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614: 1/2 04/05/06 16:14 ID:uuP0FuFR
この間体験した話。
私が住んでいるところは東京近郊のいわゆるリゾート地。
道路脇には小生意気にもヤシの木が定間隔で植えられており、まぁ南国ムードを出そうとしている感じ。
そんな感じの街なのでカラオケ店や居酒屋、パブなどのような類のものはほとんど無く、夜ともなれば人気が無いどころか明かりさえない。
敢えて言うなら洒落た街灯や自動販売機のみが晧晧と光っている。
私の住まいはマンションの3階で、そのマンションの向かい側に大きな公園がある。

ある日の深夜3時頃、受験勉強をしていて眠たくなり気晴らしにベランダにでてその人気もなく明かりも無い公園(12時頃になると公園の街灯は消されてしまう)をボォーっと眺めていた。
何気なくうちから50m程先の公園内の唯一の明かりである電話ボックスを見て驚いた。
深夜3時だというのに中に女の人がいるのである。
でも驚いたのは一瞬で見てみると(後ろ姿だけしか見えなかったがけど)よく言われているような長い黒髪で白装束というような幽霊の代名詞ではなく、おとなしい人が着るような服を着ていた。
何より受話器を手にしているのを見て普通の人だとわかった。

615: 2/2 04/05/06 16:15 ID:uuP0FuFR
さすがに気味悪いなぁ~とは思ったけど別にこれ以上驚く程のことでも無いか、と、息をついた瞬間、家の電話が鳴った。
「うわぁ!最悪のパターンじゃん・・・」とよくある心霊話を思いだし、ベランダでうずくまっていた。
電話は30秒ほどで鳴り止んだのだが、怖さのあまり5分ほどうずくまったまま。
で、やっとのことで立ち上がり恐る恐る電話ボックスを見たけど、もうあの人はいなかった。
ホッとして腕を組むようなかたちでベランダの手すりにもたれ掛かり頭を下げたのだが、今度は洒落にならないほど驚いた。

うちのマンションの真下に例の女がいたのだ。
目を大きく見開き、口をこれでもかというほど大きくあけて、形容しようのない笑顔でこっちを見ていた。
心臓止まるかと思うぐらいびっくりして一目散に部屋に逃げた際に背中の方で、「でてよ」と一言聞こえたけど、もちろん振り返ることなどできずベッドにもぐりこんで怯えながら一夜を明かしました。

結局、実在する人なのか幽霊なのかわからなかったけどそれ以来夜の電話が怖くて仕方がない・・・

616: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 16:32 ID:LQtaa2FK
幽霊だったら、(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
人間だったら、アヒャヒャヒャヒャ ヘ(゚∀゚ヘ)(ノ゚∀゚)ノ ヒャヒャヒャヒャ

599: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 13:42 ID:QuksKLeK
別スレに書きこんだ話なんですが、こちらにも張っていいでしょうか。

602: 600@あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 14:36 ID:QuksKLeK
最初に見たのは入学して二ヶ月目。
教室が二階だったので階段を上っていたら何か様子がおかしいのに気付きました。
視界に映るものがぼやけているのです。
そしてふとおどり場を曲がりきると、階段の手すりに寄りかかるようにして立っている制服を着た女の子がいました。
何故かその子だけははっきり見えたのです。
ただし、顔だけが見えませんでした。
覚えているのは長い髪と細い赤いリボン(校則違反)そして赤い上履き。
顔は分からないのに、まるで私を睨んでいるかのようでした。

私が恐怖に固まっていた時間は、数分経ったのか数十秒だったのかはわかりません。
ただ少し経ってから、周囲が元に戻り彼女も姿を消しました。
金縛りが解けたように、私は慌てて階段を駆け上がり教室に飛び込みました。
もちろん見たもののことを、クラスメートに話さずにはおれず……
ただもう夢中で話したのでした。

それから数日後、私の体験が噂になったのを聞いた他クラスの先生が部室にいた私を訪ねて来ました。
先生はその霊の元凶となった子のことを知っていたのです。
実は私がその高校に入学する3年前、試験には合格したものの入学式前に亡くなった人がいました。
入学式前だったと言うことで、無視するのも可哀想だと言うので入るはずだった教室に席が準備されたのだそうです。
ところがそれが全ての始まりでした。

603: 132@あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 14:36 ID:QuksKLeK
その教室は一階だったのですが、異常に日当たりが悪くなり(もともとはそんな感じではなかった)、時間が経って花が飾られなくなった彼女の机にはどこから入って来たのかいつも猫が寝ていたり、また彼女らしき姿を教室周辺で目撃されることも多くなってきたため二度ほどお払いしたそうです。

その結果しばらくはそうしたことがなかったようなのですが、偶然私が見てしまったと……。
おそらく見えなくなったのではなく出没はしていたんだと思います。
波長が合う私が入学してきてしまったので目撃(というか出会う)することになってしまったのでしょう。

二度目に彼女に合ったのは校外でのこと。
仏壇屋の前を自転車で通っていたら、ショーウィンドーに彼女に似た人が反対方向から自転車に乗って去っていく姿が映っていました。
ところが、その時実際には道を通っている人も自転車もいなかったのです。
家に帰っていってるのかな、と思いましたがそれで終りではありませんでした。

