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423: 本当にあった怖い名無し 2017/11/19(日) 01:02:28.12 ID:YIP4NV1v0.net
これは自分が小学三年生の時に本当に体験した話。

当時自分は二つ上の兄が友達と遊ぶ所によく付いて行ってた。
兄は鬱陶しそうにしていたけど当時小学三年生の自分は年上と遊ぶことに優越感を覚えていた。
兄たちがよく遊ぶ場所は決まっていてマンションに囲まれたちょっとした広場で、遊ぶ内容といえばサッカーがほとんどだっだと思う。
夢中で遊んで時間も遅くなった時に誰かが蹴ったサッカーボールが広場にあるマンションが所有してる倉庫の所に飛んでいった。
その倉庫の扉はいつも鍵がかかっていて電気もついてなくて入り口から扉までが無駄に5メートルぐらいある建物だった。
そして化け物が住んでるとか管理人の家だとか幽霊がいるとか小学校では噂になってる場所だった。
誰かが蹴って飛んでいったサッカーボールはちょうど倉庫の奥に向けて飛んでいったけど倉庫は電気が点いてなく、夕方ということもあり外からは奥の扉が見えないぐらい暗かった。
そのサッカーボールは一番年下の自分が取りに行くことになり、どうせ扉にぶつかってるんだろうなと思いながら倉庫に入って行くといつもは完全に閉まっているはずの倉庫がその日はなぜか空いていた。
ボールは扉の枠に当たって中には入っていなかったけど様々な噂が小学校で流れていたため倉庫になにがあるのか急に興味が出てきた自分は落ちてるサッカーボールを抱えて1人で倉庫に入って行った。


424: 本当にあった怖い名無し 2017/11/19(日) 01:05:14.31 ID:YIP4NV1v0.net
恐る恐る入っていったものの中にはモップとかバケツとかの掃除用具が立てかけてあるだけで
当時小学三年生の自分は正直ガッカリしたのを覚えてる。
結局何でもないじゃんとか思いながら倉庫を後にしようとした時、急に立てかけてあったモップがカタンって倒れた後フフッていう笑い声がした。
でもその時自分はなぜかその笑い声を自分の笑い声だと思って怖いとか不思議に思うことすらなく倒れたモップを元の位置に戻してあげようとした。
モップを元の位置に戻そうとしている時、急に視界の端に白い何かがチラついた。
その方向を見るとそこには二つのモップが浮いて上下に揺れてたんだ。
さっきの笑い声や揺れているモップが急にとてつもなく怖くなった自分は大急ぎで兄たちの元に走っていった。そして今見たことを説明したけど当然信じてもらえずその後何ヶ月かはそのことをネタにバカにされてたと思う。
大きくなった今はマンションの管理人さんがいてたまたま両手にモップを持っていたのを見間違えただけかなとか思うけれどモップが倒れた時に聞こえた笑い声は何となく人間じゃないような気がする。
オチも何もないけどこれが本当に体験した自分が怖かった話です。

425: 本当にあった怖い名無し 2017/11/19(日) 06:52:15.90 ID:zID+8gVc0.net
俺の住んでたど田舎では"人魚を見た"というだけでそこが禁漁区になる。
それが昔から続く風習だから。 ただそれだけの理由で禁漁区になる。

実家を継いで漁師になった俺の弟は、その風習を使って金儲けを考えた。
禁漁区は5年もすれば魚のデカさがとんでもない事になってる。
アブラメなんか1メートル近いのがあがったりするし、カサゴもオコゼも大きくなる。

そこまでデカくなってしまうとぶくぶくに膨れて、なんの魚なのかわからない事もしばしばある。
そんな魚はここいらじゃ売れないのでよそへ売りに行く。
不思議と都会の人間は物珍しさで皮がぱっつんぱっつんのアブラメを高く買ってくれる。

禁漁区にカゴさえ入れなければ釣りをしてもいい(本当はだめです)という謎理論で、それをやって弟は儲けた。
しかしそんな日々も長くは続かなかった。

釣りが趣味の俺と弟が一緒に釣りに出かけたある日。
そのスポットは俺しか知らない秘密のスポットで初めて弟を招いた。
小学生の頃から10年ほど通う場所で、大きなカレイなんかが釣れた。
海底が砂で海藻が多く潮の流れが早いのと二枚潮で、不人気なスポットだったんだ。

