691: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/01/07 07:59
受験生のころ、古本屋で英語の参考書を買った。
少々黄ばんで角が傷んでいたがカキコミが少なく、激安だった。
受験生の愛読書として長年定評のある参考書だった。
帰宅して読み始めると、解りやすく買って良かったと上機嫌だった。
当時寝る時はウォークマソで英語のCDを聞きながら眠りに付くのが習慣だった。
いつも通りCDを聞きながらベッドに入っていると、グォ・・・ゴゴ・・と電話の混線みたいな雑音が入り始めた。
最初は小さい音だったが、次第に英語が聞き取れないくらいの大きな音になった。
買ったばかりのウォークマソが故障したのか?まさか?と、何度も電源切って入れて、リピート再生したりした。やっと順調に英会話が流れるようになった。
いつの間にか眠ってしまった。
その日久々に夢をみた。
ひどい夢だった。
学帽をかぶった学生や、紺のブレザーの高校生が洗濯物のように一列に並んで、首をつっているのだ。
僕はその光景を遠くから見ていた。
首吊り学生達は、白めをむいて、口々に英単語らしきものを叫んで揺れていた。
その夢は連日続き、CDも相変わらず雑音が入るので聴くのを辞めた。
勉強が手に付かなくなってきたので、兄に相談した。
少々黄ばんで角が傷んでいたがカキコミが少なく、激安だった。
受験生の愛読書として長年定評のある参考書だった。
帰宅して読み始めると、解りやすく買って良かったと上機嫌だった。
当時寝る時はウォークマソで英語のCDを聞きながら眠りに付くのが習慣だった。
いつも通りCDを聞きながらベッドに入っていると、グォ・・・ゴゴ・・と電話の混線みたいな雑音が入り始めた。
最初は小さい音だったが、次第に英語が聞き取れないくらいの大きな音になった。
買ったばかりのウォークマソが故障したのか?まさか?と、何度も電源切って入れて、リピート再生したりした。やっと順調に英会話が流れるようになった。
いつの間にか眠ってしまった。
その日久々に夢をみた。
ひどい夢だった。
学帽をかぶった学生や、紺のブレザーの高校生が洗濯物のように一列に並んで、首をつっているのだ。
僕はその光景を遠くから見ていた。
首吊り学生達は、白めをむいて、口々に英単語らしきものを叫んで揺れていた。
その夢は連日続き、CDも相変わらず雑音が入るので聴くのを辞めた。
勉強が手に付かなくなってきたので、兄に相談した。
692: つづき 04/01/07 08:00
「そのCDもってこいよ。オレのプレーヤーで聴いてみる」兄がCDをかけた。
やっぱりところどころ雑音がグォ・・・ガガ・・ウオオ・・。
兄「リスニングできないほどの音じゃないじゃん。気になるならCD買い換えるしかないな。ところで、リスニングの成果は上がってるのかよ」
オレ「うん、ほとんど暗記できてるよ。毎日聴いてたから・・。」
兄「じゃ、これは何ていってる?一番最初の会話。」
"I'veheardhe~・・""Well,hecommi~・・
"オレ「あれ、こんな会話あったかな?一番最初のは天気の話のはずだけど?
ItisthehottestsummerthatTokyohashadin30years...」
兄「ぜんっぜん違うだろーよ。ダメダメだな~オマエ、もう一回聴け」
やっぱりところどころ雑音がグォ・・・ガガ・・ウオオ・・。
兄「リスニングできないほどの音じゃないじゃん。気になるならCD買い換えるしかないな。ところで、リスニングの成果は上がってるのかよ」
オレ「うん、ほとんど暗記できてるよ。毎日聴いてたから・・。」
兄「じゃ、これは何ていってる?一番最初の会話。」
"I'veheardhe~・・""Well,hecommi~・・
"オレ「あれ、こんな会話あったかな?一番最初のは天気の話のはずだけど?
