
過去記事再掲載について
サイト移転時にお蔵入りになってしまった過去記事の復活を行っていましたが、ようやくほぼ全ての記事のサルベージが終わりました。
復活掲載に関しては完了しましたが、しばらく古い記事に修正や手直しを加えたものを深夜帯、時事性の無い記事のみに限り引き続き掲載させていただきます。ご了承ください。
モス男、金子たちが居ない時期の古ーい記事もありますので、懐かしむ気分で楽しんでいただければ幸いです。
当ブログの企画記事となります。ご了承ください。
※その昔やっていた「オカ映画」コーナーの再掲載です。クリスマスの夜をぼっちで過ごす予定のあなたにB級映画を見て過ごす聖夜をプレゼントいたします。
2018年お正月は「オカ映画」再開からスタートしたいと思っています。オススメ映画ありましたら教えてくださいね。(2017.12.25追記)
この記事は映画「BORGMAN」のネタバレ全開ですので、ご注意ください

はろろ~ん、皆さん♪
誰が呼んだか「知ったか」企画
今回はオカ映画第5弾よ!
イヤな嫌ないやな奴!現代のぬらりひょんが侵略する異色ホラー
『BORGMAN-ボーグマン-』の5分でわかるあらすじ解説!
お久しぶりです。オカ映画の紹介です。
話題作やオススメされたホラー映画をうしみつが視聴し、見ていない人が知ったかぶれるようにあらすじ解説をしていくコーナーです。
今回は、一際異色を放つホラー映画「ボーグマン」を紹介します。
ネタバレが嫌な方は絶対に閲覧注意です!
ボーグマン
裕福な家庭のドアを叩く謎の男。言葉巧みに家に住みつくと、やがて仲間も呼び寄せ、住人のマインドをコントロールしながら徐々に家を支配していく。
彼らははたして犯罪者なのか、悪魔なのか、それとも宇宙人なのか?
「ボーグマン」は2013年のカンヌ国際映画祭に出品され、その異彩を放つ独特な世界観が注目を浴びた、異色のホラー映画です。
人の家に勝手に住みつき、傍若無人な振る舞いをして住人を支配していく……あらすじだけ見ると、まるで妖怪「ぬらりひょん」のような映画です。
その内容は難解で、作品の評価も賛否両論分かれる映画です。
ホラーと銘打たれていますが、厳密にはどういうジャンルに属されるのか、断言しにくい掴みどころの無さも感じます。
とはいえ、まずは次の画像をご覧ください。

おっさん、何してんの?
映画「ボーグマン」の魅力はこの画像一枚に集約されています。
夫婦の寝室に忍び込み、裸体で妻の上にのしかかる髭ダルマのおっさん…
この画像を見て「なんじゃこりゃ!見たい!」と思った人は今すぐレンタルショップにGOしましょう。
ストーリーだけ知って知ったかぶりしたい!という人は以下のあらすじ紹介へ進んでください。
それでは、いつものように画像と共にストーリーを見ていきましょう。
ただ、この映画に関しては粗筋がわかりやすく起承転結と分かれていなく、冗長になりがちなので、内容の前後を一部入れ替えたり、大幅カットしてお送りします。
冒頭シーン。
森の中で何かを追っている様子の男たち…。
手には猟銃が握られています。

黒スーツの男は神父(牧師)です
警察でもなく、かといってギャングとも違いそうな彼らの目的は?
荒々しい男たちですが、中の一人は神父(牧師?)です。
礼拝を行い、聖別された持ち物を身につけています。悪魔狩りでも行なっているのでしょうか?

