114: 本当にあった怖い名無し 2017/10/22(日) 03:07:00.20 ID:EwYCHvhV0.net
当時の上司に酒の席で聞いた興味深い話。

趣味の渓流釣りに出かけたという上司。
いつもならキャンプ場をかねたような場所で釣っているらしいんだが、
今回は趣味仲間のAさんの案内で山深い秘密の場所とやらへ向かうことになった。

山を登ること2~3時間ほど。
登山道をはずれ、道なき道を進むと程なく斜面に出た。
聞けばここを下りると目的地はスグそこらしい。
なるほど・・・・・・耳を澄ませば水の流れる音も聞こえてくる。
逸る気持ちを抑え、斜面で滑らないように一歩足を踏み出すと

「カコォーーーン!」

背後で音がした。
何の音だ?と振り向くが、Aさん曰く「業者が木を切り出す音」だそうだ。

「コォーーーン!」

山に鳴り響く木を打つ音。
人に見つかっては面倒だと急ぎ斜面を下り、目的地の渓流に辿り着く。
重い荷物をようやく降ろしてテントを組み立てる。