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33: 詹臥肉 04/06/06 17:48 ID:GxxQkxYq
私が通っていた高校は、奈良県の中部にあり、宗教の総本山として有名なT市にあった。
そもそもT市は宗教の本山という理由で、自殺の数も多く、心霊系の噂には事欠かなかった。
私は県外から受験したため、寮に住んでいた。
寮は1年生から3年生までが一緒に生活し、1年生は1階、2年生は2階、3年生は3階、という構成になっていた。

私が入寮して半年ちょっとぐらい経った頃だろうか、日本でインフルエンザが猛威を振るい、私の寮も例外では無く、多数の生徒が感染した。
寮というのは流行り病が流行ると、広まるのが恐ろしく早く、そのため管理側には素早い対応が求められる。
その寮には、隔離用に3階に6個の部屋があり、その部屋に感染者が閉じ込められる。
流行してから1週間後には、既にその6個の部屋が全て満室になってしまった。
これ以上増えたらどうするのだろう?と思っていると、運悪く、私がインフルエンザにかかってしまった。
そして連れて行かれたのは、普段は誰も行かない4階にある部屋。
その部屋は寮生からは「開かずの部屋」と言われ、ヤンキーな先輩ですら、タバコの吸える絶好の場所にも関わらず、そこには入ろうとはしていなかった。

35: 詹臥肉  04/06/06 17:54 ID:GxxQkxYq
つづき

その4階の部屋に連れていかれ、中に入ると、既に2人の先輩が布団に入っていた。
私も高熱のせいで、布団を引くと直ぐに眠りについた。。。。
その後2日間、何事も無く、先輩と3人でその部屋で高熱にうなされていた。
そして3日目、私たち3人は熱も引き、多少の鼻水と喉の痛みだけになり、明日からは自分の部屋に戻り、学校にも行けると話していた。
その3日目の夜、学校大好きであった私は布団に入り、明日友達と話す話題などを考えていた。
その内に眠気に襲われ、意識が無くなった。。。。。

つづく

36: 詹臥肉  04/06/06 18:02 ID:GxxQkxYq
つづき

何時ごろだろうか、目覚ましで目が覚めた。
目を開けるとまだ真っ暗で、恐らく深夜であることは間違いない。
私の寮では、各個人が自分の目覚ましを持っていて、自分の起きる時間にセットして起きる、という習慣があった。
その目覚ましの音は私の目覚ましではなく、恐らく2人の先輩どちらかのだった。
2分ほど鳴っていたが、急に、「ピッ」っと鳴り止んだ。
私はまた直ぐに眠りに付いた。
どれぐらい経っただろうか、また同じ音の目覚ましが鳴った。
「ジリリリリリリィイイイイ」
いい加減に腹が立ってきた私は、心に中で、明日の朝に先輩に文句を言ってやろうと思っていると、また「ピッ」っと消えた。
そして、更にもう一度鳴った。
「ジリリリリィィィィィィィ」
私は限界を感じ、布団から這い出して、その音の鳴るほうへ這って行った。
そして手探りでその目覚ましを見つけ、思いっきり手で叩いた。
その時だ。。。

37: 詹臥肉  04/06/06 18:12 ID:GxxQkxYq
つづき

皆さんは、誰かに見られるという、視線を感じるという感覚が分かるだろうか?
その時まさに私はその感覚を体全体で感じた。
しかし、その感覚が普段と違うのは、一人に見られている、のではなかったからだ。
何百人の人に見られている、感覚があったのである。
私は怖くなり、目を瞑ったまま、自分の布団に潜り込んだ。
それでも視線は無くならない。
気の短い私は、意を決して被っていた布団を放り投げて、目を開いた。
最初は周りを見たが、何も変わったことは無い。
そして気のせいか、、と思い、天井を見た。

そこには何百、何千という顔が、何十にも重なり、私を凝視している光景があった。
私はホンマに怖くなり、布団に潜り込み、目を閉じて神に祈った。。。
すると、どこからか、T教のお経が聞こえてきた。。。
その後の意識は無く、気が付くと朝だった。これは実体験であり、嘘ちゅいます。
ダラダラと長くすんません。
他にもっこの寮での心霊体験は数え切れないほふどあるので、また書き込ませてもらいます。

40: ◆ZbV3TMNKJw 04/06/06 21:01 ID:Y5c4A+hg
結構洒落にならなかった話です。
今から4,5年前位の話なんですけど、地元(千葉)にあるラブホテルに当時の彼氏と泊まりました。
けど、ホテルって朝10時とかに出ないといけないから、起きたんだけど凄く眠くて、近くにある私の実家に行くのも気まずかったんでもう一度フリータイムみたいのでそのホテルに入ることにしました。
そこは4階建てくらいで古いホテルなんですが、最上階は初めてで部屋も広いので二人ともわくわくしていました。
でも、寝るだけの目的で入ったので「ダウンタウンのごっつええ感じ」とかをフロントで借りて、見てから寝ようということになりました。

