894: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/21 17:40
幼稚園児だった私は遠足のバスに乗っていた。
バスが赤信号で停車すると、車内は急に静かになって隣の席も後ろの席も皆一様に眠ってしまっているよう。
赤信号はいつになっても青にならず、車内は静寂に包まれていた。
窓際に座っていた私が不図外を見ると、横断歩道の手前(歩行者用信号機の下)におかしな格好をした親子がたたずんでいた。
青信号なのに渡らない母と娘が。頭には頭巾をかぶり、格好全体はどこか古臭い印象。
うつむいた顔は頭巾に隠れてよく見えないが、赤く染まっているように見えた。
母と娘は手をつなぎずっとそこにたたずんでいる。
急に車内に音が戻る。
騒ぐ声、バスのエンジン音、交差点を過ぎるときにもう一度振り返ってみたけれど親子の姿はもう見えなかった。
つづく
バスが赤信号で停車すると、車内は急に静かになって隣の席も後ろの席も皆一様に眠ってしまっているよう。
赤信号はいつになっても青にならず、車内は静寂に包まれていた。
窓際に座っていた私が不図外を見ると、横断歩道の手前(歩行者用信号機の下)におかしな格好をした親子がたたずんでいた。
青信号なのに渡らない母と娘が。頭には頭巾をかぶり、格好全体はどこか古臭い印象。
うつむいた顔は頭巾に隠れてよく見えないが、赤く染まっているように見えた。
母と娘は手をつなぎずっとそこにたたずんでいる。
急に車内に音が戻る。
騒ぐ声、バスのエンジン音、交差点を過ぎるときにもう一度振り返ってみたけれど親子の姿はもう見えなかった。
つづく
907: 894 03/12/21 22:50
それから何年が経った頃だろう。
小学生になった私は社会の時間にあれを見た記憶を鮮明に思い出した。
授業の内容は戦争について。
先生の用意した資料にはモノクロであの日私が見た親子と同じ格好をした人が多く写っていたのだ。
防空頭巾にモンペという格好の人々が。
そのときになって初めて私は肌寒いものを感じた。
幼かった私があの光景を見ておかしく思わなかったのも、恐怖を感じなかったのも、戦争を知らなかった故か。
私の住む地方都市は比較的大きい街で、戦時中は空襲も多く焼け野原になった場所も少なくないと聞いている。
私はそれ以降もなにかと霊現象と呼ばれるものに遭遇しているがあまり信じてはいない。
自分の記憶が映像を脳内変換しているのではないかと思うからだ(模様は人の顔に見えやすい等)
それでもこの出来事だけは、そういうことがあったのだと心にとめておくことにしている。
小学生になった私は社会の時間にあれを見た記憶を鮮明に思い出した。
授業の内容は戦争について。
先生の用意した資料にはモノクロであの日私が見た親子と同じ格好をした人が多く写っていたのだ。
防空頭巾にモンペという格好の人々が。
そのときになって初めて私は肌寒いものを感じた。
幼かった私があの光景を見ておかしく思わなかったのも、恐怖を感じなかったのも、戦争を知らなかった故か。
私の住む地方都市は比較的大きい街で、戦時中は空襲も多く焼け野原になった場所も少なくないと聞いている。
私はそれ以降もなにかと霊現象と呼ばれるものに遭遇しているがあまり信じてはいない。
自分の記憶が映像を脳内変換しているのではないかと思うからだ(模様は人の顔に見えやすい等)
それでもこの出来事だけは、そういうことがあったのだと心にとめておくことにしている。
969: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/23 03:52
今日友人から奇妙な話を聞いた。
彼女はロフト(四畳くらいの広さでハシゴを上るタイプ)つきのマンションで一人暮らし。
今年の夏のある晩、いつものように風呂に入っていたら、誰もいないはずなのに風呂の外で人の気配を感じた。
おかしいなと思い、浴室のドアを少し開けてみたが、やっぱり気のせいだったのか誰もいない。
一時間程度長風呂をして部屋に戻ると、部屋の様子がいつもと違う。
彼女は長風呂なので、入浴するときはいつも部屋の電気を消して入るそうなのだが、その日はなぜだかロフトの電気だけが点灯していたらしい。
ロフトの電気を点灯するスイッチはハシゴを上った上にしかなく、彼女はしばらくそのロフトに上がったことはなかったそうだ。
もちろんその日もロフトに上がるどころか、スイッチをオンにした覚えはまったくない。
気味が悪かったので、しばらく経ってからロフトに上がり、スイッチをオフにしようと手を伸ばしたら……なんとスイッチはオフのままだった。
それなのに電気はついている。
焦ってもう一度スイッチをオン→オフにすると、ようやく電気は消えたそうだが、その日はさすがに怖かったので、電球を緩めて眠りについたそうだ。
数日後、大家に依頼してソケット部分を新品に交換してもらったらしい。
その後は電気がつくことも人の気配を感じることもないようだが、いったい何の仕業なんですかね???
