年近く前の話。
母は当時、H県のM大学という大学の女子寮に住んでいた。
(今まだその寮があるかはわからない)
当時の部屋は4人1部屋で、同じ部屋に各学年が住んでいて、1~2年生が同じ部屋の上級生のお世話もするといったものだったらしい。
そんな母が大学2年生になって、夏の前期試験が差し迫った頃の話。


あるとき、寮の階段で5~7歳くらいの女の子と男の子が走っているのをちらっと見かけた。
母は寮母さんの子供かな、と気にかけなかった。


前期試験の勉強のために、母は夜遅くまで寮の部屋で起きていた。
同じ部屋の人たちは研究室だったり、ほかの場所で勉強してたりで部屋には母しかいなかった。
ふと気づくと部屋に子供たちがいた。
子供たちは「お姉ちゃん、遊んで」と母にせがんだ。
母は寮母さんの子供たちかな、と思ったが生憎日頃の不勉強のためそんな余裕はなかった。
仕方ないので余った紙とペンを渡したところ、2人は母の机の空いたスペースでお絵描きをはじめた。
そして気づくと、ペンは残して紙と子供たちは消えていた。
寮母さんの子供さんだと思っていた母は何ら疑問を抱かず、寮母さんの元に帰っていったんだな、くらいにしか思わなかったらしい。