ItisthehottestsummerthatTokyohashadin30years...」
兄「ぜんっぜん違うだろーよ。ダメダメだな~オマエ、もう一回聴け」
693: つづき 04/01/07 08:01
"I'veheardhe'sdead""Well,hecommittedsuicidebyhanginghimself"
兄「彼、死んだんだってね。そうよ。首をつって自殺したのよ。だろ」
オレ「な、なんだよそれ!そんな例文あるわけねーだろ」
兄「まー確かに悪趣味な例文だ(w」
オレ「そんな例文なかったってば!今まで!」
兄「言い訳するなよ。勉強不足なんだろ」
突然、CDプレーヤーから大きな雑音がした。グォグオオ・・グオー!ウオオオ・・・アアアアアアーーーヒーーーッヒヒ!最後は人間の笑い声のようだった。
オレ「今の雑音・・・人間の声みたいじゃん!何かあるんだよ!変だと思ってたんだ。そうだ、あの本を買ってからオカシイんだ!」
直ぐ部屋から例の参考書を持ってきて、兄に渡した。
「別になんともねーじゃん」
兄はパラパラと本をめくった。
オレ「いや、それを買った日から雑音が始まったし、変な夢もみるようになったんだ」
兄「受験ノイローゼじゃねーだろうな。さっきの雑音だって別に・・・」
くまなく調べようと、兄は表紙を外して裏返した。
そこには・・
『今度落ちたら死にますお父さんお母さんごめんなさい』
『モウツカレタ・・・オワリニシヨウ』
『○X大学地獄に堕ちろ!堕ちろ堕ちろ!』
『受験戦争を恨みます。僕の18年間は不幸でした。バイバイ』
様々な筆跡の受験生達の呪詛がビッシリと刻まれていた。
END
兄「彼、死んだんだってね。そうよ。首をつって自殺したのよ。だろ」
オレ「な、なんだよそれ!そんな例文あるわけねーだろ」
兄「まー確かに悪趣味な例文だ(w」
オレ「そんな例文なかったってば!今まで!」
兄「言い訳するなよ。勉強不足なんだろ」
突然、CDプレーヤーから大きな雑音がした。グォグオオ・・グオー!ウオオオ・・・アアアアアアーーーヒーーーッヒヒ!最後は人間の笑い声のようだった。
オレ「今の雑音・・・人間の声みたいじゃん!何かあるんだよ!変だと思ってたんだ。そうだ、あの本を買ってからオカシイんだ!」
直ぐ部屋から例の参考書を持ってきて、兄に渡した。
「別になんともねーじゃん」
兄はパラパラと本をめくった。
オレ「いや、それを買った日から雑音が始まったし、変な夢もみるようになったんだ」
兄「受験ノイローゼじゃねーだろうな。さっきの雑音だって別に・・・」
くまなく調べようと、兄は表紙を外して裏返した。
そこには・・
『今度落ちたら死にますお父さんお母さんごめんなさい』
『モウツカレタ・・・オワリニシヨウ』
『○X大学地獄に堕ちろ!堕ちろ堕ちろ!』
『受験戦争を恨みます。僕の18年間は不幸でした。バイバイ』
様々な筆跡の受験生達の呪詛がビッシリと刻まれていた。
END
770: 1/3 04/01/08 20:03
俺が中学の頃の体験俺がいたクラスはその日の最後の授業である英語をうけていた。
その頃は夏前で、クーラーがないウチの学校はすごく蒸し暑かった。
しかもその日は雨がふっていて、外は異様に暗くいつ雷がなってもおかしく無い天気だった。
そのせいかクラス全体が寄り添うような雰囲気だったのを憶えている。
その日の英語の授業は自分の事をスピーチするというものだった。
壇上にはちょうど友達のKが立っていて、俺達が野次をとばす中そいつはつたない英語でスピーチをはじめた。
その頃は夏前で、クーラーがないウチの学校はすごく蒸し暑かった。
しかもその日は雨がふっていて、外は異様に暗くいつ雷がなってもおかしく無い天気だった。
そのせいかクラス全体が寄り添うような雰囲気だったのを憶えている。
その日の英語の授業は自分の事をスピーチするというものだった。
壇上にはちょうど友達のKが立っていて、俺達が野次をとばす中そいつはつたない英語でスピーチをはじめた。
771: 2/3 04/01/08 20:04
スピーチの中盤、突然Kが話すのをやめた。
クラスが「?」という雰囲気になった時、呆然となったKが「首が浮いてる」とぼそっとしゃべった。
皆がKの視線の先を見た時、一部の生徒が悲鳴をあげた。
俺もその一人だった。
ちょうど教室のまん中あたりの空中に髪の毛の塊が浮いていた。
当たり前のような、絶対にあり得ないようなその物体の不気味さに教室は、見えた奴・見えなかった奴入り乱れてのパニックになった。
しかもその「モノ」はなかなか姿を消さず、最終的に先生達が集まってくる直前まで空中にとどまり続けた。
クラスが「?」という雰囲気になった時、呆然となったKが「首が浮いてる」とぼそっとしゃべった。
皆がKの視線の先を見た時、一部の生徒が悲鳴をあげた。
俺もその一人だった。
ちょうど教室のまん中あたりの空中に髪の毛の塊が浮いていた。
当たり前のような、絶対にあり得ないようなその物体の不気味さに教室は、見えた奴・見えなかった奴入り乱れてのパニックになった。
しかもその「モノ」はなかなか姿を消さず、最終的に先生達が集まってくる直前まで空中にとどまり続けた。
772: 3/3 04/01/08 20:05
