334: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/03 22:26
俺が高校生2年になった時、同じクラスにYという男がいた。
俺とYは気が会う友達でよくつるんでいたが、突然、夏辺りを境にYは俺から距離を置くようになった。
話しかけても適当にはぐらかされるし、グループ分けの時にも俺を避けるようにしやがる。
別に俺もYもクラス内でも地位が低いとかは無かったので、何が原因かなとは思ったが、別に男の尻を追いかける趣味は無いので放っておいた。
その頃から俺は体調不良でよく学校を休むようになった。
あまり長期に休むとクラスの連中に忘れられてしまうので、それでも精一杯出席した。
夏休みが始まって、俺はやっと気楽に休養できるようになった。
しかし体調が悪化して、俺は生まれて初めて入院するハメになった。
原因は不明。
症状は心臓の鼓動数が一定では無い、肩が妙に凝る、視界が暗くなる、など。
一時は脳や心臓に障害があるのかと検査を受けまくったが結果は出ず、結局俺は10月の半ばまで病院生活を強制された。
家族の事情(主に入院費だが)で自宅療養に切り替え、俺の強い要望で学校に戻れた時はすでに秋だった。
俺とYは気が会う友達でよくつるんでいたが、突然、夏辺りを境にYは俺から距離を置くようになった。
話しかけても適当にはぐらかされるし、グループ分けの時にも俺を避けるようにしやがる。
別に俺もYもクラス内でも地位が低いとかは無かったので、何が原因かなとは思ったが、別に男の尻を追いかける趣味は無いので放っておいた。
その頃から俺は体調不良でよく学校を休むようになった。
あまり長期に休むとクラスの連中に忘れられてしまうので、それでも精一杯出席した。
夏休みが始まって、俺はやっと気楽に休養できるようになった。
しかし体調が悪化して、俺は生まれて初めて入院するハメになった。
原因は不明。
症状は心臓の鼓動数が一定では無い、肩が妙に凝る、視界が暗くなる、など。
一時は脳や心臓に障害があるのかと検査を受けまくったが結果は出ず、結局俺は10月の半ばまで病院生活を強制された。
家族の事情(主に入院費だが)で自宅療養に切り替え、俺の強い要望で学校に戻れた時はすでに秋だった。
335: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/03 22:27
夏服を学ランに衣替えして俺が久々に学校に行ったら、皆驚いた顔して迎えてくれた。
しかし、一番驚いていたのはYで、喜ぶというより不審なモノを見るような顔だった。
俺はそれを機にどんどん健康を取り戻し、病院の診断でも異常無しを頂いた。
その年の暮れも迫り、冬休み前。
学校からの帰り道、クラスから出る途中にYに一緒に帰ろう、と言われた。
久々の健康のありがたみにハイテンションが続いていた俺は快く承諾し、久しぶりに話しながら下校した。
近くの駄菓子屋で買い食いして、どこかでジュースを飲みながらダベろうか、という話になった時、Yは近くの神社の境内で休もう、と言い出した。
俺は別に変とは思わずにそれに従った。
俺達が人気の無い神社の賽銭箱横の石段に座った途端、Yがいきなり無言になった。
「どうした?」
「ん・・・・スマン、今まで」
「はぁ?」
「ほら・・・お前の事シカトしとったやろ、俺」
「あぁ・・・別にいいけど」
「あれな、理由あってん」
「どんな?」
「別に嘘なら嘘と思ってくれてええねんけど・・・・」
「言うてみーや」
「夏前からな、お前の後ろの変な女がおってん。幽霊、や」
「はぁ?(小馬鹿にした笑い)」
「ま、一応全部聞いてや」
Yがポツリポツリと話しだした内容に、俺は圧倒された。
しかし、一番驚いていたのはYで、喜ぶというより不審なモノを見るような顔だった。
俺はそれを機にどんどん健康を取り戻し、病院の診断でも異常無しを頂いた。
その年の暮れも迫り、冬休み前。
学校からの帰り道、クラスから出る途中にYに一緒に帰ろう、と言われた。
久々の健康のありがたみにハイテンションが続いていた俺は快く承諾し、久しぶりに話しながら下校した。
