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587: 名無しさん@おーぷん 2016/03/30(水)21:25:07 ID:2SR
横から失礼
未だにワケわからん事があるから吐き出す
二回に分けるね


20年ほど前に100年に一度と言われる大雪を体験した、当時11歳
数年前に100年に一度と言われた大雪が比じゃないくらい

その日は冬休みの最中で、小学校の隣の保育園に勤務する姉が
「こんな雪じゃ保育園が危ない、雪下ろししてくる」
居間には俺と母、二人とも姉を止めた・・・が、聞く耳持たず姉は出て行った

こんな大雪の日に雪下ろししたって・・・すぐ積もっちまうよ
子供にすら言わなくてもわかることだった
姉を心配した俺はすぐに防寒具を纏い姉を追った、母も心配だから付いて行ってやれ、と

歩いて10分の距離にある保育園につくのに、その日は30分以上かかった気がする
当時150cmの俺のひざ上まで積もった雪が行く手をさえぎり、空は雲で覆われ白い世界に光はささず、遠近感もない
2~3m先を歩く姉の消えそうな背中を見失わないようにするのがやっとで
歩くペースが変わらない姉に追いつこうと、ときどき走ったつもりだが、距離は縮まらない

現地についたら安心した
姉の目的地はここだし、現地に着いたときには姉の姿は見えなかったがここにいるはずだから
雪をかいていれば逆に俺を見つけてくれるだろう、と

門柱の雪をかきながら思った
・・・そういえば、どうやって屋根の上に上るつもりだったんだろう・・・
ふと保育園の屋根を見る・・・雪が積もってるだけだ、人影もない
「あ、やっぱり諦めたな。そもそも危ないことはしない姉だもんな・・・多分もう帰ったな、俺も帰ろう」
こんな日に職場の雪下ろしやるなんていう正義感の強い姉だったからこそ、帰宅時に俺を探そうと声も出さない姉に
「薄情だなぁ・・・家に帰ったら文句いってやろ」なんて思ってた

通学路のカーブミラーや塀を頼りになんとか帰宅した
そんな俺を待ってたのが、コタツにあたっていた姉と母
姉「おかえりー・・・あんたどこ行ってたの?」
はぁっ? 本当に脊髄反射で声が出た
母「こんな雪の日に何時出ていったの?」
?????
「いやいやだってねーちゃんが保育園の雪かきいくっつーから心配で後ついてったんじゃん!!」
姉「え?あたしずっとここにいたよー?」
本気でしらばっくれてる、もういいやと思って部屋に行って寝た