結局その日は集団下校のような形になり、後日その「モノ」が見えていなかった英語教師の証言で、あれは集団ヒステリーのようなものだった、とあっさり片付けられてしまった。
ただ十年近く経った今でも、空中に浮いていた髪の毛と一瞬で狂気に包まれた教室の雰囲気を忘れる事が出来ない。
以上です。
長文ごめんね
ただ十年近く経った今でも、空中に浮いていた髪の毛と一瞬で狂気に包まれた教室の雰囲気を忘れる事が出来ない。
以上です。
長文ごめんね
950: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/01/12 01:22
当時の俺は、朝、飯食ってから20分間2度寝してから学校逝く習慣があったんだけど、その日も、飯食っておもむろにベッドの羽根布団にもぐりこんだ。
・・・するとどうだろう、仰向けに寝ていた俺は折角ウトウトしてたのに、腹と腕がギュウギュウに締め付けられた。
あまりにイタく締め付けられるので目がさめた。
目を開けてみると、体と顔が半透明で目だけ黄色く輝いてる悪魔(みたいな奴)が馬乗りになって太ももと膝の部分(たぶん)で完全に俺の胴体(と腕)をブロックしている。
動けない、もう少し力を加えられたらボキっといくかも。
怖かった。
背筋がゾッとするとかそんなレベルじゃない。
生命の危機を感じた。生まれてこのかた、マジにやばいと思った。
そしたら一言、「はかどってる?」と言ってから舌を出して俺の鼻の頭を舐めた。
怖いしキモイしなんとも言えない恐怖で満ち満ちてしまった。
すると・・・トントントン・・・とお母さんが洗濯物を干しに階段を上がってくる(俺の部屋は二階だった)音がした。
オカンが俺の部屋のドアを開けるか開けないかの瞬間、そいつはスぅーっと消えた。
あまりのショックで誰にも話せなかった。
悪魔に鼻を舐められたとか、怖いし恥ずかしいし、言えなかった。
で、5年ぐらいすぎた。
今はシガナい社会人。
コピペじゃないよ。
夢を見たんだといわれればそれまでだけど、目がさめてたし、マジに現実だったんだけどなぁ・・
・・・するとどうだろう、仰向けに寝ていた俺は折角ウトウトしてたのに、腹と腕がギュウギュウに締め付けられた。
あまりにイタく締め付けられるので目がさめた。
目を開けてみると、体と顔が半透明で目だけ黄色く輝いてる悪魔(みたいな奴)が馬乗りになって太ももと膝の部分(たぶん)で完全に俺の胴体(と腕)をブロックしている。
動けない、もう少し力を加えられたらボキっといくかも。
怖かった。
背筋がゾッとするとかそんなレベルじゃない。
生命の危機を感じた。生まれてこのかた、マジにやばいと思った。
そしたら一言、「はかどってる?」と言ってから舌を出して俺の鼻の頭を舐めた。
怖いしキモイしなんとも言えない恐怖で満ち満ちてしまった。
すると・・・トントントン・・・とお母さんが洗濯物を干しに階段を上がってくる(俺の部屋は二階だった)音がした。
オカンが俺の部屋のドアを開けるか開けないかの瞬間、そいつはスぅーっと消えた。
あまりのショックで誰にも話せなかった。
悪魔に鼻を舐められたとか、怖いし恥ずかしいし、言えなかった。
で、5年ぐらいすぎた。
今はシガナい社会人。
コピペじゃないよ。
夢を見たんだといわれればそれまでだけど、目がさめてたし、マジに現実だったんだけどなぁ・・
967: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/01/12 13:01
死ぬ程恐くはないのだが、漏れの高校の同級生の話。
彼女は割と霊感が強く、結構見たりしてたらしい。
小学生の頃、一番後ろの席に座ってた時、机にうつぶせになって居眠りしてたそうな。
みんなも机で寝る時の格好って決まってると思うんだけど、腕を「ハの字」にして、掌を重ねて、顔を右か左に向けて寝ると思うんだがそうすると、ちょうど自分の脇の下から後ろが見えるんだよ。
彼女も同じ体勢で寝てたらしい。
すると何か変なものが見えた。
人の脚。
自分の後ろに立ってる。「誰?」と思って体を起して振り返ると誰もいない!また寝る体勢で脇の下から後ろを覗くと脚がある!!それから彼女は決して授業中、居眠りはしなかったそうな。
彼女は割と霊感が強く、結構見たりしてたらしい。
小学生の頃、一番後ろの席に座ってた時、机にうつぶせになって居眠りしてたそうな。
みんなも机で寝る時の格好って決まってると思うんだけど、腕を「ハの字」にして、掌を重ねて、顔を右か左に向けて寝ると思うんだがそうすると、ちょうど自分の脇の下から後ろが見えるんだよ。
彼女も同じ体勢で寝てたらしい。
すると何か変なものが見えた。
人の脚。
自分の後ろに立ってる。「誰?」と思って体を起して振り返ると誰もいない!また寝る体勢で脇の下から後ろを覗くと脚がある!!それから彼女は決して授業中、居眠りはしなかったそうな。
引用元: https://hobby4.5ch.net/test/read.cgi/occult/1072132666/
Comment (1)
It is the hottest summer that Tokyo has been for 30 years.
じゃないの?
みつこ
がしました
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