彼女はロフト(四畳くらいの広さでハシゴを上るタイプ)つきのマンションで一人暮らし。
今年の夏のある晩、いつものように風呂に入っていたら、誰もいないはずなのに風呂の外で人の気配を感じた。
おかしいなと思い、浴室のドアを少し開けてみたが、やっぱり気のせいだったのか誰もいない。
一時間程度長風呂をして部屋に戻ると、部屋の様子がいつもと違う。
彼女は長風呂なので、入浴するときはいつも部屋の電気を消して入るそうなのだが、その日はなぜだかロフトの電気だけが点灯していたらしい。
ロフトの電気を点灯するスイッチはハシゴを上った上にしかなく、彼女はしばらくそのロフトに上がったことはなかったそうだ。
もちろんその日もロフトに上がるどころか、スイッチをオンにした覚えはまったくない。
気味が悪かったので、しばらく経ってからロフトに上がり、スイッチをオフにしようと手を伸ばしたら……なんとスイッチはオフのままだった。
それなのに電気はついている。
焦ってもう一度スイッチをオン→オフにすると、ようやく電気は消えたそうだが、その日はさすがに怖かったので、電球を緩めて眠りについたそうだ。
数日後、大家に依頼してソケット部分を新品に交換してもらったらしい。
その後は電気がつくことも人の気配を感じることもないようだが、いったい何の仕業なんですかね???
39: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/24 01:43
俺が子供の頃、母方の祖父が養鶏場をやっていた。
祖父が死んで今は人手に渡ってしまったが、まだ祖父が元気だったころ、夏休みのたびに遊びに行っていた。
どういう経緯だったか前後がはっきりしないのだが、俺が手に卵を持っていてそして祖父がこう言った。
「それは神様だから渡しなさい」
祖父に卵を手渡すとき、「ギョロ」という、音というか気配のようなものが卵の中で動いてそれに驚いた俺は落としてしまった。
割れた卵から真っ黒い毛のようなものが見えて、それを祖父はすぐに踏みつけた。
嫌な音がした。
俺はその出来事を気にしていたらしく、その次か、次の次の夏あたりに祖父が教えてくれた。
祖父が死んで今は人手に渡ってしまったが、まだ祖父が元気だったころ、夏休みのたびに遊びに行っていた。
どういう経緯だったか前後がはっきりしないのだが、俺が手に卵を持っていてそして祖父がこう言った。
「それは神様だから渡しなさい」
祖父に卵を手渡すとき、「ギョロ」という、音というか気配のようなものが卵の中で動いてそれに驚いた俺は落としてしまった。
割れた卵から真っ黒い毛のようなものが見えて、それを祖父はすぐに踏みつけた。
嫌な音がした。
俺はその出来事を気にしていたらしく、その次か、次の次の夏あたりに祖父が教えてくれた。
41: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/24 01:44
この養鶏場があるあたりはむかし沼がちだった土地で、なにかの神様を祭る社があったらしい。
祖父の先代が土地を買い取った時にその社を裏の山に移したのだがそれ以来、ごくまれに無精卵の中に奇妙なものが混ざり始めたそうだ。
それはどういうものなのか、祖父は教えてくれなかったが「神様」なのだと言う。
俺はそれを聞いてやたら怖くなって体が震えた。
今にして思うと、「それは神様で、そして殺す」という文法が怖かったのだと思う。
「悪霊だから、殺す」と言われれば納得したかもしれないのに。
祖父の葬式の日、出棺の最中に鋭い笛の音が響いた。
まわりにいた全員が耳を塞いで騒然となったけど、俺はなぜか心のつかえが取れたような気がした。
説明できないが、納得した。
ごめん。わけわかんないな。