追われていたのはこの男…
どうやら追われていたのは、どこからどう見てもホームレスにしか見えないこのおっさんのようです。
地面の中にベッドをこしらえ、雑誌を読んで卵を食ってたり、悠々自適な生活を送っていたようです。
男たちの襲撃から命からがら逃げ延びたおっさんは、他の場所に住んでいた仲間のおっさんたちに危機を知らせにいきます。

こんな感じでそこらじゅうに仲間の穴男が住んでるようです
オランダの森ってすごい!
同じように穴の中に住んでいた仲間たちが登場しました。
彼らが「ボーグマン」なのでしょうか?
森の中に穴を掘って住んでいる、というのは昔話に出てくる妖精か何かを彷彿とさせます。
コボルトだとか、ノームだとか…。
彼らのやり取りから、最初の男の名前が判明しました。
その名も「カミエル」。
聖書の大天使を小学生がもじったようなふざけた名前です。

ついでにご飯もください
さて、森を追い出されたカミエルは、高級住宅街に逃げ込みます。
その中から、幸せそうな一つの家族に狙いを定めます。

妻の知り合いを装い、家の中に入り込もうとするが…

旦那にフルボッコにされてしまいました
やったぜ!
結局、カミエルの当ては外れ、旦那にボコボコにされたうえにゴミ野郎扱いされて路地に放り出されてしまいました。
…しかし、これこそがカミエルの恐ろしい計画の一つだったのです。

スクリーン付きバスルームで夕食にありつくカミエル
腹が立つ顔です
なんと、その後旦那が留守になった隙を盗み、旦那の暴力によるケガを後ろ盾に一宿一飯にありついてしまうのです。
いかにも博愛主義者らしい奥さんの弱みに付け込んだ、ゲスのやり方です。
しかもこの事は、嫉妬深い旦那には秘密の出来事。
秘密の共有・後ろめたさの罪悪感までも操り、カミエルの傍若無人っぷりが始まります。

庭にある小屋をあてがわれる
結局、ケガを理由にもう2~3日泊めてくれ、とせがまれて仕方なく了承してしまう奥さん。甘すぎぃ…。

娘「今、そこを魔法使いのおじいさんが通ったわ」
決して邸内をうろつくな、と厳命されていたカミエルですが、そんな約束守るわけがなく…。
家の中をうろうろ…間取りや家族構成など、完全に把握されてしまいます。
時には、娘の女の子に見られたり、旦那とすれ違ったりするのですが、なぜか上手い事見つからずに済んでしまいます。

時には犬に変身(?)してメイドさんのおっぱいを見にきたり

子どもたちに不気味な童話を聞かせにきたりします(子どもには好評)

そして例のシーン
その後も何かと理由をつけては家に上がりこみ、勝手気まま傍若無人のかぎりを尽くすカミエル。
極め付けが、例のシーン。
寝室に勝手に忍び込み、妻を上から覗き込んでいるこの変態…目的は一体何なのでしょうか?
そして何故、裸なのでしょうか?

フュースリー「夢魔」
なんとなく絵画「夢魔」の構図に似ています。事実、このとき奥さんは旦那に暴力を振るわれる夢を見ています。
ただ、その夢がカミエルの力によるものなのかどうかは、はっきりとはわかりません。
数日後、カミエルの怪我が完治します。
怪しげな行動は多かったものの、何か実害を出すことも無く、この小汚い男を追い出せる機会がやってきたのです。

ええええええええ!?
しかし、妻はカミエルを引き止めます。
それどころか、完全にぞっこんモードに入っている様子。
見ていてビックリ!さすがにこの行動は意味不明。
確かに、奥さんが家族に多少の不満を持っていたり、カミエルに優しい言葉をかけられたり、そもそもちょっと一般人が引いちゃうような前衛的な芸術作品の創作に傾倒していたり、といくつか布石はちりばめられているのですが、すべてを差し引いてもコレは明らかに異常な行動。
なぜならこの奥さん、この後、カミエルと今居る庭師をぶっ殺してカミエルに取って代わらせる作戦会議まで始めちゃうのですから…。
やはり、カミエルは何らかの人を操る超常的な力を有している、と考えるしかなさそうです。
こうして奥さんから大義名分をいただいたカミエルは、これまで以上に大胆で豪快で胸糞の悪い暴虐振りを発揮することになります。ダイジェストでお楽しみください。

庭師を吹き矢で一発!
森の住人らしい攻撃方法

各地にちらばる仲間たちを集合させる
どうやら女性のボーグマンもいるようです

冒頭に出てきた仲間
こいつはこいつで誰かの家に上がりこんでいる様子

邪魔者は誰一人生かしておきません

殺して池の底にポイーです

子どもたちはかなり早い段階で篭絡ずみ
丸め込んだ相手には、謎のジュースを飲ませるのが慣わしのようです
一体何が入っているんだろう?