近くの駄菓子屋で買い食いして、どこかでジュースを飲みながらダベろうか、という話になった時、Yは近くの神社の境内で休もう、と言い出した。
俺は別に変とは思わずにそれに従った。
俺達が人気の無い神社の賽銭箱横の石段に座った途端、Yがいきなり無言になった。
「どうした?」
「ん・・・・スマン、今まで」
「はぁ?」
「ほら・・・お前の事シカトしとったやろ、俺」
「あぁ・・・別にいいけど」
「あれな、理由あってん」
「どんな?」
「別に嘘なら嘘と思ってくれてええねんけど・・・・」
「言うてみーや」
「夏前からな、お前の後ろの変な女がおってん。幽霊、や」
「はぁ?(小馬鹿にした笑い)」
「ま、一応全部聞いてや」
Yがポツリポツリと話しだした内容に、俺は圧倒された。
336: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/03 22:29
時期的には夏の前あたり、Yは登校してきた俺を見て愕然となった。
俺の後ろに、まるで白黒写真から抜け出てきたような女がピッタリと張り付いていたらしい。
柄の無い喪服のような白と黒の着物姿に髪の長い奇妙な女。
時々髪の間から覗く顔つきはものスゴイものがあり、火傷のせいであろう奇形な顔に、釣り目どころか逆立ったような目が見えた。
その女が顔を吸血鬼みたく俺の首に近づけて、何か煙みたいなのを吐きかけていた、と。
体育の時間にも授業中にも、その女はまるで俺の後ろにいるのが当然のようにそこに居て、クラスの皆はまるで気づいていない、勿論、俺自身さえも。
毎日その女を連れてくる俺に、Yは次第に距離を置くようになった。
Yは自分の家族にその事を相談したらしい。
すると、「絶対に近寄るな!その女にも!そのクラスメイトにも!」と今までの最大級の説教を受けたらしく、理由すら教えてくれない。
しばらくして、俺は学校を休みがちになった。
Yは一応その事も親に報告したらしい。
「もしかして、アイツ死ぬの?」
「知らん。ウチらには関係ないやろ」
「あの女って幽霊なん?オトンも見えるん?」
「多分、見えるやろ」
「除霊とかってあるやん?それやれば」
「アホゥ!無理や!死ぬで!下手したらウチの一族郎党死ぬで!」
俺の後ろに、まるで白黒写真から抜け出てきたような女がピッタリと張り付いていたらしい。
柄の無い喪服のような白と黒の着物姿に髪の長い奇妙な女。
時々髪の間から覗く顔つきはものスゴイものがあり、火傷のせいであろう奇形な顔に、釣り目どころか逆立ったような目が見えた。
その女が顔を吸血鬼みたく俺の首に近づけて、何か煙みたいなのを吐きかけていた、と。
体育の時間にも授業中にも、その女はまるで俺の後ろにいるのが当然のようにそこに居て、クラスの皆はまるで気づいていない、勿論、俺自身さえも。
毎日その女を連れてくる俺に、Yは次第に距離を置くようになった。
Yは自分の家族にその事を相談したらしい。
すると、「絶対に近寄るな!その女にも!そのクラスメイトにも!」と今までの最大級の説教を受けたらしく、理由すら教えてくれない。
しばらくして、俺は学校を休みがちになった。
Yは一応その事も親に報告したらしい。
「もしかして、アイツ死ぬの?」
「知らん。ウチらには関係ないやろ」
「あの女って幽霊なん?オトンも見えるん?」
「多分、見えるやろ」
「除霊とかってあるやん?それやれば」
「アホゥ!無理や!死ぬで!下手したらウチの一族郎党死ぬで!」
337: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/03 22:30
Yの父親が言うには、その女は自分の色さえも忘れるほどの怨念を持った霊であり、下手に手を出せば殺されるだろうが、気づかない振りをしていればまだ大丈夫だ。
そのクラスメートにも知らせるな。
そんな女が居るかも、とすら思わせるな。
そのクラスメートが不登校にならなんだら、お前を欠席させるところやったわい、と。
Yはその意見に従い、俺の様子を窺いながらも俺を半分死んだ人間として扱っていたらしい。
そして秋、学校に戻ってきた俺の後ろにはその女がいなくなっていた、と。
