51b14f6d1b650_4

489: 1/2@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 12:27:20.01 ID:aEcxdnZq0.net
俺はとある物のコレクターなんだが、 
コレクター友達Aがある時突然余命宣告を受けるような大病にかかってしまった。 
もう手の施しようがないレベルで、元気に動いているのが不思議な状態だったとか。 

それからのAの動きは早かった。 
部屋に保管している大量のコレクションを黙々と開封し、 
ひとしきり眺めたり触ったりした後分別し、丁寧に梱包し、袋に詰めて市の処分場へ。 
そしてそのままゴミとして処分した。 
俺を含む気心の知れたコレクター仲間5人はそれを黙々と手伝った。 
捨てるものだからと雑に袋に詰め込むこともなく綺麗に梱包して袋に入れ、 
だからと言って受け取り拒否がされることのないよう梱包材の材質や 
梱包方法についてもきっちりと気を遣う友人のコレクションへの思いが伝わって来た。 

そして、売ることもなく(ものすごい価値のある物も普通に捨てた)、 
リサイクル業者に引き取ってもらうこともなく 
(そうした物が後日オクに流れる可能性を警戒していたそうだ) 
全て自らの手で「捨てた」Aのコレクションへの執着が伝わって来た。 
俺らコレクター仲間が「形見分けな。処分する時は絶対に捨てて欲しい」と一つずつ譲り受けた物以外、全てがこの世から消えた。 
Aは現存数が非常に少ない物も普通に持っていたので、下手すると最後の一個がこの世から消えたって物もあったかもしれない。 
Aはその後たった一ヶ月で死んだ。20代だったから進行が早かったらしい。