祖父の先代が土地を買い取った時にその社を裏の山に移したのだがそれ以来、ごくまれに無精卵の中に奇妙なものが混ざり始めたそうだ。
それはどういうものなのか、祖父は教えてくれなかったが「神様」なのだと言う。
俺はそれを聞いてやたら怖くなって体が震えた。
今にして思うと、「それは神様で、そして殺す」という文法が怖かったのだと思う。
「悪霊だから、殺す」と言われれば納得したかもしれないのに。
祖父の葬式の日、出棺の最中に鋭い笛の音が響いた。
まわりにいた全員が耳を塞いで騒然となったけど、俺はなぜか心のつかえが取れたような気がした。
説明できないが、納得した。
ごめん。わけわかんないな。
58: 1/2 03/12/24 16:44
去年の5月頃、俺はJR総武線に乗っていた。
総武線とはその名のとおり千葉(上下総)と東京(武蔵)を結ぶ路線だ。
俺はそれで都心から千葉方面に向かっていた。
確か終電の一本前だから時間は日付が変わった午前一時頃だったはずだ。
列車が幕張本郷という駅に着いたときのことだ。
この駅には車庫があって、運行の終わった車両が停車してあるのが見える。
俺は何の気なしに、その停車している一番手前の車両に目線をやった。
いや、理由なく見たわけではないのだろう・・・無意識のうちに何か視線を感じていたからそちらにふと顔を向けた、というべきだった。
というのも、俺が見た先の車両の中には小さな男の子が乗ってこちらをじっと見つめているのが見えたからだ。
「こんな時間に子供一人は珍しいな」と、はじめは冷静だった俺だが、その子のいる車両はすでに動いていない車両で、電気も消えていることを再認識したあたりから、じわじわと悪寒がやってきた。
総武線とはその名のとおり千葉(上下総)と東京(武蔵)を結ぶ路線だ。
俺はそれで都心から千葉方面に向かっていた。
確か終電の一本前だから時間は日付が変わった午前一時頃だったはずだ。
列車が幕張本郷という駅に着いたときのことだ。
この駅には車庫があって、運行の終わった車両が停車してあるのが見える。
俺は何の気なしに、その停車している一番手前の車両に目線をやった。
いや、理由なく見たわけではないのだろう・・・無意識のうちに何か視線を感じていたからそちらにふと顔を向けた、というべきだった。
というのも、俺が見た先の車両の中には小さな男の子が乗ってこちらをじっと見つめているのが見えたからだ。
「こんな時間に子供一人は珍しいな」と、はじめは冷静だった俺だが、その子のいる車両はすでに動いていない車両で、電気も消えていることを再認識したあたりから、じわじわと悪寒がやってきた。
59: 2/2 03/12/24 16:45
どう考えても普通じゃない。
あの、瞬きひとつせずにこちらを見ている男の子は・・・何か危険な存在なんじゃないか?
そう思った瞬間、まるでそれが合図だったかのように、突然俺の体を金縛りが襲った。
金縛りなんて生まれて初めての体験だったが、これが噂に聞く金縛りであるということを実感させるには十分すぎる強力なものだった。
男の子と目が合ったまま、目線をそらすこともできずに俺は固まっていた。
実際には、俺の乗っている電車が停車していたのはほんのわずかな時間だったはずだが、俺にはそれが信じられないくらい長い時間に感じられた。
電車が走り出した後も、金縛りは解けずに、目だけは向こう側の車両の男の子の姿をしばらく追い続けていた。
やがてその車両が見えなくなる頃になって、やっと金縛りが解けたが、そのとき俺は更に恐怖を感じた。
なぜなら、耳元で・・・というよりは頭の中に直接響くような感じで、「またね」という声がはっきりと聞こえたのだ。
明らかに幼い子供の声だった。
俺は辺りを見回したが、俺の乗っていた車両には俺のほかには眠りこけた中年のオッサンしかいなかった。
あの声はどこから来たのか・・・?
