
過去記事再掲載について
サイト移転時にお蔵入りになってしまった過去記事の復活を行っていましたが、ようやくほぼ全ての記事のサルベージが終わりました。
復活掲載に関しては完了しましたが、しばらく古い記事に修正や手直しを加えたものを深夜帯、時事性の無い記事のみに限り引き続き掲載させていただきます。ご了承ください。
モス男、金子たちが居ない時期の古ーい記事もありますので、懐かしむ気分で楽しんでいただければ幸いです。
当ブログの企画記事となります。ご了承ください。
この記事は映画「MAMA」のネタバレ全開ですので、ご注意ください

はろろ~ん、皆さん♪
今週からまた企画記事を復活させていくわよ!
今回はオカ映画第2弾よ!
こんなに怖いママ初めて!…映画「MAMA」
5分でわかるあらすじ解説
お久しぶりのオカ映画です。
話題作やオススメされたホラー映画をうしみつが視聴し、見ていない人が知ったかぶれるようにあらすじ解説をしていくコーナーです。
今回は、結構前にですがコメント欄でオススメをされていた映画「MAMA」を取り上げました。
こちらは2014年に日本では一週間の限定公開をされた知られざるホラー映画です。
ネット上ではプロモーション映像の恐ろしさで話題になり、映画の一場面を切り抜いたGIF動画が流行り、一時期は色んな場所で貼られていましたので、見かけたことのある人は多いと思います。
そのGIF動画はこちら…
https://livedoor.blogimg.jp/usimitsu/imgs/c/b/cbb26f1c.gif
(環境によっては記事の表示に影響を与えるため、サムネイル表示は省略しています。クリックしてご覧ください。あと閲覧注意)
MAMA
投資仲介会社の経営者であるジェフリーは、ある日精神を病んでしまい、共同経営者二名と自らの妻を殺害。幼い娘二人を連れて森の奥の小屋へと辿りついた彼は、そこで二人を殺害しようとするも、小屋に潜む何者かに襲われて姿を消すのだった。
それから5年後、ジェフリーの弟であるルーカスは、あの小屋で姉妹を発見する。奇跡的に生還していた彼女たちの精神状態に強い興味を持ったドレイファス博士の協力のもと、彼は恋人のアナベルと姉妹とで博士が用意した家で共同生活を営むことにする。
だが、共同生活を始めたある日、アナベルの周りで不可解な現象が起こり始める。
https://ja.wikipedia.org/wiki/MAMA (映画)
それではいつものように画像とともにあらすじを追っていきましょう。
あ、ちなみにポスター画像のセリフ「ママ、私パパに殺されるの?」ですが、劇中にこんなセリフはありませんし、パパの出番なんてかき集めても全部で3分もありません。

物語の始まりは、雪中を彷徨う三人の父娘
なにやら分け有りのご様子です
主人公は幼い姉妹、ヴィクトリアとリリー。
二人の父親であるジェフリーは、精神を病んで妻を殺害、娘二人を連れて森の廃屋に向かいます。
目的は心中自殺。
何も知らない娘・ヴィクトリアに銃口を向けた途端、ジェフリーは何者かに襲われ姿を消されてしまいます。
取り残された幼女たちは、古びた無人の廃屋で生きていくことを強いられることになるのでした。
父を襲った「何者か」の手助けを受けながら…。

右が姉のヴィクトリア。眼鏡を外すと何も見えず、父親が自分を殺そうとしたことも、何者かが父を襲ったことも分かっていない様子です。
左が妹のリリー。まだ立つことも、言葉を話すこともできません。

…で、話は飛んで五年後です
五年後、ジェフリーの弟ルーカスは、兄と姪たちの捜索を諦めていませんでした。
捜索の甲斐あり、奇跡的に発見・救出される姉妹。
しかし、ルーカスは五年間の廃屋生活で二人が人間性を失い、狼少年のように野性に還った異常な精神状態であったことを知ります。

