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420: 本当にあった怖い名無し 04/08/05 10:58 ID:qykkSoOv
長文失礼します
高校時代の同級生で比較的仲のいい俺、B、Cは、この夏、久しぶりに沖縄へ旅行する事になった。

到着は夜の7時。
俺達はは予約していたペンションに荷物を置くと、早速浜辺へ出かけた。
単純に海で泳ぐ事や、ナンパが目的ではない。
実は数日前、Cの兄が友人数人とここを訪れた時、妙な洞窟を見つけたのだ。
浜辺の隣にある森を抜けなければ発見できないが、その森を抜ければすぐそこにある。
Cの兄は友人たちと遊んでいるうち、その洞窟を見つけ、不審に思ったので地元の住人に訊ねると、どうやらかなり怪しい洞窟で、誰も近づかないそうだ。
その洞窟に今から行くのだ。
それも夜に。
俺達は洞窟に着いてまず驚いた。
落書きや悪戯が全く無い。
こういう曰くつきの洞窟などには何かしら悪ガキ達が何かしていくものだ。
覚悟を決め、中に入っていった。
ヒタヒタヒタ・・・と進むうち、Bが口を開いた。
「おい、無意味じゃないか・・・?」
怖気づいたのかと、この企画を立てたCは言った。
「こんな所に来たって無意味だろ。霊がいて、何になる?何にもならねぇじゃねえか」
Bが眉間に皺をよせて言った。
相当苛立っている。
「こいつで撮るんだよ。雑誌でそういう企画があってさ、心霊写真1枚につき3千円だと」
Cはそう言うと、ポラロイドカメラを片手に笑って見せた。
「畜生、結局金儲けのために来たんじゃねえか」
Bは渋々着いて行った。
俺も後に続く。

421: 本当にあった怖い名無し 04/08/05 10:59 ID:qykkSoOv
もう随分進んだだろうか、帰り道には地面に蛍光テープを貼って来たが、流石に怖い。
Cは洞窟の隅で小便をしている。
俺達3人は地面に座り、だるそうにCを待った。
Dが沈黙を破った。。
「見知らぬ人に急に写真を撮られたらお前らも怒るよな?」
Dが何を言いたいのか知らないが、俺とBは素直に「ああ」と応えた。
「そんなことされたら幽霊さん達も怒るんじゃないか?元は人間だったんだし」
何を言いたいのか解った。
写真を撮れば幽霊を怒らすことになるんじゃないかと。
だが俺は既に、ここに足を踏み入れた時から怒っていると思える。
「逆鱗に触れたくないのは分かるぜ。でもCはもうその気だろ」
さっきの件以来、Bはどうやらその気らしい。
「Aはどうなんだよ」
Bが聞いてきた。
Dも横目でこっちを見ている。
「俺は・・・、別にいいぜ。皆で行けば怖くないしな(笑)」
そんな事を話す内に、Cが戻って来た。
時計の針は7時半を指しているが、もう数時間歩いたような気がする。
流石に喉も渇いてきた。
目的の写真も1枚も撮れていない状況。
「おい、何かやばくないか・・・」
Bが静かに言った。
Cは「またかよ」と言う。
「何かその先、霊が手招きしてるぞ。いっぱい・・・」
CはBの指す方向をライトで照らす。
「何にもねえよ。先、進もうぜ」
「駄目だ!!」
Bが怒鳴った。
さっきまではいく気になり始めてたのに。

「何だよ!じゃあお前だけ帰ればいいだろが。この先に何がいるってんだ」
Cも怒鳴る。
段々険悪なムードになってきた。
「じゃあお先に帰らせてもらうぜ。どうなっても知らないからな」
俺もBの会話を聞いているうちに段々怖くなってきた。
誰が手招きしているんだ?
「お、俺も帰らせてもらうよ。さきにペンションで待ってるよ」
Cは「腰抜け達め」と捨てゼリフを吐き、Dと共に奥へと消えていった。

「さぁ、行くぞ!」
Bはそう言うと、俺の手を引っ張りながらもうダッシュでもと来た道を引き返した。
俺は何度か待てよと言ったが、Bは聞く耳持たず、と言った感じで出口へ向かった。

