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●「投稿怪談」として  名無し さん よりいただいた体験談です

usi32: 投稿者 名無しさん 2015/04/16(木) 04:44:44.44 
このうしみつブログで怖い話を毎日読ませてもらってると、たびたび思う事があって、それっていうのは実体験にもとづいた、いわゆる“本当にあった怖い話”ってのは脚色や創作を入れないとちっとも怖くないんだろうなってことなんだ。
それで、今回投稿する話ってのも実話で、あまり怖い話じゃないなって思うんだけど、自分自身ちょっと気になるとこがあって、その確認の意味も込めて投稿させてもらうよ。
ちょっと狙ったような文章と脚色を加えた内容だけど、ただありのままを話しただけじゃせっかく掲載してもらうのに面白くないと思ったから、そこはご容赦ください。ダメだしはコメ欄にどうぞってことで。

何かって言うと夢の話なんだ。もうこの時点で大半の人はガッカリしてるんじゃないかな?
まぁ、なるべく短くするつもりだからちょっとだけ聞いておくれ。どういうわけかさっきから足が痛いし、もう寝たいしね。


その夢は突然始まったんだ。だいたいの夢は突然始まるもんだろうけど。
顔の焼け焦げた女が古い民家の窓からこっちを向いて唸ってるんだ。僕は、その家の向かいのなんにもない道路から呆然とその女を見てる。顔の焦げた女、としか覚えてない。着物を着てたような気がする。髪はあった。黒い長い髪を後ろに垂らしてた。塗りつぶされたような真っ黒な顔は、不思議と怖いってよりも「冗談だろ?」って思いにさせた。

その女がこっちを窓越しに見つめて唸ってるんだ。

おかしな話で、唸り声っていうよりも呻きかな?「おぉおぉ…おお……おおぉ…」って感じの声なんだけど、そんなに大きな声じゃなかった。呻き声ってそんなもんじゃない?なのに、すごくよく聞こえるんだ。街中に響いてたんじゃないかって思うくらい、はっきりと。
あたりは何もない田舎の何もない道。家はぽつぽつ立ってたような気がするけど僕のほかに周りに人はいないことだけは確かだった。遠くには山が見える。空は不思議と晴れてる。顔の焦げた女の呻きが、何故か山々に木霊してる。僕はただ呆然と、女を見てる。女は家から出たいのか、窓ガラスをペタペタ手でひっかいてる。怖くはなかったけど酷く嫌な気分だった。


僕は突然理解した。理解したってより思い出した。僕はあの女を知ってる。あの女は鎌田だ。僕の血筋の飯田家に焼き殺された鎌田の女だ。飯田を恨んで、恨み抜いて焼け死んだ鎌田の女だ。僕の祖先、飯田家は鎌田の恨みを恐れて、鎌田の怨念をあの民家に閉じ込める事に成功したんだ。でも、鎌田の強すぎる怨念は家の中から出てこれなくとも、飯田の子孫の僕らを呪って家の中からでもあらゆる災厄を呼び起こしている。だから、僕の母の家系は報われない人ばかりだったんだ。

僕はその怨念と戦わなければならない。家族のために戦わなければならないからここにいる。顔の焦げた鎌田の女は相変わらずこっちを見て呻いている。きっとあいつも僕を呼んでいるんだ。僕を呪い殺すために。

僕は無感情に足を進めて、いつもやるみたいに戸を開いた。


と、ここで目が覚めるわけ。手探りで携帯を探したら時刻は3時か4時だったと思う。そこはあまり覚えてない。ただ暗かった。
ほんと、人の夢の話って荒唐無稽でつまらないよね。まああと少しで終わるから。
それに、僕は夢から覚めた後が一番怖かったんだ。


「まあ、怖い夢だったんだろうけど、もうこれ系は慣れてるしな…」
なんて事を。考えたんだと思う。悪夢はよく見るからね。いつもみたいにまた寝ようとするんだけど、なんかひっかかる。
「鎌田だとか、顔の焦げた女ってのは知らないしバカバカしいけど、確かに母親の旧姓は飯田だったな…」
で、だんだん心が落ち着かなくなってきた。感覚的には、子供の頃母親の財布からお金取ったのがばれたような、そんな心細さ。
寝ようと思っても寝れないし、不安はどんどん膨れてくる。
最後は本当に、本当に怖くなってしまった。ほとんどパニックだったと思う。
「かあさん呼ばないと!かあさん呼ばないと!!」
本能的にそう思った。そうしなきゃ絶対ダメだって。本当にやばいって。
うまく動かない足でなんとかベッドから起きて、母親を呼びにいこうとするんだけどね、何故か呼びにいけないんだ。足も動くし手も動く。ただ部屋のドアを開けてすぐ近くの部屋で寝てる母親を起こしにいけばいいだけなのにそれができない。意味がわからないと思われてるだろうけど、どうやって母親を呼びにいけばいいか解らないんだ。
仕方ないから大声を出そうと思ったんだ。けど、声は出るのに助けは呼べない。
「あー・・・」とか「うーん・・・」とか、そんな言葉しか出せない。どうやって「かあさん来て!!」って言ったらいいのかわからないんだ。
もうそのころにはほとんど恐慌状態で、部屋のなかを「あー」とか「うー」とか唸りながらノロノロいったりきたりして、最後はベッドに倒れこんで気を失ってた。


最後に、鎌田の顔の焦げたおんなが僕の首を絞めてたとか、そういうオチはないよ。ただね、本当に怖かったんだ。自分が自分じゃなくなりそうって感じかな?我を失うほど怖い思いしたってのはこれが初めてだったかもしれないな。
翌日、普通に朝起きて普通に仕事に行った。母親に夢の事を話そうかと思ったけど、やめた。僕の血筋に関する事を聞くとろくな話は返ってこないだろうと思ったから。

ここで僕が死ぬなり発狂するなりしてればちょっとした怪談にはなったと思うけど、結局オチらしいオチはないし、オチをつけたらそれは完全な作り話になる。強いて言えばその後春なのにインフルエンザっぽいのになったくらいかな?ただ、心底怖かった。


さて、投稿怪談にしては長くなってしまったかもだけどこの話はこれでおしまい。
少しは面白くしなきゃって思ってちょっと脚色加えたけど、85%は実話だよ。もしかしたら霊的とかそういうのでなくて、心身の問題からくる体験だったのかもしれないな。そっちのがやばいか。僕の母の家系はだいたい頭やられてるしね。
もしも、自分の体が意志の通りに動かせないって体験をした人がいたらそっと教えてください。その後脳梗塞で倒れました!とかそんなのがったら病院行っとかなきゃだからね。

それじゃあ、失礼しました。おつかれさま。
 
1001: うしみつ 2032/3/2(火) 04:044:44.44 ID:usi32.com

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