930: 本当にあった怖い名無し 2018/08/18(土) 03:14:23.43 ID:YBkkXmDz0
ちょっと昔の話を。ふと思い出すと不思議だなと思うので投稿します。

生きているのが辛くなりもう山でも行って遭難でもするかと、徹夜明けの躁状態で行った10代の終わりのこと。
行ったのは都内の某有名なあの山です。
観光の方々で賑わっている売店やらある山頂の先にもまだ登山道があると案内掲示板で知り、黙々一人で登って行った。

賑わっていた山頂で満足して帰る人が多いのか、山頂より上の山道には誰もいないけど道らしきものがあるのでその道をひたすら歩いていた。
途中、道が分かれていてこれどっちだ?と悩むようなことが何度かあった。その際には、道に被る草が少なくて人が通った形跡のある方を選んで進んだ。道は変わらずあるけど長いこと不安になりながら歩いていた。
そうしたら、いつの間にか10m先におじさん、またはおじいさんがいた。一人でわからない道を歩いていて怖かったので、おじさんが付かず離れずの少し先にいて安心していた。
このおじさんに付いて行けばどこかへ辿り着くと。人生どうやって生きていけばいいかわからなかったけど、本当は遭難なんかしたくなかった。
そしておじさんを目印に一定の距離を保ちつつ歩いていたら、木の椅子と机がある休憩所みたいなところへ着いた。
そこにはおじさん、おばさんのそれぞれ一人登山者がいた。ほっと安心し一緒に休憩をした。二人に女の子一人で登山なんかと驚かれたり感心されたりした。
おじさんの方はこの先も登山するそうで、おばさんの方はもう下山すると。
本当は行けるところまで登る気があったけど、前日が雨で山道がぬかるんでいた上に、靴はランニングシューズでもう泥だらけだしよく歩けてなかったし、何よりこの先おじさんと二人で登山は怖かったので、おばさんと一緒に下山することにした。無事下山して帰りました。