可愛かった姉妹がこの通り

社会性を失い、獣のような仕草をみせます

暗闇で瞳が光るのもデフォです

診断と精神鑑定の結果、二人は五年の間「ママ」と呼ばれる空想上の存在を作りだし、精神を保っていたようです。
二人の精神に興味を持ったドレイファス博士の援助を得て、ルーカスは二人を引き取ることに成功します。
ルーカスの恋人アナベルを加え、四人は博士が用意した家で共同生活を営むことになりました。

突然現れた叔母との協議に勝ち、親権を勝ち取るルーカス
ハゲの隣にいるのがアナベルです

家族四人、新たな出発です
若干、社会性を取り戻した姉とは違い、妹のリリーは未だ獣そのものです
まだ靴も履くことができません

床で食事をとるリリー
食べているのは、廃屋で五年間食べ続けてきたチェリーです

新たな生活が始まりますが、しばらくはリリーの奇行が続きます
誰かと毛布の引っ張り合いをしているリリー…誰と遊んでるの?

っていうかどうやって遊んでるの?
アナベルに一向懐く素振りを見せないヴィクトリアとリリー。
しばらくはギクシャクとした疑似家族生活が続きます。
一方、博士の催眠療法により、姉ヴィクトリアに解離性同一性障害の可能性が認められました。
心の中に別人格「ママ」が棲みついているというのです。
謎の存在「ママ」の影に怯えるアナベル、そして実際に、家の中でも奇妙な現象が起こり始めるのでした。

まずは手始めに義パパ・ルーカスが化け物に襲われ、階段から転げ落ちて重症
早々のリタイアとなります

ちょくちょく顔見せし、存在をアピールし始めるママ

ママの猛攻は続きます
なんだかんだ上手い事ママの猛攻を凌いでるうちに、アナベルと姉ヴィクトリアの間に雪解けが訪れました。
当初は気味の悪い姉妹に辟易し不機嫌な態度を取っていたアナベルでしたが、次第に二人を気遣う余裕と勇気が生まれました。一方、ヴィクトリアも少しずつ「新しいママ」に心を開き始めるのです。

アナベルに心を開く一方、化け物ママとの関係に距離を置こうとし始めるヴィクトリア
一方、リリーはママにべったりです
そんな中、ドレイファス博士の研究に進展が見られました。
ヴィクトリアが語る「ママ」とは、かつて精神病院を抜け出し自分の子どもと一緒に湖に身投げした女性である、という設定を持っているということ。
調査の結果、100年以上前にこの町で同じような事件が存在したことを突き止めます。
女性の遺体は引き上げられず、彼女の赤ん坊の遺体だけが市の管轄下の元、弔われることのないまま保管されていたのでした。
ドレイファス博士は赤子の遺体を手に入れた!
この物語のキーとなりそうな重要なアイテムの登場です。
続けて、博士は二人が過ごしていた廃屋の調査に一人向かいます。

…しかし、これはさすがにやりすぎだったようです。

瞬殺されました

しかし、精神を病んで赤子を失った悲しい女性の存在があることが明らかとなりました
物語が動き始めます

ママが博士を殺している間に、アナベルはリリーとの交流を深めます
人の手の暖かさを知り、リリーはほんの少しだけ心を開くようになりました

そういえば入院中のパパの方でも少しだけ話が進みます
死んだはずの兄・ジェフリーがルーカスの夢に現れて囁きます
「俺の娘たちを助けてくれ」
どの口が言うか馬鹿者が。
結局、ルーカスは病院を抜け出し、夢でジェフリーが指さした場所に向かうのですが…
さて、アナベルは化け物ママである女性のことを調べ始めます。

ドレイファス博士の仕事場?から資料を盗み出す三人
博士はこの時もうこの世に居ないのですが、三人は知りません
連絡をしても返ってこない博士に業を煮やし、仕方なく…という運びです

100年前の事件の情報と、赤ん坊の遺体を手に入れたアナベル
全てを知ったアナベルは、女性を抱いたであろう深い悲しみを思い、涙を流します
さて、ここからは一気にクライマックスです。
ネタバレ全開で画像とともにストーリーをダイジェストで見ていきましょう。

なぜか今頃、最初に出てきた親戚の叔母さんがこっそり家にやって来ます
叔母・ジーンはアナベルが姉妹を虐待していると信じており、その証拠を撮りにやってきたわけですが、見ている側としてはアナベルの残機1としか思えません
この叔母さんが死ぬまではしばらくみんな安泰です