三度目は美術室でのことです。
教室移動で、自分のクラスからその教室へ移動したのは私が一番最初でした。
ドアを開けるなり、部屋には白い煙が立ち込めていました。
「?」と思っていた私の前に、彼女が腰から上だけで、しかも後姿で現れたのです。
最初の出会いと比べて、恐い感じはしませんでした。
また少ししてそのまま彼女は消えてしまいました。

604: 132@あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 14:37 ID:QuksKLeK
上記のことは一年から二年の間の出来事です。
それ以降彼女と思しき人物には出会っていません。
が、一つだけ……。

高校三年になって、下級生の友人が出来たので良くいっしょに自転車で登校していたのですが、ある日たまたまそういう恐い経験の話になったので『彼女』の話をしたのです。
そして話し終えてふと、下級生の自転車の荷台を見たその時彼女の鞄の上に、長い髪をした頭が乗っていたのです。
髪をなびかせて……。

628: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 21:30 ID:q16TGYKP
昔に聞いた話。
というか言い伝えみたいな。
結構有名なんで皆知ってるかも。
既出ならスマソ。

昔、越前の国(福井県)の福井の城下町を一人のお婆さんが提灯を持って歩いていた。
お婆さんは昔奉公していた侍の家に久しぶりに行った帰り道だった。
月の無い晩で、人っ子一人通らない城下町を一人で歩いていたそうだ。
北の国の春は遅く、寒さからお婆さんは襟をかき合わせた。
そのときだった。
お婆さんは九十九橋辺りで青白い松明の火のようなものを見た。
その火はどんどん灯ってゆき、とうとう橋いっぱいの青白い火になった。
動かない火や、動き回る火など色々あった。
お婆さんはビックリして、その火を見つめていた。
突然、その火がパッと消えて辺りは元の通りの闇に戻った。
そして、その暗闇の中を白い霧のように橋の上から流れて来るものがある。

しかしそれは霧ではなく『人』だった。
白い鎧をつけ、白い弓等を持ち、取り分け大きく見えるのが馬に乗った武者だ。
白いのぼり旗を靡かせ、粛々と進んでいる・・・。
唯、その行列には首が無い・・・。
人にも。
馬にも。
首なし行列はお婆さんの居る方向に向かってやって来るのだ!
お婆さんは、冷水を桶一杯にかけられたようにゾッとした。

あぁ・・迂闊だった。
今夜は四月の二十四日と言う恐ろしい日であったと気がついた。

632: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 21:48 ID:q16TGYKP
>>628続き
昔の暦の二十四日は月が出ない。
それなのにこの夜、福井の城の鳩の門の枡形(※)に月が映るという。
枡形の広場の土の上に月が映るという。
見た者は死ぬという言い伝えがある。

そもそも、四月二十四日とはどういう日なのか?
単刀直入に言うと、北の庄の城で『柴田勝家』という殿様が切腹した日だ。
城は炎に包まれ、家来達も腹を切り、或いは敵に討たれて死んでいった日だ。
天正十五年四月二十四日の日だった。
攻めたのは彼の有名な『豊臣秀吉』(当時はまだ『羽柴秀吉』だったが)。
農民から身を起こした彼に勝家は負けた。
どんなに無念だっただろう。
死んでも死に切れなかっただろう。
くる年もくる年も四月二十四日が来て、亡霊は墓から起き上がった。
青白い灯が一つ一つ増えていき、フッと消えた時に動き出す。

635: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 21:59 ID:q16TGYKP
>>632続き
福井生まれの福井育ちで如何してこの日にうっかり出歩いたのだろう・・・。
どの家も戸を閉め切って息を殺していると言うのに・・・。
お婆さんは悔やんだ。
お婆さんはガタガタと震えながら、提灯の火をフッと消した。
このまま逃げても辺りに横丁は無い。
逃げ出せば首なし行列に追われる・・。
ならば、後ろを向いて、見ないように、見られないようにやり過ごす他仕方が無い。

お婆さんは道に背を向け、よその家の軒下にかがみ込んで確りと目を瞑った。
足音は次第に近づいてゆき、やがて後ろを通り過ぎていく。
静かに人の歩く音、馬の歩く音、鎧がかすれる音が鳴ってゆく。
息の詰まるような長い時間だった。

637: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 22:12 ID:q16TGYKP
>>635続き
ようやく、しんとした。
お婆さんは暗闇を這うようにして、家に帰った。
そして、帰ったなり布団を被って寝てしまった。

次の朝・・。
余りにもお婆さんの顔色が悪いので、心配した息子が如何したのかと尋ね始めた。
始めはお婆さんはずっと黙っていた。
たとえ行列を見ても決して見たことを言ってはダメだ。
言ったら血を吐いて死ぬ。
小さい頃からそう教えられてきた。
だから言わなかった。
言うまい、そう思っていたのにお婆さんの口は勝手に動いてしまった。
とうとう言ってしまった・・
お婆さんは体の力が抜けお婆さんは死を覚悟した。
だが・・、お婆さんは死ななかった。
家中が胸を撫で下ろし、神様や仏様に感謝した。

しかし・・、
次の年の四月二十四日・・、
お婆さんは家をフラリと出たまま・・、
そのまま家に帰らなかったそうだ・・・。
-完-


引用元: https://hobby5.5ch.net/test/read.cgi/occult/1082516855/