しばらく釣りをして弟が人魚を見つけた。 人生で初めての経験だった。
想像していたものとは違っていた。
アザラシのような尾っぽに、少し出た胸。 下着なんかはつけていなくて、髪の毛がある。
こちらを背に泳いでたまに顔がこちらを向くくらいだったので、顔は確認できなかったけど
多分、あれが人魚と呼ばれる生物なんだと思う。

そのことを家に帰ってから漁業組合に報告すると、37年ぶりの発見報告だったらしく俺のスポットは禁漁区になった。
弟はその事を非常に申し訳なく思っていて俺に謝った。

「○○くん(俺の名前)ごめん。実は禁漁区で釣りして他所で魚売ってたんや。
バチが当たってしもうたんかもしれん。ごめん。」

ここで初めて弟の悪行を知った。多分バチとかじゃないと思う。 これでこの話はおしまい。

429: 本当にあった怖い名無し 2017/11/19(日) 14:12:04.14 ID:CwIAkLi1O.net
舞台が日本じゃなくて、カリブ海(野生のマナティだっけ)あたりを想像すれば余裕

430: 本当にあった怖い名無し 2017/11/19(日) 16:56:09.92 ID:zm4E/7O10.net
創作でしかも幽霊の話じゃないんだが投稿していいかな

432: 1/5 2017/11/19(日) 17:28:27.95 ID:zm4E/7O10.net
新婚2年目の5月のことです。前の年に赤ちゃんができて、生後半年でした。
あの頃は集合住宅に住んでいまして・・・かなり大きな団地でしたが古くて・・・
入居者も歯がかけたようにほつぽつとしか入っておらず、
子どもがもう少し大きくなったら新しくて広いところに越そうと、夫と話をしていました。

夫は食品販売の会社に勤めていたんですが、4月から3ヶ月の長期出張で地方支店に行ってました。
週末には帰って来ましたが、平日は赤ちゃんと2人でのんびりと過ごしていたんです。
それでですね、第2週の月曜に、右隣に新しく人が越してきたんです。
事前の連絡なんかはなかったです、自治会があまり機能してなかったんですね。
私が午後に赤ちゃんを乳母車にのせて2時間ばかり買い物に出ている間に、
もう引っ越しは済んでしまっていましたから、荷物はあまりなかったんだと思います。

先ほど、のんびりしたと言いましたが、やはり寂しさもありましたので、
話し相手になるような人ならいいなと思ってました。
ところがその日も、翌日もご挨拶も何もなかったんです。
こちらから伺うのもなんですし、そういうのが今風なんだと思って黙ってました。
ところがそれだけじゃなくて、通路で会ったとき私から挨拶しようとしたら、
ふいと横を向いて部屋に入ってしまったんです。
私より5歳位上でしょうか、ちょうど夫くらいの年齢だと思いました。
きれいな方だと想うんですが、ボサボサの髪に化粧っ気はまったくありませんでした。

433: 2/5 2017/11/19(日) 17:29:29.32 ID:zm4E/7O10.net
失礼な人、と思いましたが、どうやら一人暮らしで、昼夜逆転の生活をしているようでした。
日中は出かける様子がないし、夜ずっと部屋に明かりがついていたんです。
どうしてわかるかというと、物干し場をかねているベランダが、
胸までの高さの仕切りはあるもののつながっていて、
そこから身をのり出すとサッシ戸がのぞけるんですが、
新しいカーテンのすき間から夜中ずっと明かりが見えてたんです。
いえ別に監視していたわけじゃなくて、なんとなく薄気味が悪いなと思ってたんです。
・・・夜の仕事というわけではなさそうでした。
ときおり深夜に出かけることもありましたがすぐ戻ってきて・・・
食料をコンビニ等で買ってたんだと思います。

そのうち土曜日になり、夫が帰ってきたのでお隣の話をしましたが、
「へえ、そう」と言ったぐらいでほとんど関心がないようでした。
翌週の月曜日、天気がよかったのでベランダに洗濯物を干していましたら、
そのお隣のベランダを白い猫がうろついていました。
動物が好きではないので種類はわかりませんでしたが、ごく普通の日本の猫に見えました。
ノラ猫ではないと思いました。この4階のベランダに登ってくることができるとは思えませんし、
首に鈴がついてチリチリ鳴ってましたから。それに手術しているのか鳴き声もたてません。
お隣で買っている猫なんだろうか・・・
団地はペット禁止でしたが、そのときは苦情を言うつもりはなかったんです。

