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711: 元先任警備士 04/05/08 08:33 ID:2FWj7tvo
あまり恐くないかもしれないけど…
高校卒業後、大手警備会社に就職して自宅近くの地元の営業所に配属。
警察のパトカーみたいなカラーリングの会社の車(会社では「パトカー」って呼んでた)で夜中学校や企業の巡回をしたり警報が鳴った際駆け付けたりしていた。
その営業所が受け持つエリアに県立の宿泊教育施設があって宿泊の無い日は毎晩施設内を巡回することになっていた。
その施設はちょっとした山の中にあってオレが小学生の頃から「出る」と噂のある有名なところだった。

夏の宿泊シーズンも過ぎ、施設内を巡回したある日の出来事。
巡回を終えていつもの様に報告書を施設のセンター長の机に置き、機械警備をセットしてドアを施錠しパトカーに乗り込み施設の門まで行き門を閉めて施錠。
再びパトカーに乗り込んだその時無線から
「おーい」
ビビった。
普段だったら暗号で「○○(支社・営業所名)○号車××―○×○(契約先の暗号)発報」とかなのに。
そしたら再び無線から
「おーい」
んでビビってカーラジオをつけた時気付いた。
「オレいつも巡回のとき無線消してるよなぁ…」
オレは住宅街の中の学校で巡回する際無線の声が周囲に迷惑になると思い無線を消す癖をつけていた。

712: 元先任警備士 04/05/08 08:43 ID:2FWj7tvo
勿論その時も無線は切っていた。
(実際は切らないほうがいいのだけどね)
警備員やって色々と恐いことあったけど初めて恐い体験をしたのはこれが最初でした。
長文・駄文・恐くない話すみません。

718: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/08 11:29 ID:FifF4XtP
嫁さんの実家であった話。
嫁さんは一人っ子で嫁さんの実家は夫婦二人で住んでるんだけどある日、夜中の3時くらいに電話が鳴ったそうだ。
お母さんがベルの音で起きたんで電話にでたそうなんだけど電話の向こうから女のすすり泣く声が・・・
お母さんは娘(嫁さん)からの電話だと思い
「▲▲(嫁の名前)?どうしたの?何かあったの?」
と話しかけると
「眠れないの、怖くて眠れないの、怖いの、助けて」と。
「え?なに?どうしたの?○○(俺の名前)いないの?」
お母さんがそう言うと
「怖くて眠れないから今から行くね」
と言って電話が切れ、お母さんは焦ってお父さんを起こし、その事を話すと、娘に電話かけてみようという事になってウチに電話をかけてきた。

当然ウチらは3時過ぎなんて夢の中で、嫁さんの実家からの電話で起こされた。
俺が電話にでたんだけどお父さん、
「おい、▲▲いるか?何があった!」
って少しキレ気味で言うからこっちがビビッた。
その後30分ぐらいお母さん達は起きてたけど誰も来なかったので(来たら怖いが・・・)寝てしまったらしい。
折れも話を聞いた方だから大して怖くもなかったんだけど自分とこにそんな電話かかってきたら嫌だなぁ。とわ思った。

723: グワイ 04/05/08 12:04 ID:wAgPCRH/
家のじいちゃんが生きていた時の話、玄関から伸びる廊下の横にふすまで仕切った部屋が3つ有り、一番奥が仏間でじいちゃんとばあちゃんが寝ていたその横の部屋で2人のねえちゃんが寝てたんだけど・・・・

ある晩真夜中にふすまの向こう側の廊下から足音が聞こえたらしい、
それも忍者が小走りに走るようなヒタヒタヒタヒタヒタヒタと歩いては止まりを繰り返し何度も往復しているようだった。
上のねえちゃんが最初に気付いて下のねえちゃんを起こして、泥棒だよ恐いねと抱き合い廊下側では無い横のふすまを開けておじいちゃんとおばあちゃんを起こしたそうです。
じいちゃんが明かりをつければビックリして逃げるだろうと電気を付けましたが足音も止む気配が無く、おばあちゃんがそっとふすまを開けて真っ黒な廊下を覗き込んだそうです。
誰も居ない廊下にヒタヒタヒタヒタヒと言う足音と板の間でしたのでミシという音だけが聞こえたそうです。

じいちゃんは仏間のホウキを握って俺が見てくると言って廊下に出た瞬間、・・・・・・・・・・・

目の前をドタドタと今度はけたたましい音で、見えない何かが玄関へ走って行き玄関のドア(スリガラスの)がガタガタ揺れたと思ったらドアの向こう側が火事のように真っ赤に光ったそうです。
ねえちゃんもばあちゃんもハッキリと見たそうですが、表で何かが燃えている様な凄い物だったそうですが、直ぐに消えたそうです。