よく、ホテルって皆が書き込んでいくノートみたいのがおいてあるじゃないですか。
私はアレを発見して、何か書こうと思って呼んでいると、なんか変なんです。
ノートの行とかスペースとか、全部を無視して、男の人がズラーって書き込んであるんです。
何ページも。
なんか少しだけ怖かったんですけど、興味もあったので全部読みました。
ぶっちゃけ内容はもうそんなに覚えてないんですけど、男の人と女の人が駆け落ちした感じのないようでした。
「彼女の皮膚には黒い斑点ができ、病院に行こうと言っても聞いてくれない。これじゃ何の為に家を出たかわからない」
みたいな事をズラズラと何ページも書いてありました。
やっぱり怖くなって彼氏に見せると「こんなの読むからだよ。」と軽くあしらわれました・・。

42: ◆ZbV3TMNKJw 04/06/06 21:13 ID:Y5c4A+hg
そんで、続きです。
そろそろ寝ましょうって事になって寝たんですが、私はなかなか寝付きの悪いタイプで、一人で起きてました。
すると隣で寝てる彼が、どう見てもうなされてるんです。
あれ?と思ってみてると、眉間にしわ寄ってるし苦しそうだから起こしてみました。
彼は起きて、「うなされてたでしょ」と言ったら「何でもないよ」と言いました。
けど「絶対離れるなよ」とかも言ってて意味が分かりませんでした。

もう一度寝直してから、早く出ようと急かすので、とにかく出たんですけど、その後聞いた話だと彼は夢の中で同じホテルに私と二人で寝ていたそうです。
すると部屋の有線とかが流れるスピーカーから「早く帰りなよ」「良い思い出だけつくって早く帰った方が良いよ」って低い男の人の声が聞こえたそうです。
夢の中の私は泣きじゃくっていて、だから「離れるな」とか言ってそうです。
もうあのホテルは行ってません。
だって怖いもん。
以上です。
あんまり怖くなかったらごめんなさい!

55: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/06/06 22:51 ID:YoxlU85N
場所は某静岡のあるところで起きました。
会社の有志の釣り大会での話です。
先輩社員がクレーム処理の為、土曜日出社で夜に遅れて来たのです。
その先輩って、車を持っていなくて東京から原チャリで来たんですよ。
事前に原チャリで来ると連絡はありましたが、マジで来たのです。
で、怖い出来事があったのです。

途中、青木が原ルートで来たらしいのですが、そこを越えたあたりでパトカーに捕まり、違反切符を切られました。
原因は「2人乗り」です。
警察官曰く、「女性をどこに隠した!」って説教つきで…。
嘘だと思ったのですが、その違反切符見てゾッとしました。
勿論、先輩も青ざめておりました。
それ以来、先輩はお守りを肌身離さず持っております。
本当の話です。
こんな身近にあった体験は一度っきりですが…。

134: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/06/07 23:04 ID:V8Bd69ab
その日は仕事で遅くなり、終電に乗って家へ帰るはめになった。
駅に着き、改札を出て家へ向かって歩き始めると、駅前広場の片隅に何人か集まっていた。
良く見てみると、集まっている中心には、”易”と書かれた紙の下がっている小学校で使うような机と椅子におばあさんが腰掛けている。
こんな地方の寂れた駅に占いかあ、はじめて見たよ。
それにしても客が来てるなんてもしかして良く当たるのかな?
ちょっと興味がでてきて寄ってみることにした。
集まっているのはサラリーマン風の人と学生っぽい人の二人だ。
机の上にろうそくが一本立っていて、今占われているのは40歳位の綺麗な女の人だった。

とりあえず、まわりの人たちに話し掛けてみた。
私「ここって良く当たるんですか?私はこの駅毎日使ってるのですが、占いなんてはじめてみましたよ」
サラリーマン「・・。」
学生「・・。」
誰も返事をしない。
学生の方は私も知っている地元のS高校の学生服を着ていた。
なんだよ、!感じ悪いな!!ちょっとムッとしたがおとなしく待つ事にした。
20分程待っただろうか。
まだ最初の女の人も終わらない。
「長いなあ。なに話してるんだ?」

135: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/06/07 23:05 ID:V8Bd69ab
別に遮るものも無いので傍に行って聞き耳を立ててみた。
女の人「それは避けられないのでしょうか」
占い師「そう。運命だからね」
女の人「それは避けられないのでしょうか」
占い師「そう。運命だからね」
低く小さな声で同じ言葉を繰り返していた。
なにか変だぞ。

気味が悪くなってもういいから帰ろうと振りかえると、今の今まで一緒に待っていたサラリーマンも学生も誰もいない。
えっと思う間もなく駅の明かりが消えて暗くなり、辺りは街灯の明かりのみとなってしまった。
うそっ、と占い師の方を見るとおばあさんも女の人も消えていて、机も椅子もなにも無い。
私は少しでも早くその場を離れようと必死に走って帰った。

それからしばらくして、駅の近くの踏み切りに軽自動車が突っ込み、夫婦と子供の3人が亡くなったと新聞の地方版に載った。
小さな記事で名前と大まかな住所ぐらいしか掲載されてなかったが、子供の学校はS高校だった。

136: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/06/07 23:38 ID:xOkMNKu4
>>134-135
こーゆーの(゚∀゚)イイ!!!!!


引用元: https://hobby5.5ch.net/test/read.cgi/occult/1086408409/