娘もこんなに残酷に

庭師として雇われ、庭を勝手に大改造しまくるカミエルと仲間たち

一方、旦那は会社をクビに!!!
…これはカミエルは無関係です(たぶん)
…さて、こんな様子で、家の中に入り込んだボーグマンたちにより支配され、翻弄され続ける家族の様子が最後まで描かれ続けます。
レビューなどでは「『ファニーゲーム』のようだ」とも評されるこの作品。
不条理な悪意の訪問により家庭が崩壊し破壊され尽くすまで描かれている、という点では似ているのかもしれません。ただし、こちらはあくまでSFです。
直截的な暴力が(あまり)振るわれていない分、じわじわと迫り来るタイプの不気味な恐怖を味わうことが出来るでしょう。
さてさて、肝心な「ボーグマン」の正体に関しては、結局最後までわからず仕舞いのまま終わってしまいます。
一応、映画の冒頭に少しだけ少しだけ、彼らの正体を示唆するキャプションを見ることができます。

そして彼らは自らの集団を強化するために――

地球へ襲来した
え!?宇宙人ものだったの!??
地底人や妖怪じゃなくて?
一応、それっぽ~い演出は映画の随所に見られます。
「ボーグマン」たちが演じる謎の作中劇の内容や、篭絡した相手の背中に何かを埋め込む手術(インプラント)などなど……宇宙人、と言われればたしかにそれっぽい演出はいくつかあったような気はするのですが…。
どちらかというと、円盤に乗って他の惑星からやってくるエイリアンのような存在じゃなくて、人間に寄生し繁殖する外宇宙の微生物のような存在なのかもしれませんね。
閑話休題。
さて、ストーリーの終わりはこうです。
カミエルとその仲間たちにより、一家の子どもたちとメイドは完全にマインドコントロールされてしまいました。
奥さんもカミエルに唆され、旦那を殺す計画に加担してしまいます。

この人、一番かわいそう
邪魔な旦那を殺し、ようやくカミエルと二人きりになれたと思った奥さん。
しかしーー

お世話になります
次々と家にあがりこむ、カミエルの仲間たち。呆然とする奥さん。
早い話が、間男と一緒になることだけを信じて働いてきた奥さんでしたが、結局カミエルと彼の仲間たちにうまいこと利用されているだけだったわけですね。
我が物顔で家内を漁り、レコードをかけ酒を飲み、パーティーを始める仲間たち。
奥さんは居場所を終われ、ガレージの車で寝ることを余儀なくされます。
そしてその夜、カミエルの介錯により奥さんは毒殺。
翌朝、マインドコントロール済みの子どもたちとメイドを連れ、カミエル一行は再び旅立っていくのでした。
完。
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…と、これが「ボーグマン」のあらすじじゃぞ

現実世界でもこんな事件、ありそうなのが怖いわね~
しかし、ホントにあの顔ムカツクわ~!!

あの顔

映画の元ネタはスタートレックあたりにありそうじゃが
ボーグマンって聞くと某サイボーグアニメが思い当たるのじゃが…
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確かにボーグマン
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見る必要すらなくなってしまう映画の話題か。
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ダークスカイズも宇宙人が回りくどい嫌がらせして
子供奪っていく話だったな
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謎が多い映画だな~
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名前だけ聞くとカッコいいヒーローアニメみたいだが、どう見てもオッサンだなぁ…
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終宿主じゃないんでしょ
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あまり面白区なさそうだったから途中で切っちゃった。
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暗い闇に息潜めーてー
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はえーよ
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