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この記事は過去の記事を再編集したものです。


161: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/06/06(火) 09:51:01.07 ID:OlScEppY0.net
そこまで怖くないんだが。

職場の飲み会の時、たまたまたパートのオバサンと話をしていた時に
○○公園近くにある焼肉屋が美味いって話をしたら
「あー。あのアタリね、あんまりいかないほうがいいわよ。
あそこら辺、何かあるわよねー」と言い出した
あの周辺には姉が住んでいたので「何かって何ですか?」と聞くと
「多分沼か池があったんじゃないかと思うの。
同じ水でも川なら問題ないんだけどね、池とか沼が今もある感じで
あのあたり空気が淀んでいてひんやりしてて、
長く居たら悪い影響が出る場所よねー」と言っていた。

その後、姉が持病の関係で手術を受けるので入院し、お見舞いにいったので
さり気なく「今のマンションどう?」って聞いたら
「家賃安いし、その割に広くて綺麗だしいいよ。
でも、日当たりいいのに鉄筋だからか凄く寒くて
妙にひんやりしてて、引っ越してから子供がしょっちゅう風邪ひくし
旦那まで冷え性になったとか言い出すわ、水周りのトラブルもあるし
引越し先探してるの」と言った。
ちなみに、姉の旦那は大工で一日中炎天下で肉体労働をしているので
冷え性とは無縁のはずなのに、何故か二の腕が冷える、腰が冷える、足の先が冷えると言い出したらしい。
胡散臭いけどさ、と前置きして、そのパートのおばちゃんのことを伝えた。
姉は幽霊とか信じないタイプなんだけど、さすがにちょっとびっくりしたようで
「沼とか池って確かにわかるわー」と妙に納得して、その後引っ越した。

引っ越してまず子供が風邪をひく回数が減り、旦那の冷え性も少しずつ解消して
ついでに、姉の持病も軽くなっていった。
偶然かもしれないけど、「何かある場所」っていうのはあるかもしれんな、とちょっと思った。

163: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/06/06(火) 12:45:57.89 ID:nkcZ27MS0.net
>>161
それは妖怪沼吸いだよ

164: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/06/06(火) 14:07:41.66 ID:C2M6BClK0.net
>>161
過去の地形にまつわる話は想像をかきたてられてなかなか面白い

167: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/06/07(水) 07:36:17.55 ID:CO2GVhlT0.net
祖父から聞いた話。

祖父達がまだ若い頃、ツカイ(漢字表記はわからない)と呼ばれる妖怪がいたらしい。
顔は人間っぽく真っ白で尻尾も無い。体毛は短く二足歩行もする。
多分アルビノ種の猿なんだろうって思ってるけど、祖父はそれを否定する。

ツカイが現れると死期を示唆するというのが、地元での言い伝えだった事と
戸締まりをしているのにも関わらず、家に安々と侵入して来る所と牙がある事からそう考えられるらしい。

ツカイは朝方に出没する事が多く、5時くらいに目覚めるとじっと枕元でこちらを眺めている。
ツカイを家で見かけたら果物なんかを差し出すのが習わしらしく、当時は高級であったみかんやりんごやバナナなどを差し出し、帰ってくださいとお願いする。

祖父と血が繋がっていない弟が、祖父が仕事で大怪我をしたという噂を聞いて家に泊まりに来た。
その夜、祖父の弟がツカイに噛みつかれてツカイを殺してしまったんだそう。
それからツカイは出なくなったし祖父の弟もその時は無事だったんだけれど、ツカイが死んだという噂が広がり地元では大混乱。

ツカイに命を救われた恩があるという人もいるし、ツカイに母を殺されたという人もいるし
祖父自身も脳腫瘍を患っていたと知らなかった母を病院へ連れて行って延命できた恩がある。
迫害を受け、引っ越しを余儀なくされた祖父は弟の家へ行く事になった。

関連があるかはわからないけど、それから程なくして弟に白斑ができるようになった。
命に別状は無いらしいけど90歳を越えた今でも白斑は残ってる。
特にオチもパッとしない下手くそな文で申し訳ないけどこれでこの話は終わり。

168: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/06/07(水) 09:17:27.61 ID:nyl9khrF0.net
>>167
何県のどの地方の話?

171: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/06/07(水) 11:42:29.51 ID:CO2GVhlT0.net
>>168
兵庫県の美方という地方


172: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/06/07(水) 13:35:56.27 ID:W6Fzxl110.net
>>171
そういう民族学的オカ話を扱う良スレがあったんだよなあ
煽り叩きはほとんどなくて、住人は地味に真面目に話してた
誰かまた立ててくれないかな

176: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/06/08(木) 10:35:47.40 ID:3UBDZBC+0.net
実際に噛まれたのなら妖怪や神というより未確認生物的な何か?
不幸を呼ぶモスマン的な



ツカイ…語源が気になるところだな…
枕元に現れるといったところは山地乳に共通するような気もする…

山地乳

山地乳(やまちち)は、江戸時代の奇談集『絵本百物語』にある日本の妖怪。

『絵本百物語』の挿絵では、サルに似た姿で、口先が尖った姿で描かれている。同書本文によれば、コウモリが年をとると野衾(のぶすま)という妖怪になり、さらに年をとると山地乳になり、山中に隠れ住むという。

この山地乳は、眠っている人間の寝息を吸い取り、その様子を他の誰かに見られていれば、寝息を吸われた者の寿命が延びるが、誰にも見られていなければ、その者は翌日に死んでしまうという。これによって実際に寿命が延びたり死んだりした者はいないが、土地によっては誰もがこの山地乳を恐れているのだという。

深山ではこれを「さとりかい」というとあるが、これは中部地方の妖怪として知られる「覚」と同一視されたものと見られている。

また『絵本百物語』の挿絵中の文章によれば、山地乳は奥州(現・東北地方)に多くいるもので、寝息を吸った者の胸を叩き、叩かれた者は死ぬが、前述同様にその様子を誰かが見ていると、吸われた者は長寿を得るという。

『絵本百物語』では山地乳は奥州の妖怪とされているものの、ほかの書物や伝承に山地乳の名は確認されていない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/山地乳
ShunsenYamachichi

引用元: ・http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1495421706/