話が終わると同時に俺はビビり隠しにYに文句をつけまくった。
「嘘言うな、仲直りしたいなら別に嘘なんぞつかんでええやろ」
「そんな女が居たんならなんで俺は今生きてんねん」
Yは黙って腰を上げると、そのまま俺を置いて帰っていった。
Yとはそのぎこちない関係のまま高校3年になり、クラスも変わった。
そして今、俺は大学生。
あの時の話は信じていない。
だが、やはり首筋がスースーする時に後ろを振り向くのは躊躇してしまう。
もしYの話が本当なら、俺はその女のような霊がいるかも、という認識をすでに持ってしまっているから。
この女の話を読んだおまいらも、どうなるかは知らん。
ただ、部屋の中にいるのに首筋がゾクッとしたり、妙な空気の流れを首の肌あたりで感じる時には、後ろを向く時に注意したほうが良いかも知れん。
俺は対処法は知らんし、責任も持たないけど。
そのクラスメートにも知らせるな。
そんな女が居るかも、とすら思わせるな。
そのクラスメートが不登校にならなんだら、お前を欠席させるところやったわい、と。
Yはその意見に従い、俺の様子を窺いながらも俺を半分死んだ人間として扱っていたらしい。
そして秋、学校に戻ってきた俺の後ろにはその女がいなくなっていた、と。
話が終わると同時に俺はビビり隠しにYに文句をつけまくった。
「嘘言うな、仲直りしたいなら別に嘘なんぞつかんでええやろ」
「そんな女が居たんならなんで俺は今生きてんねん」
Yは黙って腰を上げると、そのまま俺を置いて帰っていった。
Yとはそのぎこちない関係のまま高校3年になり、クラスも変わった。
そして今、俺は大学生。
あの時の話は信じていない。
だが、やはり首筋がスースーする時に後ろを振り向くのは躊躇してしまう。
もしYの話が本当なら、俺はその女のような霊がいるかも、という認識をすでに持ってしまっているから。
この女の話を読んだおまいらも、どうなるかは知らん。
ただ、部屋の中にいるのに首筋がゾクッとしたり、妙な空気の流れを首の肌あたりで感じる時には、後ろを向く時に注意したほうが良いかも知れん。
俺は対処法は知らんし、責任も持たないけど。
500: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/04 20:57
あまり怖くない話ですが2年前体験した話をします。
当時付き合っていた彼女を家まで送り帰る途中普段帰る道ではなく裏道を通って帰ることにしました。
その道は信号も無く家まで最短のルートでしたが道幅が狭いのがネックでした。
ただ深夜ということもあり大丈夫だろうと何気なくその道を選択しました。
途中、見とうしの良い橋のあるT字路を右折するのですが、ウィンカーを出してハンドルを切った位の所で急に右前にヘッドライトが現れ白いアウディ(ちょい古めモデル)が突っ込んで来ました。
見とうしの良い所だったのでそんなはずは無いというのが正直な感想でしたが、時すでに遅く急ブレーキを掛け首を引っ込めた視界の隅には1メートル先に迫った車が…
「ぶつかる!」とっさに全身に力が入り目をつぶってしまいました。
当時付き合っていた彼女を家まで送り帰る途中普段帰る道ではなく裏道を通って帰ることにしました。
その道は信号も無く家まで最短のルートでしたが道幅が狭いのがネックでした。
ただ深夜ということもあり大丈夫だろうと何気なくその道を選択しました。
途中、見とうしの良い橋のあるT字路を右折するのですが、ウィンカーを出してハンドルを切った位の所で急に右前にヘッドライトが現れ白いアウディ(ちょい古めモデル)が突っ込んで来ました。
見とうしの良い所だったのでそんなはずは無いというのが正直な感想でしたが、時すでに遅く急ブレーキを掛け首を引っ込めた視界の隅には1メートル先に迫った車が…
「ぶつかる!」とっさに全身に力が入り目をつぶってしまいました。
501: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/04 20:58
車はキュッという小さいタイヤのスリップ音を残し停車し、その後の衝撃に備えていましたが、衝撃やぶつかった音は聞こえてきませんでした。
