225: 本当にあった怖い名無し 2018/10/26(金) 07:30:26.38 ID:Ay9Icf9y0
「2,000mない山で遭難するわけないじゃん」とピクニック気分で出かけたヨーロッパのアルピニストが泣きながら帰ってきた(実話)

226: 本当にあった怖い名無し 2018/10/26(金) 08:00:03.57 ID:pG1+XBjzO
>>225
帰ってこれただけマシかも

227: 本当にあった怖い名無し 2018/10/26(金) 08:14:18.75 ID:N0wBSiWB0
>>226
帰って来たのが生きてる本人だったらな

228: 本当にあった怖い名無し 2018/10/26(金) 13:59:30.43 ID:3HZrUaJR0
>>227
Σ(´Д`;)

229: 本当にあった怖い名無し 2018/10/26(金) 22:21:58.47 ID:Apew5JJb0
石じじいの話です。

そんな話ありましたな。
たしかじじいの話に、自分の死体を見つけた男の話があったというのを思い出して、メモノートを探しました。
不完全なメモですが、こんな感じです。

じじいが会った人が言うには、
昔、山に登っていたら、頂上付近で、ものすごい雨が降ってきて気温も下がってきたので、近くの岩場に避難した。
雨は長時間降り続いたが、やんだので下山した。
後日、天気の良い日に登ったら、同じ場所に、人がうずくまっている。
これは遭難者かと思い、近づいてみると自分だった。
自分が眠るように死んでいた。

「そ、そ、それで、ど、どがいしなはったんかな?」じじい。
「怖いから、そのまま埋めてきた」とその人。

「頭おかしい人(当時は、四文字表記でしたが、現在では差しさわりがあるので異なった表記を使います)やったんやろうか?そがいな人には見えんかったが・・・」

自分の死体を見つけて・・・というのは、ディックのSF小説「にせもの」みたいです。
映画にもなりましたね。
気がつかないうちに自分が死んでいる、ということも、まあ、ありますかね。

230: 本当にあった怖い名無し 2018/10/26(金) 22:27:50.61 ID:Apew5JJb0
石じじいの話です。

自動車を八千円で手に入れたじじいは、いろいろな人を乗せてあげていました。
じじいは、親切な人間でした。
わたしもよく乗せてもらいました。こわかったけど。

雨の中、車で走っていると、遍路巡礼姿のかなり年のいった老人が道端の地蔵堂で休んでいたそうです。
雨が止みそうになかったので、声をかけて車に乗せてあげました。
その老人曰く、お四国を回って結願して自分の家に帰るところだ、と。
彼の言う自宅は、そこから遠くはなかったので、家まで送っていこうかと尋ねると、是非お願いしたい、ということでした。
「お遍路さんには、歩いて回ることが大事なんじゃゆうて車に乗せてもらうんを辞退される人もおるんで。」

彼の家に着くと、家の人が出てきて礼を言い、じじいを家の中によび入れて、お茶と食べ物でもてなしてくれました。
久しぶりに帰ってきた老主人である、その老人に家の人々が関心を示さないのが奇異な感じでした。
帰ってきた老人は、縁側に座って、そこの若主人(といっても中年)と話をしているようでした。
久しぶりの対面なのに声も聞こえないので、「ひそひそ話か?何か訳があるのか?」と思ったそうです。
話をしていた若主人が、縁側からお盆にのった湯のみとお菓子を持って、じじいのいる部屋に戻ってきたので、
「おとうさんは、えろう苦労なさったのう、部屋で休みよんなはるかな」と尋ねたところ、
その初老の男性は少し困ったような顔をして言いました。
父は、おそらく三十年以上前に死んでいる。
(つづく)


231: 本当にあった怖い名無し 2018/10/26(金) 22:28:56.04 ID:Apew5JJb0
>>230
(つづき)
その主人が言うには、
父親は、家庭内の不和が原因で出奔した。
それから一年ほどたって、父は遍路の姿で戻ってきた。
しかし、家に入れて目を離したすきにいなくなった。
「またすぐに家出か!」と思い探したが姿はみえなかった。
捜索願を出しても、見つからなかった。
それから数年後に父親が再び帰ってきた。
またいなくならないように、今度は見張っていたがいつのまにかいなくなった
それから、数年後にまた戻ってきた。
そこで、これは生きた人間ではないと覚悟して、それからは、帰ってくる父親をただ迎えるだけとなった。
父は、かならず雨の日に戻ってくる。
それに、普通に齢を重ねている。
出奔した時のままの姿ではなく、相応に加齢している。
その主人は不安そうに付け足したそうです。
これからもまた帰ってきて、それが続くと、父はどうなるのだろう?
不死なのであろうか?
と。
「供養しなさったか?」
「した。しかし、その効果(?)は無い」ということでした。

今読み返してみると、繰り返し「帰ってくる」この老人、本当に死んでいたのでしょうか?
同じような話は、海外のテレビシリーズ「One Step Beyond」(日本放映時のタイトル:世にも不思議な物語)の「If You See Sally」(サリーに会ったら)があります。かなり似ている。
話を聞いた当時、田舎の家々にはテレビは無かったので、じじいはその番組は知らなかったと思いますが。

233: 本当にあった怖い名無し 2018/10/27(土) 03:05:18.00 ID:RCJskTfU0
>>231
自分が死んだことに気がついて無いんだろうね。

232: 本当にあった怖い名無し 2018/10/27(土) 00:20:22.33 ID:ABIP+XAp0

234: 本当にあった怖い名無し 2018/10/27(土) 08:17:06.47 ID:eICRNMaz0
(・ω・) 逆に彼が亡くなっていたならまだ怖ええ話や思う。
寒戸の婆みたいに数十年前にさらわれた人が故郷懐かしさに帰って来たのに
変わり果てた姿に人々を恐怖に陥れ歓迎されていないことを悟って嵐の中を再び山に戻って行くんは哀し過ぎるでの。



01



亡くなったはずなのに戻って来るなんて
黒子さんみたいなお爺さんだなぁ…







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