恐ろしくなった俺は、普段降りる駅よりもひとつ手前の駅で降りてタクシーで帰った。
タクシーの中でも外を見る気にはなれなかった。
見たくはない「何か」がまた見えるような気がしたからだ。
深夜の車庫に停車中の車両に子供が乗り込むことができるかどうかを後日になってJR関係者の知り合いに聞いてみたが、その答えは「絶対に不可能」だった。
今でも俺は、幕張本郷駅に着いたときは外を見ないようにしている。
あの、瞬きひとつせずにこちらを見ている男の子は・・・何か危険な存在なんじゃないか?
そう思った瞬間、まるでそれが合図だったかのように、突然俺の体を金縛りが襲った。
金縛りなんて生まれて初めての体験だったが、これが噂に聞く金縛りであるということを実感させるには十分すぎる強力なものだった。
男の子と目が合ったまま、目線をそらすこともできずに俺は固まっていた。
実際には、俺の乗っている電車が停車していたのはほんのわずかな時間だったはずだが、俺にはそれが信じられないくらい長い時間に感じられた。
電車が走り出した後も、金縛りは解けずに、目だけは向こう側の車両の男の子の姿をしばらく追い続けていた。
やがてその車両が見えなくなる頃になって、やっと金縛りが解けたが、そのとき俺は更に恐怖を感じた。
なぜなら、耳元で・・・というよりは頭の中に直接響くような感じで、「またね」という声がはっきりと聞こえたのだ。
明らかに幼い子供の声だった。
俺は辺りを見回したが、俺の乗っていた車両には俺のほかには眠りこけた中年のオッサンしかいなかった。
あの声はどこから来たのか・・・?
恐ろしくなった俺は、普段降りる駅よりもひとつ手前の駅で降りてタクシーで帰った。
タクシーの中でも外を見る気にはなれなかった。
見たくはない「何か」がまた見えるような気がしたからだ。
深夜の車庫に停車中の車両に子供が乗り込むことができるかどうかを後日になってJR関係者の知り合いに聞いてみたが、その答えは「絶対に不可能」だった。
今でも俺は、幕張本郷駅に着いたときは外を見ないようにしている。
113: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/25 16:28
今から7~8年前かな、ガキの頃の話。
その頃俺はサバイバルゲームとかエアガンの撃ち合いとか危ない遊びばかりしてた。
いつもみたいに5人で撃ち合いを終えて陽も傾いてきたから引き上げようとしていた。
その日は覚えていないが少し遠くに行っておれは帰り道を覚えていなかったのよ。
他の奴らもそんな感じで「確かこっちの道だったよな~」のようにあやふやに自転車を漕いだ。
でも、なんとか見慣れた風景が見えてきて安心した。
そこで誰かがある家の前に自転車を止めて1言言った
「ここの家いつも通って思うんだけど今まで1回も雨戸開いてたことなくない?人も見たことねーしさ」
おれはその家の通りが通学路ではないので知らなかったがそいつと一緒に通ってる奴もうなづいてた。
おれはただの空き家だろと思い早く帰りたかった(俺は1回帰りたいと思うとそれしか考えられない)
その2人以外もふーんて感じだったんだけど、その2人が「でも誰もいないのに新聞配達されてるんだよね」一同マジ?って顔になって調べてみたら本当にあった。
何枚かかさばっていたけど誰かが回収しないとあっという間にすごい数になるのは俺でも分かった。
新聞を確かめる為に勢いで敷地内に入ってしまっていてあせり始めたが冷静にその家を観察してみたが完全に空き家、外から見えない部分はゴミだらけ。
俺も含めてみんな怖さより好奇心が出ていた。
どうにか入れないかと周りを探していると台所の窓が開いていた(割れてた)そこから進入する事になり人に見つからないように慎重に入った。
最後に俺が入ると中は締め切っているだけあって暗い。
そしておかしいくらいに物が積んである。
片付けられない女とかそれ以上のレベル。
あと結構広い事にも気がついた(普通の一戸建てよりは広いと思った。
うちよりは広いw)胸がドキドキしてたが怖さではなかった。
5人分かれて捜索する事になり適当に散った。