422: 本当にあった怖い名無し 04/08/05 11:01 ID:qykkSoOv
しばらく、二人とも森の隣の浜辺で一休みしていた。
俺は近くの自動販売機で買ったジュースで喉を潤し、「あいつら大丈夫かな」と言った。
Bは何故か俺を睨んでいる。
「多分助からねえよ。絶対にな」
Bの発言に驚いたが、俺はすぐさま言った。
「何で分かるよ?あいつらだっていつまでも馬鹿じゃないんだし、すぐ戻ってくるさ」
「実は、誰かが手招きしてるってのは嘘だ。誰も手招きなんかしてなかったよ」
俺は「なんだよ、嘘ついてたのか」と笑い顔で言った。
「おいA、よく考えてみろ」
「Dって誰だ?」

510: 釣り人 04/08/16 11:51 ID:bYkPiWyv
多分長くなると思うんですが、なるべく克明に書いてみます。
数年前の、最近のように暑い時期の事でした。
私は友人5~6名と地元の漁協前の港に釣りに来てました。
友人グループの一人が漁協で働いており、その日はその友人が夜勤だったため、漁協前で釣る事にしました。

午前2:00ぐらいから開始し、誰が一番大きいのを釣るかと、勝負をしていました。
私はその日は結構調子が良く、狙いの魚を数匹釣り上げました。
サイズ勝負で、その時点で最大のサイズを釣り上げたため、私はしばらく休憩する事にしました。
近くの自販機でコーヒーを買い、戻って仲間の釣りを見ていると、どこかで叫ぶような声が聞こえます。
皆で『どうしたんだろう?』と耳をすまして聞いてみますと、『何寝ちょっとか~!起きんか~!』と、言っているのが聞こえました。
そこに夜勤中の友人が様子を見に来ましたので、何か叫んでいる酔っ払いがいると伝えると、どうやら、200mほど離れた埠頭のところで地元の人間が大分前から飲んでたとの事でした。

511: 釣り人 04/08/16 11:52 ID:bYkPiWyv
その辺りは漁師町ですので、お世辞にも上品だとは言えないような地域ですし、田舎の事ですから、別に酔っ払いがいてもおかしくないなと、その後は誰も気にしませんでした。
それから自分は、釣りに飽きていたため、漁協の友人から氷塊を貰い、それを削って氷の彫刻を作成しました。
最初はスーパードラゴンのボディを彫っていたんですが、途中で飽きてしまい、気付いたら【ち○こ】になってました。
いや・・・まあ、ただの場の雰囲気でギャグで作ってたんです。
『よーし、パパち○こ作っちゃうぞー』みたいなノリで作ってました。

そちらに熱中していると、しばらく続いていた酔っ払いの叫び声もいつの間にかおさまっていました。
彫刻も完成し、ふと気付けば時間も5:00をまわり、うっすらと辺りが明るくなってきました。
自分は8:30から仕事だったため、そろそろ帰ると言い、自宅へ帰宅しました。
帰宅した自分は、シャワーを浴び、服を着替えて職場へと向かいました。
そして仕事をしていると、昼前頃に漁協の友人から電話がかかってきました。
普段はせいぜいメールのやり取りをするぐらいで、電話をかける事はほとんど無いため、『一体どうしたんだろう?』と電話に出てみました。
そして、友人はこう言いました。
『今朝叫んでた酔っ払いおったやろ?あそこに死体があったよ』

514: 釣り人 04/08/16 12:13 ID:bYkPiWyv
詳しく聞いてみると、三人で飲んでいて口論になり、近くにあった材木でそのうち一人の頭を殴ったそうです。
そして殴られた者は動かなくなり、それを酔い潰れたと思って大声で呼びかけてたとの事。
自分達が聞いたのはその呼びかけの声だったのです。

現場周辺は自分達がいた漁協前と違って真っ暗で、釣りをしていた場所からは何も見えませんでした。
叫び声が聞こえたから人がいたというのはわかりましたが、叫び声がするまでは人がいる事自体気付いてませんでしたから。
死体は、朝になって通りがかった漁協の友人の父親(漁師)が発見したそうです。
その時はへぇ~と思いましたが、後になって考えてみると、かなりぞっとしました。
何しろこちらからは相手は見えませんでしたが、相手からこちら側ははっきりと見えていたはずですから。
犯人達が怖くなって逃げたからよかったものの、もし自分達を目撃者と思って何かしてきてたらと思うと・・・暑い夏も、ちょっとだけ涼しくなる話でした。