434: 3/5 2017/11/19(日) 17:30:30.29 ID:zm4E/7O10.net
それが・・・数日後風を入れるためにサッシを開けていたら、
どうやらその猫が入り込んだようなんです。
寝室のほうに寝かせてある赤ちゃんのベビーベッドの布団にひじょうに臭いシミがついていました。
もちろん赤ちゃんはおむつなので、赤ちゃんのおしっこというわけではありません。
いつも寝室への襖は少し開けていますので、
そこからベランダを通ってそこから入り込んだとしか考えられませんでした。
これは苦情を言うしかないと思い、意を決して通路に出、隣の部屋のインターホンを押しました。
しばらく間があって「・・・何ですか」と機械のような抑揚の返事が返ってきました。

「あのお宅で飼っている白い猫のことなんですが・・・」
「・・・猫がどうしたって」
「ベランダからうちに入り込んでるみたいなんです」
「それで?」
「困るんです。うちには赤ちゃんもいますし」
ここでまた間があって、「赤ちゃん」とインターホンからあざ笑うような声が聞こえました。
「ドア開けられないからそのままベランダに出て。そこで話すから」
ベランダの仕切りごしに話をするということなんだろうか、なにか部屋に入れられない理由でも・・・
それで不承不承ベランダに出ました。

435: 4/5 2017/11/19(日) 17:31:31.42 ID:zm4E/7O10.net
待っているといつまでも出てきませんので、そこから声をかけました。
「あのベランダに出たんだけど」
するとサッシのすぐ後ろから「今行く。準備してるんだよ」と声がして、
隣の女が両手に頑丈そうな白の布袋をひきずって出てきました。
相変わらずボサボサの髪でジャージの上下でした。
「あんたに迷惑かけたようだから猫を始末するよ・・・どっちの袋に猫入ってると思う」
わけがわからず黙っていると、
「早く選べよ、この2つの袋には猫とお前の赤ちゃんがはいってるんだよ」
「嘘!!そんなことありえない」

「・・・お前が最後に赤ちゃんを見たのはいつだよ?
さっきこの仕切りを乗り越えて袋に入れたんだよ」
袋は下に置かれていましたが、よく見ると どちらも布を突っ張るようにして中で動いてるものがあります。
私は思わず赤ちゃんを見に部屋へ戻ろうとしましたが、
「動くな!動くとガキを入れたほうを下に放り投げるよ!」
「早く選びな。3つ数えるうちに選びな、1・2・・・」
私は仕切りにとびついて乗り越えようとしました。でも足が上がりません。
女は片方の袋を持ってベランダの向こうの仕切りまで後じさりすると、
高笑いしながら、両手で袋を外への手すりの下のコンクリの柱に叩きつけ出しました。
「アハハハハハハハ、さあ、死ね、死ね」

436: 5/5 2017/11/19(日) 17:32:33.60 ID:zm4E/7O10.net
袋の中で「ギッ、ギイイッ」というくぐもった声がしていました。
女はすぐに疲れて、袋をコンクリの角に立てかけて足で踏み始めました。
「ギッ、ギニャッ」「アハハハハハハハハ」白い袋に赤く血が滲んできました。
私は仕切りを越えるのをあきらめ、寝室まで走りました。
赤ちゃんはベビーベッドですやすやと眠っていました。
「お前の赤ちゃんは声帯取ってないだろうが、アハハハハハハハア」
ベランダで女が叫び声を上げていました。
私は迷わず警察に通報しました。

ここからのことは話したくないです。
女は夫の昔の恋人だったみたいです。あの団地のことを調べて越してきたみたいなんですね。
夫がそのことを知っていたかどうかはわかりません。
裁判のときには知らなかったとは言ってましたが・・・離婚したんです、このことのせいで。
女のほうは動物虐待ですか・・・たいした罪にはなりません。
両親らしき人が警察から引き取って連れて帰ったはずです。
どこかの病院に入院してるんじゃないかと思いますがわかりません。
あと、猫の袋とは別のもう一つのほうには、動く赤ちゃんのリアルな人形が入ってました。

437: 本当にあった怖い名無し 2017/11/19(日) 17:50:47.17 ID:hkR/jbeO0.net
こわ~・・・

438: 本当にあった怖い名無し 2017/11/19(日) 20:09:10.55 ID:wHuCZ5B70.net
ほんのりどころじゃねえわ

440: 本当にあった怖い名無し 2017/11/19(日) 22:20:23.72 ID:QxXxNmc/0.net
最初稲川Jさんの語り口調で読んだよ
ベビーカーと称さないのは時代背景が古めなんかなぁ
マーキング困るよね