アナベルに心を開いた二人に、ママは嫉妬でお怒りです
ここが例のGIF動画の場面です
「あ、ママだ~」という感じのリリーに対し「なに笑ろてんねん」とママが猛ダッシュで追いかけてきます

ジーン叔母さんにとり憑き、実体を得たママ
ヴィクトリアとリリーはママに連れ去られてしまいました

連れ去られた先はクリフトン・フォージ…姉妹が五年を過ごした例の廃屋の森です

たまたま周囲を散策していたルーカスとアナベルが合流
この男、別にこの後も大して役に立ちません

女が身投げした湖で二人を発見

ママの導きに動かないヴィクトリア…
しかし、リリーは導かれるままママの元へと向かって行ってしまいました
残念ながら、リリーの心はいまだママに囚われているようです

そこで伝家の宝刀、赤子の遺体を使用します
探し続けていた自分の子どもと再会したママ
親子は湖の中で、安からな眠りにつくのでした……

…と、思いきや
赤子の遺骨を投げ捨てて、再び姉妹に襲いかかるママ
えーーーーーーーーーー!?

結局、呪縛が解かれることはなく
リリーだけがママに連れられ、湖の底へと沈んでいくのでした…

泣き叫び抱き合う三人の家族を残し、カメラはフェードアウト…
完
以上です。
今回も5分で理解できたでしょうか?
知っておきたいポイントとしては
・新ママvs化け物ママの娘を巡る熾烈な争い
・結局最後は痛み分け、妹はママに連れ去られるなんともいえないバッドエンド
・ママは肢体グニャグニャのクリーチャー系ゴースト
・貞子のような怨念に、カヤコのような執念と動き
・パパはほとんど空気

と、いうわけよ!
オススメしてくれた方に感謝!

