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135:1/4:2014/03/07(金) 02:23:25.11 ID:5qEIZ8ly0

20歳前後、新築のロフト付きワンルームを借りていたころの話。

パシッ!と肌をひっぱたくような音、
施錠された上にチェーンもかかっているドアが開閉する音、
キッチンの蛇口からシンクへ ダラララララ…と水が流れ出す音など、
音だけで見えないのは幸いだったが、日常的に怪異が起こる部屋だった。

ある日、いつものようにロフトに敷いた布団で寝ていると
開くはずのない玄関のドアがガチャッ、と音を立てた。
施錠、チェーンをかけているかは就寝前に確認済みだ。
開くはずのないドアの開閉音に慣れてしまうのもどうかと思うが、
その頃には睡眠欲が優先されるようになっていた。
どうせ音だけでいつも特に害はないし、
時計をみるともう午前11時すぎ、
昼間だからあんまり怖くないし、別にいいや。

ただし、この日は展開がいつもと違った。