441: 本当にあった怖い名無し 2017/11/19(日) 22:36:53.59 ID:EyjkVSEkO.net
創作宣言がなけりゃ、良作だったな

446: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 06:08:21.48 ID:lSrmcHyAO.net
創作だろうと思って読んでるくせに創作宣言されるとなんとなく萎えるのが不思議

447: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 08:07:16.13 ID:/f6eiWO60.net
こういう日常の中にある異常者の話もいいもんですな。オカルトじゃないけど。

461: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:34:55.60 ID:d0F7ZS9r0.net
つい先日、同級生と久々に飲んで思いだした話。
今くらいの季節で10年くらい前。当時大学生だった俺は東北の地方都市で一人暮らしをしてた。
この街は少し変わった造りで、街の中心にひょうたん島みたいな200mほどの山がある。
山の駅側は神社や夜景、桜が見れ、夜でも人や車の往来が多く賑わっていた。
でも裏側は夜は真っ暗で不気味な感じ。
ある時、山の裏側で友人ABCDと五人でサバゲをやることになった。

朝から集合し、軽く遊んでだんだん飽きたね、って雰囲気になった。
するとBが山から高架橋走る電車が撮りたいと言い出しみんなで獣道をザクザクと駅の方へ獣道を歩いていった。
20分ほど歩いたところで池があり、獣道が終わった。
「これ以上進めないなー。諦めるか。」
なんて話しながら辺りをガサガサしてると
B「あれ、洞窟じゃね?ほら、あっち」と言った。
指さした方を見ると池をぐるりと囲む崖の一角に洞窟らしきものがある。
入口がちょうど大人が這って入れるような大きさで池の対岸にあった。

462: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:35:26.59 ID:d0F7ZS9r0.net
A「ちょっと見てくるわ」
小柄なAが池沿いに脛辺りまで水につかりながらバシャバシャ走って行って、穴を覗くと興奮した様子で、
「こっちきてみ!スゲー広いぞ!ずっと奥まで続いてるぞ!」
ってはしゃぐので
「これは行くしかねー!」
って感じになり皆で入りました。
中は男三人が並んで立ってもまだ余裕があるくらい。
高さに至っては2m以上。地面は整地されている箇所も多く、『洞窟』というより『坑道』とか『防空壕』を思わせる雰囲気。
岩肌むき出しの天井には10センチほどの人工的な四角い穴が定期的に空いていた。
入口付近にはペンキで「長」と「津」を合わせたような謎の漢字が壁に書き殴ってあった。
懐中電灯で奥を照らしてもかなり奥まで続いているようで、予想外のおもちゃを見つけた俺らは興奮し、
「中国人が掘った坑道?」
何て笑いながら5人で進んでいった。
奥へ奥へと進んでいったんだけど、想像以上に広く、分岐の殆どは十字路になっていた。
内部は相当広くて全ての道は調べられなかったが、内部は十字路がいくつもあり、碁盤の目のように規則的な作りなんじゃないかと推測した。  

463: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:35:53.65 ID:d0F7ZS9r0.net
最後尾にいた俺とBは分岐の度にかっぱえびせんで大きな矢印を床に作って十字路を奥を目指して進んでいった。
やがて緩やかな下りの一本道になり周囲がゴツゴツ狭くなり始め、ついに先細りになって這わないと通れないような場所にたどり着いた。
?十十入
?十十十
?十十十
十十十十
十十十?
十十??


|←(細い下り坂)

内部は探索していない場所も多いがこんな感じだった。
G-shockを見ると15時半。すでに一時間半以上経過していた。
B「ここが最奥かね?」
C「どうする?時間的に引き返す?」
そんな会話をしていた時

ッチッタッ

突然音がしてみんなが固まった。
「チッて言った?」「水の音?ではないよな?」
何か舌打ちをするような聞こえて。
周囲を探した結果、どうやら最奥の小さい穴の方から聞こえてくるんじゃね?という結論になった。

464: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:36:40.94 ID:d0F7ZS9r0.net
音は暫く断続的に続いていたがやがて止まってしまった。
「なんなんだろうな」
「先いってみるか」
Cがそう言い出し、這って穴をくぐり始めた。
周囲の岩は脆そうだったので大きいDとBは残り、A、C、俺で這って行った。
Cが潜って数秒もしないうち、
「この先、出れるぞ!」
穴の向こうから声がした。
意外にも狭い箇所は2m程で終わり、その先は広くなっていた。
ちょうどTの形になっており、「|」の部分が這って通ってきた最奥の細い箇所、「―」がその先の広い道って感じで。