翌日、そんな話を朝食時に聞かされ(私は別棟で両親と寝ていた)みんなで不思議がっていました。
すると電話が鳴り近所に住むおじいちゃんの親友が昨夜亡くなったとのことで、じいちゃんは昨日の晩の出来事はきっとその親友が最後のお別れに来たんだと言っていました。
後で分かったのが、足音がした時間と家族に看取られて息を引き取った時間が同じ時間だったそうです。
こういう事もあるんですね。

724: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/08 12:08 ID:35O9oESW
>>723
せっかく最後の挨拶に来たのに追い返されたのはちょっと悲しい気がする

755: 長文失礼します1/3 04/05/08 19:26 ID:6CdpS+Ew
以前私はスーパーで社員として働いていました。
朝は早く夜は遅い勤務で毎日が睡眠不足との戦いでした。
だから昼休みは地下の倉庫の奥の方で寝るのが習慣になっていました。

ある日、いつも通りにお気に入りの場所に段ボールを引いて私は寝ていました。
すると、足に「バシッ」と誰かに叩かれたような衝撃を覚えました。
「ん?」寝ぼけながら私はすぐに起きて辺りを見回すのですが、お約束のように誰もいません。その時は私も気のせいかと軽く考えていました。
ただ、それからというもの頻繁に同じ現象で目を覚ますようになり、私は「これはきっとバイトの誰かがいたずらしてるんだろう」と思い、寝た振りをして、足を叩かれたらすぐに起きて犯人を捕まえてやろうと待ちかまえてやる事にしました。
そして、寝たふりをしてから数分後、いつものように「バシッ」私はすぐに「いつもやってくるのはお前か!!」と犯人の姿を探すのですが、やっぱりいないんです、誰も・・・。

少し不思議には思いましたが、睡魔には勝てずその後も昼は倉庫で寝ていました。
そうしているうちにまたちょっとした事件が起こりました。
私のいた店には、当然店長がいました。
私が倉庫で昼寝しているのを知り、店長もそこで寝るのが習慣になっていました。

ある日私がいつも通り昼寝をして、仕事に戻ると店長が入れ替わりでその場所に寝にいきました。
数分後店長は慌てた様子で戻ってきました。
私は「まだ、休憩時間残ってるから大丈夫ですよ」というと「ちゃうねん!!あそこやばいぞ!!絶対やばい!」「いや、いつも通り寝てたら左手がな!ぐにゃって!!」かなり興奮した様子でしたので、事情を聞くとなんでも寝ていたら、突然何者かに左手の肘が関節の方向とは逆に90度曲げられたという事でした。
もう少しわかりやすく言うとアームブリーカーで左手をへし折られたような感じだったそうです。

756: 長文失礼します2/3 04/05/08 19:27 ID:6CdpS+Ew
続きです

それから数日後、私と店長は店の屋上で休憩をとっていました。
仕事の話をしながらなんとなく、普段は見えない店の裏側をふとのぞき込むとそこには墓地が広がっていました。
2人ともそれを見ても特に何を思うわけでも無く「知りませんでしたねぇ」なんて、のんきに話をしながら墓地を眺めていました。
しかし、ずっと眺めているうちに奇妙な事に気付きました。
墓地の周りは塀で囲まれているのに、いくつか(3つ位だったと思います)塀の外にでている墓があったのです。
何故あの墓だけ塀の外にあるのだろうか?私たちは考えました。
私たちの店とその墓地はL字で接していました。
(上から見た感じで横棒が店、縦棒が墓地と考えてください)

そこを見て私はピンときました。
墓地は元々は店側にもう少しのびていたのだろう。
しかし、今私たちがいる建物ができるのでいくつかの墓を移動しなければならなかったに違いない。
つまり私たちの店の一部は、墓場だったところの上に立っているのだと私は理解しました。
その事を言おうと店長の方を見ると少し様子が変でした。
「どうしたんですか?」
私が聞くと
「○○君(←私)。あそこってもしかして俺らがいつも寝てるっところちゃうか?」
店長が指さした所は墓場の一部であっただろうと推測される部分でした。
そう、私たちは移動させられた仏様が元々いたところで昼寝をしていたのです。

私たちにいろいろな現象を起こしていたのは、ここで眠っていた方々だったのでしょうか?
自分たちの寝床で寝ている私たちが邪魔だったので、怒っていたのでしょうか?
長文・乱文失礼しました。
あまり怖くなくてすいません。

757: 長文失礼します3/3 04/05/08 19:28 ID:6CdpS+Ew
補足ですが、実はその地下寺の娘で霊感のあるバイトがいうには3人くらい彷徨ってるということでした。
(その子は裏の墓の事は知らなかったみたいです)
そこでは他にも「荷物を積んだカートが独りでに動き出した」とか「私が下向きで作業しているときに視界の外で何者かが飛び回ってた」とか結構いろいろ起こっていたみたいです。


引用元: https://hobby5.5ch.net/test/read.cgi/occult/1082516855/