おれは台所をそのまま調べることにして、色々漁った。
食器やらスプーン、フォーク。色々出てくる。
物はあってもほんとに廃墟で引き出しを開けた途端、中の物の重さに耐えられなかったのか崩れた。
木が腐っていたみたいだった。
おれはそこを離れて誰かと合流しようと思い台所を出た。
その頃俺はサバイバルゲームとかエアガンの撃ち合いとか危ない遊びばかりしてた。
いつもみたいに5人で撃ち合いを終えて陽も傾いてきたから引き上げようとしていた。
その日は覚えていないが少し遠くに行っておれは帰り道を覚えていなかったのよ。
他の奴らもそんな感じで「確かこっちの道だったよな~」のようにあやふやに自転車を漕いだ。
でも、なんとか見慣れた風景が見えてきて安心した。
そこで誰かがある家の前に自転車を止めて1言言った
「ここの家いつも通って思うんだけど今まで1回も雨戸開いてたことなくない?人も見たことねーしさ」
おれはその家の通りが通学路ではないので知らなかったがそいつと一緒に通ってる奴もうなづいてた。
おれはただの空き家だろと思い早く帰りたかった(俺は1回帰りたいと思うとそれしか考えられない)
その2人以外もふーんて感じだったんだけど、その2人が「でも誰もいないのに新聞配達されてるんだよね」一同マジ?って顔になって調べてみたら本当にあった。
何枚かかさばっていたけど誰かが回収しないとあっという間にすごい数になるのは俺でも分かった。
新聞を確かめる為に勢いで敷地内に入ってしまっていてあせり始めたが冷静にその家を観察してみたが完全に空き家、外から見えない部分はゴミだらけ。
俺も含めてみんな怖さより好奇心が出ていた。
どうにか入れないかと周りを探していると台所の窓が開いていた(割れてた)そこから進入する事になり人に見つからないように慎重に入った。
最後に俺が入ると中は締め切っているだけあって暗い。
そしておかしいくらいに物が積んである。
片付けられない女とかそれ以上のレベル。
あと結構広い事にも気がついた(普通の一戸建てよりは広いと思った。
うちよりは広いw)胸がドキドキしてたが怖さではなかった。
5人分かれて捜索する事になり適当に散った。
おれは台所をそのまま調べることにして、色々漁った。
食器やらスプーン、フォーク。色々出てくる。
物はあってもほんとに廃墟で引き出しを開けた途端、中の物の重さに耐えられなかったのか崩れた。
木が腐っていたみたいだった。
おれはそこを離れて誰かと合流しようと思い台所を出た。
115: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/25 16:29
1回の渡り廊下、ちょうど雨戸が見えていた所を歩いていると壁に何かが貼ってあった。
カレンダーだった。
ボロボロで暗くて見えにくかったけど不気味な犬の写真と年数は読み取れた。
「1974年」約20年暗い前のものだった。
これは俺のツボにヒットしたみたいでかなり怖かった。
そのまま先に進み1人が和室らしき所を漁っていた。
やはり尋常じゃない物の数。
今思い出してみると何があったか思い出せない。
暗かったのや、ホコリをかぶっていたのもありただ天井近くにまで積みあがった物。
整理をしたとしてもかなりの面積をとってしまう程の。
その和室でそいつは貯金箱らしきものを見つけたみたいで喜んでた。
内緒であとでおごるとかそんな事言ってたな。
2回もひどい物の数で入るのに苦労してたみたいだった。
2人で上に上がってみるとすごい光景が広がっていた。
1階では砂の城?みたいに積みあがっていた物がそこでは壁に積みあがっていて(/\←こうだったのがこう→□\/□)おれはひどい嫌悪感を抱いた。
なんかそこにいたくなかった。
その部屋の雨戸も閉まっていて開けられそうなので開けてみると外はもう陽が微かにみえるくらいですぐにも夜になりそうだった。
こんな果てしない物の数の中を探索していたらどれだけ時間かかるんだよって事になり揃って1回に降りた。
するとデタラメに2回に入る為にどけた物が邪魔し廊下が通れなくなってしまった。
仕方なく居間を経由して進むことにした(廊下より物の数が少なかった)