533: 本当にあった怖い名無し 04/08/22 15:32 ID:cptghigw
高校生のとき、隣の席に座っていた女子に聞いた話です。
彼女が中学生の時、母方の祖母亡くなり、既に祖父も亡くなっていた為祖父母の家は取り壊し、使えそうな家財は彼女の家で引き取ったそうです。
それらの中に、木でできた箪笥がありました。
大きめであったため置き場所が彼女の部屋にしかなく、本人は嫌がったのですが無理やり押し付けられる形で彼女の部屋に運び込まれました。
彼女と祖母はあまり仲が良くなく、祖母は二つ違いの弟ばかり可愛がり話すにしてもたまに電話で挨拶をする程度であり、その挨拶も非常に素っ気無いものでした。
だから祖母が無くなった時も、悲しいという感情は殆んど無く箪笥も渋々部屋に置いたものの、中には何も入れなかったそうです。

534: 533 04/08/22 15:33 ID:cptghigw
その箪笥が部屋に来てから一週間ほど経った頃に奇妙なことが起こりました。
夜、彼女が机に向かって勉強をしていると「ガタン!」と大きな音が背後で起こりました。
目の前の窓に反射する部屋の様子を見て彼女は硬直しました。
彼女の机の真後ろにその箪笥はあるのですが、上段右側の小物入れの引出しが無いのです。
彼女はすぐに先程の音はその引出しが床に落ちた音であると察しましたが驚きと恐怖のためしばらく動くことができず、窓に映った箪笥を見続けました。

しかしその後は何も起こらなかったため、気を取り直した彼女は引出しを元の場所に戻し家族にそのことを話しました。
しかし取り合ってもらえず、そのままうやむやになったそうです。

535: 533 04/08/22 15:34 ID:cptghigw
奇妙な出来事からまた一週間ほど経った時の事です。
その間は何も起こらず、恐怖も忘れかけていました。
その夜も彼女は机に向かって勉強をしていると、例の引出しが床に落ちる音が突然起こりました。
ハッと顔を上げ窓に映る箪笥を見ると、やはり上段右の部分がぽっかり開いており、暗い闇となっていました。
彼女は心の中で「何で?どうして?」と繰り返し、呼吸困難に陥る中必死にその箪笥を見続けました。
縦15cm程の暗闇の中、白い物がゆっくりと姿を現しました。
それは人間の額でした。箪笥の天井に頭頂部が付いたところで動きが止まりました。
彼女がじっと見つめる中、それはゆっくりと時計の反対周りに回転を始め横向きに顔全体が現れました。

それは祖母でした。
声は聞こえないけれども、その口は動いており「憎らしい、憎らしい」と言っていました。
彼女はかすれる声で叫び声をあげました。
その声を聞いた隣の部屋の弟が入ってくると顔は消えたそうです。

536: 533 04/08/22 15:35 ID:cptghigw
その後、彼女は家族に起きた事の一部始終を話し、何故自分はそんなにも祖母に憎まれていたのか尋ねました。
すると、母親が渋々その理由を話してくれたそうです。
彼女がまだ小学校中学年だった頃、家族で祖母の家に行った際、祖母が姉弟にそれぞれプレゼントをくれました。
彼女には古い子供用の手鏡、弟には亡くなった祖父の大きな虫眼鏡でした。

当時、男勝りだった彼女は弟の虫眼鏡が非常にうらやましく、それを弟から取り上げようとしたところ祖母に怒られ、悲しくなった彼女はもらった手鏡を壁に向かって投げ割りました。
祖母は激怒し、それから祖母との関係は冷えたものになったという事です。
実はその手鏡はまだ幼かった祖母に、戦争で命を落とした祖母の姉がくれたものでした。