「ギリギリで助かったか?」
と思い相手の車を見ると、そこにあるはずの車が見当たりません。
道幅は狭いので自分の車の横を通ることはできませんし、バックしたところで見とうしが良いのですぐに見つけることが出来るはずです。
川に落ちたのかもしれないと思い車から降りて見に行きましたが、見当たりませんでした。
心臓がバクバクしながら家に帰り、まだ起きていたオヤジにその事を話すと
「寝ぼけたんじゃないか?」と笑われました。
「ギリギリで助かったか?」
と思い相手の車を見ると、そこにあるはずの車が見当たりません。
道幅は狭いので自分の車の横を通ることはできませんし、バックしたところで見とうしが良いのですぐに見つけることが出来るはずです。
川に落ちたのかもしれないと思い車から降りて見に行きましたが、見当たりませんでした。
心臓がバクバクしながら家に帰り、まだ起きていたオヤジにその事を話すと
「寝ぼけたんじゃないか?」と笑われました。
502: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/04 20:59
1週間後運悪く駐禁で捕まり(地元で油断してた)警察署へ出頭した時切符を切られながらお巡りさんに「○○橋で白い車が突然飛び出してきたと思ったら消えた」と話すと、おまえは寝ぼけながら運転してるのか?みたいなことを言われかなりムカついた。
するとその横にいた刑事っぽい人(スーツ姿)がその話聞いた事あるなと会話に入ってきた。
以前、車が川に落ちたかもしれないと通報してきた事があり2.3回出動したと言う事だった。
通報してきた人は自分が体験した内容とほぼ同じ内容で、急に車が飛び出してきてぶつかったかもしれない…と言う内容だったそうです。
そして続けて「白のアウディだろ?」と言われた時に背筋が凍りました。
自分はその場で一度も白のアウディなんて口にしていないのに…
ちなみにその橋で大きな事故や死人が出た事はないそうです。
長文、乱文失礼しました。
するとその横にいた刑事っぽい人(スーツ姿)がその話聞いた事あるなと会話に入ってきた。
以前、車が川に落ちたかもしれないと通報してきた事があり2.3回出動したと言う事だった。
通報してきた人は自分が体験した内容とほぼ同じ内容で、急に車が飛び出してきてぶつかったかもしれない…と言う内容だったそうです。
そして続けて「白のアウディだろ?」と言われた時に背筋が凍りました。
自分はその場で一度も白のアウディなんて口にしていないのに…
ちなみにその橋で大きな事故や死人が出た事はないそうです。
長文、乱文失礼しました。
575: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/05 05:40
これは、私の母が体験した話です。10年以上前のことです。
母の実家が巣鴨にあるのですが、夏休みには、よく私と母で遊びに行っていました。
母には5歳年の離れた妹がいて、当時まだ結婚していなかったので実家に住んでいました。
母と妹はコーヒーが大好きで、何かというと巣鴨商店街の喫茶店へと出かけてはお喋りに興じ、数時間も帰らないこともしばしばでした。
あの時も、いつものように、夕食後、二人してコーヒーを飲みに行くと言って出かけていったのです。
その日はたまたま近くの喫茶店が休みだったため、二人は巣鴨のお地蔵さん(有名な棘抜き地蔵)の先まで出かけて行きました。
そして、いつものように長々とお喋りを楽しんでいたところ、気がつくと深夜の12時を回ってしまいました。
流石に喫茶店も店じまいで二人は追い出されるように、店を出たのですが、コーヒーを飲んだせいでしょう、母は突然尿意を催したのです。
とはいえ、この時間帯ではお店は開いていません。
しかたがないので、母は、しぶしぶお地蔵さんの裏にある公衆トイレへと向かいました。
そこは、あまり綺麗なトイレではありませんし、変質者等も出そうな不気味な感じがありました。
ですので、母は自分がトイレに入っている間、妹にトイレの前で見張りつつ待っているようにお願いしたのです。