カレンダーだった。
ボロボロで暗くて見えにくかったけど不気味な犬の写真と年数は読み取れた。
「1974年」約20年暗い前のものだった。
これは俺のツボにヒットしたみたいでかなり怖かった。
そのまま先に進み1人が和室らしき所を漁っていた。
やはり尋常じゃない物の数。
今思い出してみると何があったか思い出せない。
暗かったのや、ホコリをかぶっていたのもありただ天井近くにまで積みあがった物。
整理をしたとしてもかなりの面積をとってしまう程の。
その和室でそいつは貯金箱らしきものを見つけたみたいで喜んでた。
内緒であとでおごるとかそんな事言ってたな。
2回もひどい物の数で入るのに苦労してたみたいだった。
2人で上に上がってみるとすごい光景が広がっていた。
1階では砂の城?みたいに積みあがっていた物がそこでは壁に積みあがっていて(/\←こうだったのがこう→□\/□)おれはひどい嫌悪感を抱いた。
なんかそこにいたくなかった。
その部屋の雨戸も閉まっていて開けられそうなので開けてみると外はもう陽が微かにみえるくらいですぐにも夜になりそうだった。
こんな果てしない物の数の中を探索していたらどれだけ時間かかるんだよって事になり揃って1回に降りた。
するとデタラメに2回に入る為にどけた物が邪魔し廊下が通れなくなってしまった。
仕方なく居間を経由して進むことにした(廊下より物の数が少なかった)
116: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/25 16:31
みんなで物をサイドにどけて針路を作っていた。
「このドアを引ける様になればOKだ」とリーダーが言った。
やっとかと思っていると「待った」リーダーが見んなの動きを止める。
「中から何か音が聞こえる」みんな驚いて耳をすましてみるとほんとに聞こえる。
話し声じゃなくて水が流れてるような音。
皆固まってたけどそこをどけないと外に出れないし(廊下方面にそこの物をどかしていった為廊下から行くのはキツイ)みんなふっ切れてドアを蹴破ることになった。
下は物が詰まっていてドアの上だけはがれた。
そこの居間もパターン通り/\積みあがっていた。
見渡しても人がいるわけなく、なんの音なのか調べると。
/\の向こうにテレビがあった。
木?で包まれた昔っぽい、ボーっとした光。
おれはここで時間が止まったような感覚にあった、画面には砂嵐が映っていた。
不可解すぎる状況を理解すると物凄く怖くなってきた。
なんか背後に気配感じるような気がしてテレビは放置して逃げようとした。
みんながテレビから目を離すと「ドーン!」ビクッッッッ。
テレビからピアノを思いきし叩いた音がした。
わぁぁぁぁあsdfghgって感じだった。
反射的にテレビを見てしまい画面を見ると、何故か竹やぶが映っていた、わけわかめですよ。
みんな止まってシーンとなってると、そのテレビが脚立?みたいなのが折れて倒れた。これにスイッチが入った様に一斉にダッシュ。
台所に着くと入ってきた窓が埋もれてる・・・。
あああああ、オレダ・・。
戸棚をさっき崩したのを忘れてた。
他のみんなはこれで更にガクガクブルブルになってとにかく出口を探してトイレのドアを破った。
便座の後ろの下部分から出れそうだった。
激しく汚かったけどためらいなくほふく前進で突き進んだ。
俺はこのときガラスでふくらはぎをスパッっと見事に切ってしまった。
「このドアを引ける様になればOKだ」とリーダーが言った。
やっとかと思っていると「待った」リーダーが見んなの動きを止める。
「中から何か音が聞こえる」みんな驚いて耳をすましてみるとほんとに聞こえる。
話し声じゃなくて水が流れてるような音。
皆固まってたけどそこをどけないと外に出れないし(廊下方面にそこの物をどかしていった為廊下から行くのはキツイ)みんなふっ切れてドアを蹴破ることになった。
下は物が詰まっていてドアの上だけはがれた。
そこの居間もパターン通り/\積みあがっていた。
見渡しても人がいるわけなく、なんの音なのか調べると。
/\の向こうにテレビがあった。
