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1: ランサルセ(宮城県)@\(^o^)/ 2015/09/20(日) 12:19:25.07 ID:1vJb9cah0●.net BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典
神はどこにいるの?「天上」「心のなか」「上」説の論争とは

社会学者の橋爪大三郎氏と元外務省主任分析官の佐藤優氏による対談。今回両氏が挑むのは、現代キリスト教に最も影響を与えた神学者カール・バルトである。バルト神学を突き詰めれば、今後キリスト教世界の進む道が見えてくる。


橋爪:これまでは歴史的な文脈で三大一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)を語ってきましたが、今回は現代のキリスト教に絞って議論を進めてみましょう。

佐藤
:キリスト教は第一次世界大戦を境に大きく変わりました。19世紀の主流も啓蒙主義でした。多くの人が基本的には科学技術と人間の理性に頼ることで理想的な社会が作られていると考えていた。

橋爪:神がいなくても合理的に考えれば、世界は進歩していくはずだ、と。

佐藤:そうです。また19世紀はナショナリズムの時代でもあった。国家や民族という大義の前に命を投げ出す土壌がつくられた。そして大量破壊、大量殺戮をもたらした第一次大戦が起きた。

19世紀は、基本的に18世紀の啓蒙主義を継承していた。理性を基本にした社会から世界大戦が生じてしまった。
そして伝統的神学はこの戦争を追認することしかできなかった。この限界を克服しようとする過程でバルト神学は生まれたのです。バルト神学は、現在のキリスト教を考えるうえで避けては通れないほどの影響力があります。

続きます