そして、母はトイレに入りました。
入り口から3つめの一番奥のボックスに何気なく入ります。
そこまでの2つのボックスは空で、このトイレには3つしかボックスはありませんでした。
母の実家が巣鴨にあるのですが、夏休みには、よく私と母で遊びに行っていました。
母には5歳年の離れた妹がいて、当時まだ結婚していなかったので実家に住んでいました。
母と妹はコーヒーが大好きで、何かというと巣鴨商店街の喫茶店へと出かけてはお喋りに興じ、数時間も帰らないこともしばしばでした。
あの時も、いつものように、夕食後、二人してコーヒーを飲みに行くと言って出かけていったのです。
その日はたまたま近くの喫茶店が休みだったため、二人は巣鴨のお地蔵さん(有名な棘抜き地蔵)の先まで出かけて行きました。
そして、いつものように長々とお喋りを楽しんでいたところ、気がつくと深夜の12時を回ってしまいました。
流石に喫茶店も店じまいで二人は追い出されるように、店を出たのですが、コーヒーを飲んだせいでしょう、母は突然尿意を催したのです。
とはいえ、この時間帯ではお店は開いていません。
しかたがないので、母は、しぶしぶお地蔵さんの裏にある公衆トイレへと向かいました。
そこは、あまり綺麗なトイレではありませんし、変質者等も出そうな不気味な感じがありました。
ですので、母は自分がトイレに入っている間、妹にトイレの前で見張りつつ待っているようにお願いしたのです。
そして、母はトイレに入りました。
入り口から3つめの一番奥のボックスに何気なく入ります。
そこまでの2つのボックスは空で、このトイレには3つしかボックスはありませんでした。
576: 575の続き 04/02/05 05:41
母が用を足した丁度そのころ…コン、コンとボックスのドアをノックする音がしました。
母は妹が来たのかと思い、「○○?」と声をかけましたが返事はありません。
代わりにもう一度、コン、コンとボックスが叩かれました。
母はとっさに「おかしい」と思い、黙ったまま扉の方に意識を集中させました。
確かに、誰かいる…。
そう、母は感じたそうです。
そのまま暫く時間が経過しました。
今、開けてはいけない。
そう思いながら待つ数分はとても長く感じたそうです。
そして、不意に気配が消えました。
母はゆっくりとドアを開けると、何もいないことを確認してそのまま外で待っている妹の元へ行きました。
そして、妹に中であったことを話したのです。
当然、妹はノックなどしていません。
それどころか、ずっと入り口に立っていて見張りをしていたのです。
誰かが入って来たということもあり得ないと言うのです。
妹の悪戯かとも思いました。
でも、よく考えるとおかしいことがあります。
ノックが聞こえた前後、足音がしなかったのです。
もし、妹の悪戯なら、妹の足音がしたはずでしょう。
仮に、来るときの足音を聞き逃していたとしても、意識を集中させていた、帰るときの足音を聞き逃すはずはありません。
母は妹が来たのかと思い、「○○?」と声をかけましたが返事はありません。
代わりにもう一度、コン、コンとボックスが叩かれました。
母はとっさに「おかしい」と思い、黙ったまま扉の方に意識を集中させました。
確かに、誰かいる…。
そう、母は感じたそうです。
そのまま暫く時間が経過しました。
今、開けてはいけない。
そう思いながら待つ数分はとても長く感じたそうです。
そして、不意に気配が消えました。
母はゆっくりとドアを開けると、何もいないことを確認してそのまま外で待っている妹の元へ行きました。
そして、妹に中であったことを話したのです。
当然、妹はノックなどしていません。
それどころか、ずっと入り口に立っていて見張りをしていたのです。
誰かが入って来たということもあり得ないと言うのです。
妹の悪戯かとも思いました。
でも、よく考えるとおかしいことがあります。
ノックが聞こえた前後、足音がしなかったのです。
もし、妹の悪戯なら、妹の足音がしたはずでしょう。
仮に、来るときの足音を聞き逃していたとしても、意識を集中させていた、帰るときの足音を聞き逃すはずはありません。
