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365: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/21 21:23
近畿地方の大学に行ったキモヲタな俺の弟の話。
3年ほど前、弟は近畿の競艇場で夜間警備のバイトをしていた。
警備と言っても実際に見回るのは午前3~5時までの2時間だけ。
後は寝たりマンガ読んだりオナったり、と好き勝手に出来るらしい。
ただし3時からの見回りのコースには5箇所のタイムスタンプがあり、決められた時刻にタイムカードを差し込まないといけないそうだ。
つまり寝過ごしたり、巡回コースを走って回ったりする不良警備員への対策らしい。
弟がそこの警備員を初めて3ヶ月目、その日も巡回に出かけて順調に見回りをしながらタイムカードも3箇所目に差し掛かった。

「あ~そろそろだな」
弟がイヤだったのは、競艇場のレース水面が見渡せる建物2階の長廊下。
ここにはよく水面に火の玉が浮いているそうだ。
いつものようにアニメソングを口ずさみながらカラ元気を出して廊下を直進。
次のタイムスタンプ定時刻まで20分ある。
ゆっくりと見回りをしなければすぐに到着してしまう。
弟はイヤイヤながら歩調の速度を落とした。

次は職員控え室の前。
ここからもよく話し声が聞こえるが、完璧に無視した。
警備についた当初に聞いた先輩警備員からのアドバイス、「変な事が起きても絶対に、見えない聞こえないを押し通せ」というありがたい助言に従い、弟は部屋の前だけ足早に過ぎて、今度は別の練の長廊下に差し掛かった。
「ここの廊下の突き当たりのタイムスタンプまで行けば、後は楽勝だな」
夜勤が終わったら朝から遊びに行くか、などとボケーっと考えていたら、廊下の中間地点にある、TVといくつかのソファーのある場所からゴソゴソ、と音が聞こえた。
ピタッと弟が歩くのを止めると、音もピタッと止んだ。
弟はソロリソロリと懐中電灯でソファーを照らしながら近づいて行くと、いきなりシャツと半ズボンを着た首の無い子供がソファーの陰から飛び出て来て、刃物のようなモノを振りかざしてこっちに走ってくる。
それを見た弟は悲鳴をあげ、懐中電灯を振り回しながら、もと来た道を走って逃げ出した。

次の日、弟は事務所に事情を話して、交通誘導の警備の方に変えてもらったってさ。

729: he 04/02/25 16:18
もう一年経ったのでそろそろ話してもいいかと思い書きます。
今から2年前、大阪の某所に越してきました。
都心に近いのに安目に借りれたのです。
大概、安いと何か曰くはありますよね?
心霊現象なんて物は信じていませんでしたからどうでもいいと思い借りた訳です。
引越しして、数ヶ月経った時から毎晩、同じ時間に外から奇妙な金属をこする音が聞こえて来ました。
ジャララー、ジャララー毎晩です、窓を開けて外を確認しても誰もいないし、お店もない。
まあ、いい。そう思い過ごしていたのです。

そのまま数ヶ月、寝苦しい秋でした。
うとうとしながら外からの金属音を聞いていました。
まただ・・・。
そう思いながら、聞いていたのですがおかしな事に金属音が段々近付いているのです。
ジャララー、ジャララー

730: he 04/02/25 16:19
つづき

ちょっと怖くなりました。
けれど金属音が止まったので安心して寝直そうと思い寝返りを打ちました。
その瞬間、声の出ない恐怖でした。
人間、本当に怖いと「キャー」とか出ない物なんですね。
寝返りを打った布団の隣には髪の長い女性が横たわっていました。
顔は髪の毛が邪魔で見えませんでした。
恥ずかしながら、そのまま失神していました。

目が覚めたら病院のベッドでした。
傍にいた看護士さんに事情を聞いた所、たまたま部屋に泊まりに来た恋人が泡を吹いて倒れていた私を発見して呼んでも目が覚めないので救急車を呼んだと言う事でした。
2日も眠り続けていたようです。
原因は不明でした。
取り敢えず「疲れていたのでしょう」と納得の行くような行かないような診断です。
ただ、変だなと思ったのが「何処もけがしていない?」と皆がしきりに聞いた事。
けがなどしていなかったし痛みもありませんでした。

731: he 04/02/25 16:20
つづき

1週間の入院で退院して家に帰ったのですが家に入ってすぐに飛び出しました。
何故だか、壁一面に血?のような赤茶の染みがあったからです。
どうして「けがはしていないか?」と聞かれたのか合点が行きました。
救急隊員はこの血の染みを見て疑問に思ったのでしょう。
さすがに強気でいられらくなりすぐさま引越ししました。
今の家からすぐ傍にあのマンションはまだありますが借り手はまだ見付かっていません。
家賃を見た所、さらに安くなっていました・・・。(実話)

252: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/20 20:22
勢いにのって昨日の話友だちの友だちの話だから、信ぴょう性はないんだが異様に怖くて、ちょっと寝れなくなった話をひとつ...

友だちの友だち(仮にB)は、霊現象否定派でなんでも幻覚、幻聴で済ませる人らしい
そのBが転職の為、引っ越しをした。
仕事もハードになって、そのBが友だちに最近金縛りによくあうと言ってきたらしい
B曰く、金縛りは体が寝ていて頭が起きている状態で意識は半覚醒状態で耳もとで大音量がするらしい
大音量は雑音だったり、身近な人の話声だったりするそうだ
しかし、引っ越ししてから毎晩のように起こり、よく眠れないと友だちは相談を受けた日に日に症状がひどくなってきて、体が動かないだけでなく縛り付けられてる状態になってきて、子供が耳もとでなにか騒ぎ立てる。

それを聞いた友だちは、それは霊現象なんじゃと言ってみたが絶対にありえないと完全否定
子供の声は従兄弟たちの声に似てるし、縛り付けられた状態でもがんばればどうにか体の一部はうごかせるらしい
じゃあ、ゆっくり体を休めるしかないねと友だちは言うしかなかった

しばらくしてBとまた話す機会ができたので、まだ金縛りにあうのか?と友だちが聞いたところ、Bは「もう治った」と言った。
やっぱり、仕事に慣れてない一時的なものなのかと友だちもほっとしたのだけど
Bが治る前の晩、妙な夢を見たと...

254: 252 04/02/20 20:23
続き

Bの見た夢というのが無気味で、5人くらいの子供が出てきてそれぞれからだの一部を損失した子供らしい。
そのなかで右手のない子供が「Bは、面白くない。怖がってくれないと僕は右手をもらえないじゃないか。こうなったらBが僕らのお話をした人のところにいくからね」と
友だちは、自分が恐がりなのを知っていてBが作り話をしていると思ったらしいのだけど
実際あくる日の晩から金縛りが...という話をその友だちから聞いたのだけど
なんと、漏れも金縛りにあうようになった...
ちなみに子供の声というのは聞こえないんだけど、妙な圧迫感をかんじる

話を聞いたから漏れのところにきたんだろうか。


引用元: https://hobby4.5ch.net/test/read.cgi/occult/1077125276/