1: ハンバーグタイカレー ★ 2017/09/06(水) 19:46:39.20 ID:CAP_USER9.net
柿の種、宇宙へ――。

亀田製菓(新潟市江南区)の主力商品「亀田の柿の種」が8月、宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)から「宇宙日本食」の認証を受け、国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士が食べることができるようになった。米菓が認証されるのは初めて。

 認証を受けたのは、専用パック(縦9センチ、横9センチ、高さ4センチ)に入った35グラムのピーナツ入り柿の種。乾燥剤などを入れて賞味期限を1年6か月に延ばしたが、中身は市販のものと同じだ。

 同社が宇宙食の開発を始めたのは2014年。柿の種の「発売50年」を16年に控え、新たな研究テーマとして輸出などに役立つ「長期保存」に注目したのがきっかけだった。

 JAXAの定めた宇宙日本食の基準は、▽常温で少なくとも1年半の賞味期限があること▽電気系統に影響が出ないよう飛び散らない工夫をしていること▽容器が宇宙空間の環境に耐えられること――など。同社はこれらの基準に合わせるため、容器の蓋を途中から開きにくい構造にして、さらに面ファスナーを取り付けて繰り返し開閉できる工夫を施し、無重力状態でも中身が飛び散らない専用のパックを開発した。

 セ氏50度から氷点下50度までの環境にさらしたり、450水銀柱ミリ・メートルでの減圧検査を行ったりしても問題がないことを確認した。また、乾燥剤や脱酸素剤をフィルムパウチに入れて1年半保存した後、味に変化がないことも確かめた。

 発売50年となった16年の認証には間に合わなかったものの、JAXAは今年8月7日、柿の種を宇宙日本食に認証。有効期限は5年間で、早ければ来年にも宇宙飛行士が柿の種を選び、宇宙に持ち込まれる可能性があるという。

 同社では今後、JAXAと相談しながら、他の味の柿の種や、「ハッピーターン」などの認証取得も検討していくという。開発に携わった本間以祝いのりさん(28)は「様々な制約をクリアするのが大変だった。世界中の人に柿の種を知ってもらうきっかけにしたい」と期待を込める。佐々木俊之さん(37)は「将来、宇宙旅行が一般的になったときに、おやつとして柿の種を持って行ってもらえたらうれしい」と夢を語った。

 ◆宇宙日本食=ISSに長期滞在する宇宙飛行士が「食べたい」とオーダーすると、補給船などで運ばれる。宇宙飛行士のストレス軽減を目的に2006年に始まり、食品メーカーの申請を基にJAXAが審査、認証する。これまでにカレーやラーメン、ようかんなどが認証され、柿の種が30品目。