早速、二手に分かれて探索してると、
「ちょっとこっち来て!」
とCが呼んだ。
近づいてみるとCの探索した方の道は両側にカマボコ形の入口が並んでいる。
そして、奥の方の穴は全て塞がれてた。

穴壁穴壁穴壁穴壁穴壁穴壁穴 出口
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穴壁穴壁穴壁穴壁穴壁穴壁穴
て感じで。

465: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:37:13.93 ID:d0F7ZS9r0.net
「なんだここ・・・」
「何でコンクリで塞がれているんだろうな。封印w?」
そんな風に話しながらホテルの廊下のような坑道を歩いていった。
「お、ここ、少し崩れてるぞ?」
見るとコンクリートが崩れて大人の頭二つ分ほどの空洞が空いている。
早速覗きこんだCが、

「あれ?すぐ壁だ…あ、違う・・・・これ縦穴だ。
底照らしても全然見えねー。相当深い」

と驚いた。俺とAも
A「マジ?これ塞いであるトコ全部縦穴なのかな?」
俺「地下世界の入り口じゃね!」
と盛り上がって。

その後でAが
「ちょっとBから借りたカメラで中を撮っとこーぜ。」
とAがカメラを構えて再度穴を覗いた。

466: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:39:25.97 ID:d0F7ZS9r0.net
パシャ!パシャ!

「あっ!!!?」

何度かフラッシュが瞬いた後、Aが驚いた顔でこちらを見て

A「……何かおる!」

と呟いた。
C「動物ー?さっきは何も見えんかったぞ!」

そう言ってCが近づいた。
A「違う!見てみ!縦穴の下の方になんかでかいのいた!なんつーか、

 つ く し?」

C「つくし?」

A「だから!『つくし』みたいな細長い頭の奴がおる!」
俺「それ岩じゃねーの。ちょっと俺にも見せ 『 チッ タ 』 ろよ」
Aの覗いていた穴から相当に近い音で聞こえた。

「行くぞ!いそげ!」

振り返ったAの声で急に我に返った俺とCは急いで逃げ出した。
10mほど穴から遠ざかったところで坑道に這って戻る場所まで来た。

467: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:39:52.41 ID:d0F7ZS9r0.net
押し合いながらCと俺が這って戻り、Aが出てきた。
何だ?どうしたんだ?ってキョトンとてるBとDに
「逃げるぞ!変なのいた!」
ってCが短く告げて走り出した。
俺らもガチャガチャ荷物を揺らしながら逃げた。

BとDは「何?」「何いた?」って??顔で付いてきた。
とにかく走って、碁盤の坑道まで付いたところで皆息が切れた。

468: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:40:19.65 ID:d0F7ZS9r0.net
B「何いたの?びっくりしたわー」
D「また音聞こえたと思ったら速攻で逃げてくるから」
俺「奥の縦穴で変な生き物がいたみたい。あの音もソイツが言ってたっぽい」
A「あの音、アイツの喋り声だったとか洒落なんねーよ」
C「『つくし』みたいな頭の生物ってw」
なんて皆で話をしていて少し雰囲気が緩んだ。
Dの様子がおかしい。しきりにまだ探索していない十字路の横道にライトを向けていた。
「D?」と聞くと
「いや、あっち何か動かなかった?」とライトを奥へ向けている。
Cも一緒に横道へライトを向けた。
D「あれなに?棒?」

「つーか動いてね?」

Aもライトを向けた。

469: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:41:20.51 ID:d0F7ZS9r0.net
「えっ?何あれ?え?」
「やばいやばいやばい!」

白い棒のようなものがにゅっと側道の奥から突き出ていた。

「手!手だ!手ぇでて来た!」
突然Dが叫んだ。

「ヤバいヤバいヤバい!!」

漢字の分岐に着き、そして何とか坑道を脱出した。
時刻は6時半過ぎで真っ暗だった。

D「やべーってなんだあれ!Aの言ってた『つくし』?」
A「わからんけどあんな色やった!眼が反射して光ってて・・・」
俺「手?腕?」
C「ピンクぽい手?だったよな!」
B「道幅2m以上はあったぞ!「手長足長」か!?」
A「絶対『つくし』だ!アイツ追いかけてきたんだ!」