295: コターツ・デ・ミーカン 04/02/03 19:01
妹者の話(1/3)
家の父方の家系は『見える』人達が多い。
祖母も見える人だったそうだし、親父もぼんやりと見える時があるそうな。
でも一番強く力があるのはおれの妹っぽい。
こいつは中学の時にいきなり『見える』側の人間になっちまったんだが、今日はその時の話をしよう。
ちなみに、「その時」妹を迎えにいった母が聞いた話を元にしていまふ。
その日、おれは大学の仲間達と遅くまで遊んで、家に着いたのは10時も過ぎていた。
帰ると、いつもは居間でテレビをみている母と妹の姿がない。
何かあったのかと思いながらも、一人でご飯の用意をしていると、母が2階から降りてきた。
どうやら2階の妹の部屋にいたらしい。
なんとなく顔がこわばっているような気がして、
俺「どしたん?なんかあったん?」
母「今日、あの子学校途中で帰ってきたんやけどな・・・。ほら、前から死んだおばあちゃんが夢に出てくるとか言ってたやろ?」
俺「あぁ、そんなこと言ってたなぁ」
母「それがな、今日学校で・・・」
家の父方の家系は『見える』人達が多い。
祖母も見える人だったそうだし、親父もぼんやりと見える時があるそうな。
でも一番強く力があるのはおれの妹っぽい。
こいつは中学の時にいきなり『見える』側の人間になっちまったんだが、今日はその時の話をしよう。
ちなみに、「その時」妹を迎えにいった母が聞いた話を元にしていまふ。
その日、おれは大学の仲間達と遅くまで遊んで、家に着いたのは10時も過ぎていた。
帰ると、いつもは居間でテレビをみている母と妹の姿がない。
何かあったのかと思いながらも、一人でご飯の用意をしていると、母が2階から降りてきた。
どうやら2階の妹の部屋にいたらしい。
なんとなく顔がこわばっているような気がして、
俺「どしたん?なんかあったん?」
母「今日、あの子学校途中で帰ってきたんやけどな・・・。ほら、前から死んだおばあちゃんが夢に出てくるとか言ってたやろ?」
俺「あぁ、そんなこと言ってたなぁ」
母「それがな、今日学校で・・・」
297: コターツ・デ・ミーカン 04/02/03 19:03
妹の話(2/3)
俺の中学校では給食が出るんだが、給食を食べていまから昼休みということで、妹は教室から廊下に出たらしい。
そこでいきなり妹はガバッとしゃがみこんで、「キャァァァァァァアアアアァァァア!!!!!」っと叫びだしたらしい。
数秒間叫びつづけた後、ばったり倒れた妹は保健室へと運ばれた。
それからしばらくして連絡を受けた母が駆けつけ、目を覚ました妹に話を聞こうとしたが、目を閉じて震えるばかりで要領を得ない。
とにかく連れて帰って、家で寝かしていたという。
それがご飯が出来て持っていったところで何が起こったのか徐々に話出したという。
俺の中学校では給食が出るんだが、給食を食べていまから昼休みということで、妹は教室から廊下に出たらしい。
そこでいきなり妹はガバッとしゃがみこんで、「キャァァァァァァアアアアァァァア!!!!!」っと叫びだしたらしい。
数秒間叫びつづけた後、ばったり倒れた妹は保健室へと運ばれた。
それからしばらくして連絡を受けた母が駆けつけ、目を覚ました妹に話を聞こうとしたが、目を閉じて震えるばかりで要領を得ない。
とにかく連れて帰って、家で寝かしていたという。
それがご飯が出来て持っていったところで何が起こったのか徐々に話出したという。
298: コターツ・デ・ミーカン 04/02/03 19:04
妹の話(3/3)
廊下に出た妹は急に眩暈がしてフラついたらしいのだが、目を開けると友達の肩に見たこともない老人がおぶさっていたという。
それがこちらを向いたのだが、顔は焼け爛れ、目が飛び出ていたりと見れたものではない。
ほかにも、体が半分朽ち果てた猫や、犬。
あばらが剥き出しの鳥。
腕のちぎれた兵隊みたいな人がハッキリ見えたらしい。
実はこの数日前死んだおばあちゃんが夢に出てきて、
「びっくりしなや。気をつけるんやで」
などといっていたらしい。
おばあちゃんは虫の知らせをしてくれたのだろうか?