木?で包まれた昔っぽい、ボーっとした光。
おれはここで時間が止まったような感覚にあった、画面には砂嵐が映っていた。
不可解すぎる状況を理解すると物凄く怖くなってきた。
なんか背後に気配感じるような気がしてテレビは放置して逃げようとした。
みんながテレビから目を離すと「ドーン!」ビクッッッッ。
テレビからピアノを思いきし叩いた音がした。
わぁぁぁぁあsdfghgって感じだった。
反射的にテレビを見てしまい画面を見ると、何故か竹やぶが映っていた、わけわかめですよ。
みんな止まってシーンとなってると、そのテレビが脚立?みたいなのが折れて倒れた。これにスイッチが入った様に一斉にダッシュ。
台所に着くと入ってきた窓が埋もれてる・・・。
あああああ、オレダ・・。
戸棚をさっき崩したのを忘れてた。
他のみんなはこれで更にガクガクブルブルになってとにかく出口を探してトイレのドアを破った。
便座の後ろの下部分から出れそうだった。
激しく汚かったけどためらいなくほふく前進で突き進んだ。
俺はこのときガラスでふくらはぎをスパッっと見事に切ってしまった。
117: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/25 16:32
それでも急いでその敷地から出て一目散に退散。
家につく頃には流血がやばくて救急車ではこばれたw
この話は他の人にしたことは無くたまたま親父がそこの家が取り壊されたみたいだと言う事を聞いて思い出した。
当時の足の傷は今もはっきりのこっている。
この前あの時のメンバーで集まってその話題をしているとおかしな食い違いがあった。
「あの時は4人ともビビッてたよな~w」
「だな、もうあれはパスw」
ん・・・?4人?確かにそこにはおれを合わせても4人しかいない。
他の奴も頷いている。
おれは「もう1人だれだったっけ?」
「何が?」
「空き家探検したメンバー」
「ここに揃ってるじゃん」
おれは何回思い出しても5人で行った記憶しかない。
しかし、結局5人目がだれだかはいくら思い出しても思い出せなかった。
家につく頃には流血がやばくて救急車ではこばれたw
この話は他の人にしたことは無くたまたま親父がそこの家が取り壊されたみたいだと言う事を聞いて思い出した。
当時の足の傷は今もはっきりのこっている。
この前あの時のメンバーで集まってその話題をしているとおかしな食い違いがあった。
「あの時は4人ともビビッてたよな~w」
「だな、もうあれはパスw」
ん・・・?4人?確かにそこにはおれを合わせても4人しかいない。
他の奴も頷いている。
おれは「もう1人だれだったっけ?」
「何が?」
「空き家探検したメンバー」
「ここに揃ってるじゃん」
おれは何回思い出しても5人で行った記憶しかない。
しかし、結局5人目がだれだかはいくら思い出しても思い出せなかった。
引用元: https://hobby4.5ch.net/test/read.cgi/occult/1070620280/
引用元: https://hobby4.5ch.net/test/read.cgi/occult/1072132666/
Comment (7)
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探検にいかなかった5人目は「帰りたいとしか考えられない」お前じゃね
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同じような話がもう一つあって、夜中に生まれたたまごに何かが入ってるから捨てる、って話。そっちは名前があって、夜中に祖父と父がチェックしてるのを弟だか従兄弟だかと見てたらそいつがたまごの中身を見てしまっておかしくなった、と言うやつ。
このスレの話もこっちの話も山陰?広島県?の話だったんじゃないかな。
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
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