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203: 1/4 2015/09/02(水)09:31:13 ID:05g
今から十年以上前の話。
小学校からの帰り道の途中で友達の家に寄ったからだと思うのだけれど、
何故かその日はいつも通る側の歩道ではなく反対車線側の歩道を歩いていた。
反対側の家をまじまじ見るなんてそれまでなかったものだから、
家々を見ながら帰っていたのだと思う。一軒、目をひく家があった。
今でも外観を覚えているのだけれど、何というか、もの凄く可愛い家だった。
小さな女の子が一度は憧れるような家。
しみひとつない真っ白い壁に赤い屋根、
アーチ状の柱を持つ玄関のひさし、その真横に大きな窓があって
まるでシルバニアファミリーの家みたいな外観だった。
「凄く可愛いお家だなあ。こんな家あったんだ…最近建ったのかなあ」
と感動しながらその日はその侭通り過ぎた。