これ以来家の妹は『見える』人になってしまい、色んなモノをみるのだがそれはまたの機会に。
廊下に出た妹は急に眩暈がしてフラついたらしいのだが、目を開けると友達の肩に見たこともない老人がおぶさっていたという。
それがこちらを向いたのだが、顔は焼け爛れ、目が飛び出ていたりと見れたものではない。
ほかにも、体が半分朽ち果てた猫や、犬。
あばらが剥き出しの鳥。
腕のちぎれた兵隊みたいな人がハッキリ見えたらしい。
実はこの数日前死んだおばあちゃんが夢に出てきて、
「びっくりしなや。気をつけるんやで」
などといっていたらしい。
おばあちゃんは虫の知らせをしてくれたのだろうか?
これ以来家の妹は『見える』人になってしまい、色んなモノをみるのだがそれはまたの機会に。
引用元: https://hobby4.5ch.net/test/read.cgi/occult/1075630036/

Comment (8)
Y君の父親は僧侶か神官なのですか? そうでもなければ、息子の話を聞いただけでそれほどまでに事情を理解して、しかも具体的な命令は出せませんよね。
こういう超人的な存在は、他にもよくいます。観客やアナウンサーが、何であの選手はこんな無意味な事をしたのだと不思議がる中で、ただ一人真実を見抜いて「無意味ではない!」と言う星一徹とか、小林少年や少年探偵団員や中村警部が首をひねっているのを尻目に、怪人二十面相のトリックを見破ってニヤリとする明智小五郎とか。
こうした超人の話は、単なる娯楽として読むならそれなりに面白いのですが、リアリティの面ではどうしても白けてしまいます。
>「白のアウディ」
人間の幽霊が出るなら、まだ分からなくもありませんが、人間が製造した「商品」の幽霊とはねえ。
A=ビアスの『悪魔の辞典』以来、"服だけの幽霊" はなぜ出ないか、とインターネット上でもまれに話題になりますが、これなら中味の人間を欠いた服だけの幽霊も出て来そうかな?
「見とうし」と何回も出るので癇に障ります。日本語はちゃんと書きましょう。
>「巣鴨の公衆トイレ」
これは1990年代初めの話ですね。その頃なら、特に東京あたりならコンビニエンスストアが既にたくさんあっただろうから、わざわざ薄気味悪い公園のトイレなど使う必要もなかったのではありませんか? いや、怖い話にするためにわざとこういう演出にしたのかも知れませんね。
>「妹」
冒頭に "妹者の話" と出て来たのでびっくり。時代小説などでは、父親の事を "父者(ててじゃ)" とか、兄を "兄者" とか言う事があるので、これも同類かと思ったら、2回目以降は "妹の話" になっていて、何じゃと思いました。
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
知らないことがあると屁理屈かまして逃げるへそ吉。
へその意味も知らないで名前に使ってるへそ吉。
みつこ
が
しました
個人的には結構面白かった
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
みつこ
が
しました
けっこう面白かった。変な能力者がでてこなかったからかな。
みつこ
が
しました
関係なかったようだな
みつこ
が
しました
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