いやー…潤二漫画の淵さんクリソツの
ママが激怖の映画じゃったね…
今夜の夢に出てきそうじゃけぇ

ラストはあれで良かったのかしら…
ママに抱かれて満面の笑みの
リリーが忘れられなくてねぇ…

キーアイテムの遺骨もあっさり捨てられ
絶望感がハンパ無いんじゃよね…
直前で脚本書き換えちゃったんじゃなかろうか…

ま、こんな映画よ!ってことくらいは分かったかしら?
他にも取り上げてほしい映画があったら教えてくださ~い
久しぶり登場の金子と銀子でしたー!!
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Comment (59)
俺のMAMAになってくれ
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
父が娘を殺そうとするシーンはあるにはあるが、最初のプロローグ部分だしストーリーの大筋とは全然関係ないんだよなw
記事にもあるけど、この映画パパはほとんど出てこない
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
ネットで名前だけ知ってたけど見たいってほどじゃなかった
絶妙なチョイスで良いと思いますよ
話題作なら観に行くし、名作ならネタバレ読まないし
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
その場合はラストも後味良くなるんですけど
みつこ
が
しました
結構なインパクトで気になってた
みつこ
が
しました
ところでMAMAがnanaに見えた。
みつこ
が
しました
後味悪い終わり方だわ。
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
でも、TSUTAYAやゲオのホラーコーナーに近寄ることすら出来ない俺…。
みつこ
が
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みつこ
が
しました
みつこ
が
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みつこ
が
しました
最後はリリーにとっちゃハッピーエンドなのでは
みつこ
が
しました
スウィートホームを思い出した
みつこ
が
しました
『エスター』とか『キャリー』とか人間が怖い系もやって欲しいです
特に『エスター』の別エンディングが好きなんじゃ・・・
みつこ
が
しました
嗜好一緒過ぎて草
みつこ
が
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みつこ
が
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みつこ
が
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みつこ
が
しました
あれ耳袋で始めて見た時リアルにキャッて言っちゃったもん。
男だけど。
みつこ
が
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次のデルトロ作品は日本公開未定だけど、決まったら絶対に観に行く。
※12
後味悪いか?俺は悲しみの余韻を残す良いエンディングだと思ったよ。
ママの幽霊は悲しい存在なんだし、次女の方は愛するママといられてむしろ幸せかもしれない。
※16
邦画のリングで、井戸から貞子の遺体を掘り当てたけど全く徒労だったし、推測をもとにした努力が報われないパターンは珍しくないと思う。
みつこ
が
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本編にもあるけど、よく観るgifは映画本編じゃなくてプロトタイプのショートムービーだな。
子役が違うから分かりやすい。プロトタイプの方はYouTubeにも動画があるよ。
みつこ
が
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崖から赤ん坊の骨を『コイツちゃうわ!!』って感じで投げ棄てたとこ爆笑したw
みつこ
が
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みつこ
が
しました
クライマックスで娘を奪還に向かった山城新伍が隠れてるだけの映画
みつこ
が
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みつこ
が
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MAMAの動きが日本的なところがいいMAMA怖い
みつこ
が
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だんだん日本の邦画に影響されてきたな
カヤことか
みつこ
が
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みつこ
が
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やっぱ母性は偉大だなぁ
あ、MAMAはくっそ怖いけど子供を可愛がってるシーンとかあって、なかなか愛嬌のある化物だと思います。
みつこ
が
しました
どこまでも独善的なMAMAの「愛」が怖かったわ
見てりゃわかるが妹は最初から「あ、ダメこりゃ」ってわかるんだよな
ちなみに糞な父親とちがって弟はぐう聖だぞ
みつこ
が
しました
余談だがハンターハンターの試験中に瞬殺されるキャラが
森の奥から駆け寄ってくるヒソカを見て「淵さん…?」と言ってるよ。
アニメ版では省略されてる。単行本の小さい手書き文字。
みつこ
が
しました
こんなはなしだったのか
みつこ
が
しました
なにわろてんねん
赤子の遺体投げ捨て
※8
みつこ
が
しました
後半コメディ
って感じで点数つけるなら百点満点
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
日本の映画に影響受けてるのか?てな所がチラホラ
最後は骸骨なんか私の赤ちゃんじゃねぇって捨てたのは斬新?w
パパは病んでる設定だとしても目の前で母親殺すは
わざわざ移動して預けるのかと思いきや子供殺そうとするし
目が悪い設定でぼかそうとしてるけど父親も化け物に殺されるし
とことん不幸な子供だな、最後妹も殺されちゃうし←これ別に幸せじゃないからなw
みつこ
が
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自分の言葉で語ったら?
みつこ
が
しました
ずれてるのわからないの本人だけ
馬鹿なんだからもう口出ししないことおすすめする
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
納得して成仏仕掛たんだけど、ずっとそばにいてくれてたMAMAが大好きな妹が「ママ」って呼んじゃったから、そこがトリガーになってまた悪霊に逆戻りしたんだ。
まあ、執着してた筈の赤子の死体(キーアイテム)をぶん投げるMAMAがシュールだったのは事実だけどな。
みつこ
が
しました
オカルト要素満載で作者の独自の解釈も面白いから
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
クソワロタ
みつこ
が
しました
なんでこんなバッドエンドにした…
みつこ
が
しました
自分はそんなひどいバッドエンドとは思わなかった。
ホラー・オカルト好きで未見の方はどうぞ!
叔父ルーカスの恋人(まだ妻ですらない!)アナベルが
子供たちと血のつながりもないのによくがんばるなーと思ってみてました…
みつこ
が
しました
MAMAが本格的に出てきてからギャグになってほんと面白かった
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
そしたら、先に生まれてて会話できる程度には社会性が既に発達してた姉と、そうじゃなかった幼すぎた妹との悲しい差、みたいな感じで、まだ納得できた。
遺骨を投げ捨てたせいでMAMAを「自分が幸せになるために生きた人形が欲しいだけの腐れアバズレ」にしか思えなくなって、単なる胸糞エンドにしか思えんわ
子供の遺骨を投げ捨てるような奴なんかには、死んでも子供は渡さんぞ。 例え、その子供が姪でも何でもない、赤な他人の、それこそ、たまたま遭遇しただけの、何の面識もない子供で、更に亡霊だったとしてもだ
みつこ
が
しました
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