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538: 長くてごめん。 04/05/24 20:42 ID:Pzq2bgJ/
俺が小学生の時の話なんだけど。
友達の祖父が細い竹(しのだけっていうんだっけ?)の鉄砲の作り方を教えてくれて、実際作ってみようってことになって、子供4人だけで山に入ったんだよ。

わいわい騒ぎながら歩いてたら、2階建てのボロボロの古い家が見えた。
地元なのにそんなのがあるなんて知らなくて、好奇心で入ろうってことになった。
中は外見以上に荒れてて、包丁が床に刺さってたり、食器類が散乱してたりで、急に住人がいなくなったみたいに見えた。
人形の腕だけが落ちてたり・・・。
1階をうろうろしてたら、ひとりが気持ち悪いって言ってうずくまった。
顔が真っ青でがたがた震えてて、何かやばいって思い始めた。
そのとき、無造作に床に置かれてた黒電話が鳴り出した。
全員叫んで走って逃げ出した。

一気に山を駆け下りて民家が見えたとき、まじ安心した。
で、誰も話そうとしなかったんだけど、多分全員聞いてたんだと思う。
黒電話が鳴った直後、2階から駆け下りてくる足音がしたのを。
具合が悪くなったやつは、変なうめき声と耳鳴りがずっと聞こえてたらしい。

中学に入ってこの話を思い出して祖母に言ったら、二度と山に入るなっていわれた。
誰も教えてくれないんだが、どうやら山の家のことはタブーってやつらしい・・・。って別に怖くないか・・・すまそ。

540: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/24 20:44 ID:zJeIBye8
>>538
いや十分怖かったよ。
その古い家はまだあるの?

541: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/24 20:49 ID:yZG4Qh3I
>>538 こっ怖い!!!二階から降りてきたのは一体誰?(((゚д゚ι)))ガクブル

563: 長 文太 04/05/24 23:04 ID:ge0p21b5
高校の時の話。
体育の授業が始まる直前、体育シューズを教室に忘れた俺は慌てふためいて教室にとりに帰った。
階段を駆け上がり、教室のドアを勢いよく開け放すと、女子が着替えてましたw
どうすりゃいいかわからず、ひとまずごめんなさいして廊下で待つ事に。
着替えが済んででてくる女子連中に冷やかされながら、正座して待ってると、当時好きだった子に”みんな着替え終わったよ”と告げられ、思わず”俺の恋も終わりました”と。
手早く下着、ぢゃなくて、シューズを取って体育館に戻ることにした。
まぁ、遅刻は確定なんでのんびり行くことにしたのだが、ひとつ妙なことを思い出した。

ドアを開け、最初に目に飛び込んできたのは、大好きだったあの子。
どうしてもそこで思考が止まるのを強引に進めてみると、次に見えた子。、、、誰?覚えてねぇ、つーか、見たことねぇ。
よーく思い出してみると、体が無い。

564: 長 文太 04/05/24 23:04 ID:ge0p21b5
その次の子は確か、薄いピンクのブラしてた。
その次は白。あの一瞬でよくもまぁ、、、とは自分ながらに感じてはいたんだが、どう考えても二人目は首から上だけ。
校舎を出て体育館に向かう途中、グラウンドでちょうど女子がソフトボールをやってんで横目でさっきの顔を捜してみた。
いました。
首だけ。

ちょうど一塁ベースの上あたりに。呆然と見ているとスーッとライト方向へ向かって行って、そのままグランドの外へ。
”キキーッ””ドン!”たまたま通りかかったタクシーが電柱に突き刺さってました。
幸いたいした怪我もなく、ひとまず警察を呼ぶことに。
さりげなく追突の理由を聞いてみると、

”人が飛び出してきたように見えた”

580: 1/1 04/05/25 00:23 ID:Psm32ROr
あちきの地方では、五月の節句に鯉幟りと一緒に子供の名前を入れた大きな幟を立てて子供の成長を祝います。
そんな平和なあちきの地方で起こった悲惨な事件。
もう3年もなります。

その日はとても晴れていました。
幟に「宏史」と書かれたその子は将来を期待された子供だったのでしょう。
とても大きな幟がはためいていました。
その宏史が突然倒れたのです。
家族は心配になり病院に連れて行き必死に看病しました。
近所の神社に願掛けも行いました。
でも宏史の血圧はなかなか上がりません。
そんな時、突然看病疲れでウトウトしていたお父さんの夢枕にヒゲの武将が出てきました。
「残念だがアイツはもう…(クビチョンパのポーズ)せめてお前らだけでも生を楽しめ。力になってやれなくて済まん」
そう言った所でお父さんの目が覚めました。
しかし、宏史は頑張ってそれから暫くは持ちこたえました。
お父さんも必死に「くたばるんじゃねーぞ!」と息子を励ましました。
しかし、ついに宏史も力尽きてしまいました。
呼吸困難による多臓器不全でした。

五月の節句の季節に、風にたなびく大きな幟を見かけたら、あなたも宏史君の事を思い出してやってください。
すると夢に出てくるかも知れません。

591: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/25 01:11 ID:E6qkcMfv
2年前の話し。
今もいる所なんですが木造の小さいアパートの2階に住んでいて部屋は8畳一間で中から見て玄関の左にトイレ、右に台所があるよくあるタイプの貧乏畳部屋。
その日はとても暑く、真っ昼間からバイトも辞めて部屋でマターリしていたら玄関の方から「○○さん」と小さな女の声がした。
また宗教か…って思いながら「はぁい」って、だるそうに振替えって玄関を見ると台所のすぐ上の小窓からこっちを見てる痩せた年配の女がいた。
「あのぉ~そこから覗かないでもらえます?今玄関開け『うるさいので』・・!」
おれがしゃべってる最中に割って「うるさい」と言われ、半分体を起こした状態で少し驚いて固まってしまった。
「下のヨシノ(少し偽名ね)ですが床がキシム音がうるさいので静かに歩いてください」
そう言うとこっちの返答も聞かずにさっさと下へおりて行った。
もちろん小腹はたったが同時に少し違和感を感じてた。

