1: 野良ハムスター ★ 2015/10/07(水) 15:20:01.76 ID:???*.net
カラスの鳴き声を聞いて、愛する仲間の死を嘆いているように感じたことはないだろうか?

高い知能を持つカラスは命を落とした仲間の周りに集まる。今回はFacebookに寄せられた
「ワタリガラスは仲間が死んだとき、葬式のようなものを行うと聞いたことがありますが、本当ですか?」
という質問に答えてみよう。

米ワシントン大学で生物学を研究するカエリ・スウィフト氏によると、カラス、カケス、カササギ、ワタリガラスなどカラス科の鳥は知能が高く、鳴き声で呼び合ったり、集まったり、命を落とした仲間がいることを知らせたりするという。

とはいえ、仲間の死を悼んでいるというわけでもない。自分たちが同じ目に遭わないよう、仲間を死に追いやった脅威を見極めているらしい。スウィフト氏が『Animal Behaviour』誌で発表した研究論文によると、アメリカガラスはカラスの死骸を持った人間を脅威とみなし、その人物の近くで餌を食べる場合にはかなり警戒するという。


■マスクマン現る

スウィフト氏は2年間に及ぶ実験を開始するにあたり、ワシントン州内の100カ所以上に餌を置いた。
いずれもカラスが巣をつくり、繁殖している場所だ。次に、カラスたちからはっきり見える場所に、仮面で顔を隠した約25人のボランティアに30分間立ってもらった。
仮面を着けさせたのは、表情を隠すためと、複数のボランティアを同じ顔の人間に仕立てるためだ。

各ボランティアはカラスの死骸を持っているか、カラスの捕食者であるアカオノスリの死骸の近くに立っているか、カラスの死骸を持ってアカオノスリの死骸の近くに立つかのいずれかの行動をとる(実験には剥製の鳥を使用)。
さらに対照実験として、ボランティアがいない、もしくは何も持っていない場所も設定した。

カラスたちはほぼ例外なく、ボランティアと鳥の死骸を見たときに「騒ぐ」という形で反応した。
仲間たちに向かって警告を発しているのだ。対照実験を含む4つの状況のうち、アカオノスリとカラス両方の死骸がある場合に最も大きく反応し、何も持たないボランティアには反応しなかった。

カラスが反応したボランティアには6週間、定期的に同じ場所に行ってもらった。
ただし、次からは何も持たずに行った。それでも、カラスたちはボランティアが現れると騒ぎ、その後数日間にわたって警戒した。カラスの死骸を持った人間を脅威と認識したのだ。

スウィフト氏はさらに別の実験も行った。
ハトの剥製を持つボランティアを追加し、反応を見たのだ。
カラスたちの反応ははるかに穏やかだった。
つまり、「カラスたちはほかの鳥よりカラスの死骸に敏感だということです」

この研究は、カラスは何らかの危険性があるとみなしただけで、人間を警戒することを示している。

(以下省略)

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http://natgeo.nikkeibp.co.jp//atcl/news/15/a/100600040/