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731: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/06/28(土) 10:39:21.88 ID:/1er3RsM0.net
ほんのりよりは怖いと思うけれど、洒落にならない程ではないと思うお話投下します。 
かなり長文になってしまう事お許しください。 




時期や場所は詳しく言えないけれど私の父の実家がある場所にまつわるお話。 

父の実家はとにかくドがつく田舎、集落には両手で数えきれるほどしか家が無い。 
山の奥なので土地だけは豊富にあったが、買い物や病院に行くにもバスを乗り継いで半日はかかるという恐ろしい土地だった。 

父から聞いたことによると、集落にある家は全部同じ苗字で、父が小さい頃は個々の家にはまだ電話がなく、集落以外の場所へ連絡をとる時は一つだけある商店に設置された電話を使った。 
集落の土地はかなり広いので各々の家は距離が離れていた。その為回覧板はなく、連絡事項は長老さんと呼ばれる家に設置された機材から、集落の中の電柱に設置されたオレンジ色のメガホンみたいなスピーカーで流していた。 
そんな不便な場所にも関わらず集落には若い夫婦が何組かいて、学年はばらばらだが小学生の子供が何人か居た。 

私たち家族は普段は母方の実家に近い、比較的開発の進んだ場所に住んでいた。 
例年お盆は父の実家で過ごすのが小さい頃からの恒例で、車で何時間もかけて行くその集落は自然がいっぱいの別世界、私は毎年お盆が楽しみで仕方がなかった。