そこで気になった事が2つ。
おれは神経質で部屋の中を歩く時は隣人に気を使い常につま先歩き。
下に音なんてまず聞こえっこない事。
もう1つが下に人は住んでいない事。

592: 591 04/05/25 01:13 ID:E6qkcMfv
何はともあれ怒りを押さえる為床を一蹴りかまし、その日はのんびり家で過ごした。
そして翌日。
あまりの暑さに目がさめた。とりあえずテレビをつけた。
「○○さん」…あの声だ。
見ると小窓から、首から上だけを覗かせた「ヨシノ」がいた。
落武者の生首を思わせる目覚めには最悪の絵ずらだった。
「音がうるさいので小さくしてください」
「音!?」
体をゆっくり起こすとまたすぐさま消えた。
テレビの音がうるさい?…疑問に思った。
テレビをつけてたった1~2分。
しかも深夜にテレビを見てた為にボリュームは限りなく小さい。
とどこからか音が聞こえる。
うちじゃない。
隣かと思ったが違う。
外に出てみると下からテレビの大音量が聞こえる。
「ヨシノ」の部屋からだった。
え?ドンドン「すいませーん。こっちこそうるさいんですがー」・・・
出てこない。
自分でうるさくして・・何故おれか?もーなんだかわけわからんかった。
部屋に戻り頭をかかえて悩みながらまた知らずの内に寝てしまった。。。

『うるさい!!!』!!
ビクッとオレは飛び起きた。
呆然としてる中、下へおりる鉄階段のガンガンした音が響いてる。
何が起きたのか理解も出来ずふと時計を見ると夜中の1時。
「なんだよぉ~今の音はぁ・・?」
時間がたつにつれ昼間のあの声だと理解した。
「あのDQNいいかげんにしろよ・・・」。
A型のおれは朝まで待って下の部屋に行った。
そこでまず外側にまわって見たら洗濯物が干してあった。
「いつの間に人が入ってたんだな・・」と疑問を一つ解決できた。
雨ざんぶりにも関わらず洗濯物を干しているのは少し気になったが。

593: 591 04/05/25 01:17 ID:E6qkcMfv
ドンドンッ「すいませんヨシノさん!」「上の○○ですけど!」・・・
ドンドンッ「いるんだろーが!」・・・
反応がない。
カギもしまってる。

とりあえず雨もチパチパ飛んでくるし周りにも迷惑なので撤退することにした。
そして雨がざんざん降る中、昨日とほぼ同時刻ドン!ガンガンガン何かが木製のドアにぶつかった音と急いでおりる階段の音。
まさかと思い速攻で玄関に走った。
ガチャ誰もいない。
ただドアに濡れた紙切れが貼ってあるだけだった。
えんぴつで書いた汚い走り書きの文字で
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
あら失礼な!そらもーブチギレですよ。

ドガドガドガッ「おらぁ!出てこいよ!!直で言えよおめぇはよぉ!!」
その瞬間ドアが勢いよく開き、中から中年の男が飛出すなりおれに叫びながら襲いかかって来た。
「お前がぁーーうるさいからぁーー!!!」
おれは肩を掴まれ後ろにあったチャリンコに激しく押付けられた。
すると周りの住人がやっと出て来てこの中年DQNを取り押えた。。
都合よく警察も登場しドラマさながらに雨の中DQNは消えて行った。
おれも事情徴集で消えてった。
隣人のねーちゃんが通報したらしい。

594: 591 04/05/25 01:19 ID:E6qkcMfv
翌日、不動産がオレの部屋をチェックしに来た。下の部屋にもれる音を調べに来たらしい。

不動「やっぱり音に問題ないなー。」
やっぱって?
俺「って言うかあの下のやつはどうしちゃったんですかね?」
「あーこっちにも10分に一回は苦情があって大変だったよ」
俺「えなんで連絡くれなかったんすか?」
不動「ん~・・なんかね、物が壊れるぐらいの騒音で眠れないって。ありえないでしょ?でも連絡ぐらい入れるべきだったね。ごめんね。」
俺「そー言えば、ばぁさんは一緒に署にいってるんですか?てかあれ母親?」
と聞いた。

「母親?○○さんは1人だよ。茨木から単身で出て来たみたいね」
ゾクッとした。
俺「…いやってか下の人「ヨシノ」って人ですよね?」
「?いや○○さんだけど…なんで?」
グワッっと全身に鳥肌が立ち耳鳴りがした。
この後もちろん王道の賃貸前歴を聞いたが、仲の良い知人からの紹介でもあったしそれはないと言う事でした。
異常。
長々失礼でした。
あんまり怖くなくてすまん。
ただ名前を聞いた時ほんとにきつかった。
あれ以来小窓は閉めたまま。
でもあんなはっきりくっきり見える物なのか?では

595: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/25 01:26 ID:FYkCDFFS
こ、こわ~…


引用元: https://hobby5.5ch.net/test/read.cgi/occult/1085164313/