470: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:41:38.97 ID:d0F7ZS9r0.net
そんなこんなでその日は解散。
後で情報処理ROOMでAが撮ったデジカメを見たがほとんどブレブレだった。

数日して、Cと喫煙所で話をしていると最近Aが大学に来ていないって話になった。
C「まあ単位撮り終わってるみたいだからまたパチスロ行ってんじゃね―の?」
って言ってたが、気になって「生きてる?今Cと学校来とる」ってメールをしてみるとすぐに「色々忙しくてスマン!」ってだけ返ってきた。
俺「生きてはいるみたいだわw」
C「やっぱスロットだろうな」

471: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:42:00.15 ID:d0F7ZS9r0.net
なんて話をしていたら顔馴染みの教授が会話に混ざってきた。

何でもゼミで例の山でバーベキューを企画してるらしく、
Cが「そういや、先生、怖い話あんすよ!この前H山で凄いの見つけて…かくかくしかじか…」
と話し始めた。

『お前らあの山へいったのか!』

なんて展開は無く、

教授「へー。あそこの山さ、炭坑跡だかなんだかを旧帝国陸軍が秘密基地にしたらしいよね。中○工場とか知らない?あんなかんじで。」

俺「初耳ですよそんなん。もっと話題になってんじゃ…。聞いたことなかったですよ。」

教授「山の右側数キロくらい広がってるらしいよ。戦時中は朝鮮から来た人も大勢働いてて何人も死んでる。終戦まで穴作り続けたみたいよ?亡霊かもな(笑)」

C「亡霊ですか…」

472: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:42:45.26 ID:d0F7ZS9r0.net
教授「でもあそこ入り口は全部塞いであるらしいよ?まぁ、全部把握できてるかってーとそうでもないけどね。
元々炭鉱だったて話も資料も図面もなーんにもないからよくわかってないし。
ま、秘密基地っつーくらいだから図面あったらマズかったのかもしれない。縦穴とか危ないし一応、学生課注意するよう言っておく?」

C「誰も行かないと思いますけど機会あれば言ってください、俺らも偶然見つけたし。」

教授「穴塞ぐのだって行方不明が結構出てるからだし。戦争の歴史を管理展示しようてお年寄りもいるからちゃんと管理すりゃいーのになんでやらねーんだろうなぁ・・・。」

って話で終わった。

473: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:43:11.50 ID:d0F7ZS9r0.net
「幽霊か~」Cが呟いた。

俺「何か幽霊って感じではなかったよな」

C「モロに生きてる感じだったわ」

俺「でもさ、あんな生き物いるのか?あの『チッ、タッ』って鳴き声も謎だわ」


C「チッタ? 『コッチ、キタッ』だろ? 
 ゾッとしたよな」

474: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:47:44.22 ID:d0F7ZS9r0.net
以上、思い出しながら書いてしまい時系列的な話になってすいません。
ちょうどXファイル流行った時期でしたが怖くて見れませんでした。
警察になったAもあの事については何か変な感じです。
縦穴の画像だけ残ってました。
no title

475: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 18:48:55.14 ID:d0F7ZS9r0.net
横穴も。
no title

476: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 20:41:00.05 ID:IiOLXMfD0.net
なにこれ興味

477: 本当にあった怖い名無し 2017/11/20(月) 22:12:59.38 ID:GA0RB6rh2
画像怖いな


元スレ:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1507703100/


●「うしみつ」ではみなさんからのネタ提供をお待ちしています●
ブログを見ていただいたみなさんからのネタ提供を募集します。
以下のようなネタがあれば、「うしみつ」にどしどしお送りください。
ネタはブログに掲載させていただきます。

・恐怖体験談、不思議体験談(実体験・創作問わず)
・「うしみつ」でやってもらいたい話題、ネタ(どんなものでも構いません)
・「うしみつ」で調べてもらいたい話題、ネタ(オカルト関連の未確認情報や噂など)
・イラスト投稿
・その他、速報や上記に該当しない様々なネタ


ネタ投稿は usi32@kjd.biglobe.ne.jp へお願いします。
尚、ネタ投稿以外の連絡先は別ですのでご注意ください。

追記①:たくさんのネタ投稿をいただいております。ネタはなるべく一か月以内に掲載させていただきますが、調査依頼など、掲載に時間がかかる物もあります。気長にお考えいただければ幸いです。
追記② :いただいたメールには掲載日までにお返事を送っております。PCからURL込みの返送となるため、設定によってはお手元に届いていない可能性があります。ご了承ください。