465: 1/2 2018/04/15(日) 00:42:53.65 ID:JzGTmOIe0
怖くはないと思うけど不思議だった話。

数年前、祖母が82歳で他界した。直前まで普通に暮らしていたのに、少し体調が悪くなったと思ったら悪性リンパ腫で、入院して2週間くらいの間にすっかり元気が無くなってしまい、もう元気な姿には戻れないのか…と家族みんなが悲しんでいた。

そして、その日は遂にやってきた。夕食後、祖母が危篤だと病院から連絡が入ったのだ。
うちの地域ではお通夜を自宅でやるのが風習なので、祖母も一度家に連れて帰る必要があり、またお通夜に多くの弔問客が来るだろうことは分かっていたので、私は自宅に1人で残り、留守番がてら居間の片付けをする事になった。

しばらく夢中になって片付けていると、どこかから『コトン』と何かが落ちる音がした。すごく澄んだ、綺麗な音だった。

そしてまたしばらく物を片付けていると、突然祖父の妹(祖母の義妹)から電話が掛かってきた。「お義姉さんの調子はどう?」と。彼女にはまだ何も伝えていないにもかかわらず。
高齢の彼女に本当の事を言っていいのか考えあぐねて、結局その時は何とか誤魔化して電話を切った。

そしてしばらくして、祖母は冷たくなった姿で帰ってきた。少しだけ笑みをたたえた、安らかな顔をしていた。