その話を聞いた彼女は後日、祖母の墓に行き、心の中で「ごめんなさい」と何度も唱え花と自分が愛用している鏡をお供えしました。
箪笥はまだ彼女の部屋にあるそうですが、それ以来恐ろしいことは起らなくなったそうです。
終わり

538: 本当にあった怖い名無し 04/08/23 00:11 ID:3EOVbVCg
>>533
怖いというよりなんかせつないね・・・。

564: さすらいのTAXIの運ちゃん 04/08/25 15:21 ID:yFXQMKbb
暇つぶしにもひとつ。
これまた別のお客さんの話。
そのお客さんは全国の現場を渡り歩く土木関系の方で、ワケありの、俗に言う「タ○部屋」生活十数年と言う方です。
とても気前が良く、半年程の間良くご乗車いただきました。
コースは19時頃から食事に出かけ帰りは深夜2時以降。
その送迎を私がしておりました。
そして常連さんになり始めたある日、いつも通るコースの、あるカーブに差し掛かったところ、
「運転手さん、ここ昔何かあった?」
と言うのです。
職業柄、地元の事は得意ですが、そこで何かあったなんて聞いたことがありません。
あると言えば峠道なので、そのカーブの前後は事故多発地帯です。
ですが死亡事故に至る重大事故はありませんので、よくある道端に供えてある花なんてのもありません。

565: さすらいのTAXIの運ちゃん 04/08/25 15:22 ID:yFXQMKbb
その事を伝えると、「んー、でもそれも関係あるかなぁ。」と含みを持たす発言。
さらに続いて

客「俺、実は見えるんだよ」
運「ハァ?」
客「俗に言う霊ってヤツが…そんなに霊感強く無いけどね…」
運「え…そーなんですか…(汗)」
客「前からここを通る度にカーブの内側に白い着物か洋服を着た中年以上の女性がぼんやり立ってるんだよね…」
運「も、もー…、カ、カンベンして下さいよ~(苦笑)」
客「ま、ココ通るときは気をつけた方がいーよ。」
運「はい…」

566: さすらいのTAXIの運ちゃん 04/08/25 15:23 ID:yFXQMKbb
まだバレてないと思いますが、実は私、超ビビりです。
私自身、全く見たことも感じた事もありません。
ですがそういった類は信じてない訳でもありません。
ですから、特に深夜、空車で乗務中はバックミラーなどは絶対見ません。
プライベートで自家用車なら話は別ですが、深夜にTAXIでバックミラーって、アータ…ありがちな話。
私はまだありませんが、あったら嫌ですモンっ!!!
「も~っ!!…ココ、夜通られへんやんっ!!!」
と心の中で叫びつつ、いつもより安全運転を心がけました。

目的地に向かう間、その方は慣れているせいかご親切???にも色々と楽しそうに体験談を語ってくれました。
金縛りなんて朝飯前、夜中ふと目を覚ますと見知らぬ顔が覗き込んでいたとか、胸の上に乗っていたとか、工事現場に出たなどなど。

567: さすらいのTAXIの運ちゃん 04/08/25 15:23 ID:yFXQMKbb
中でも印象深かったのは、仕事を終え、明日は休日というある夜、深夜、飯場で仲間と飲んでいたそうです。
途中何度か、尿意で席をはずす事に。
しかしトイレは少し離れた場所。
何事にもアバウトな彼らの事、千鳥足にくわえタバコで飯場裏の、少し下り斜面になった所で用を足したそうです。
そして、くわえていたタバコもついでにその場で「ぺっ」と。

翌朝、騒がしさで目を覚ますとパトカー数台と警官などが見えます。
聞くと裏で死体が見つかったらしい。
当然飯場内にも警察官が目撃者などを聞きに来ます。
遺体発見現場は裏の斜面。
「裏の斜面!?」そう聞いたお客さんは現場を見に行くことに。

569: さすらいのTAXIの運ちゃん 04/08/25 15:30 ID:yFXQMKbb
客「・・・!!!!!」

そこには中年の男性が頭を手前に仰向けに死んでいたそうです。
そしてその姿を見て唖然。
何とその男性の髪の毛がビチョビチョに…
そしてすぐ脇にはタバコの吸殻が数本…
そうなんです。
酔っ払っていて暗かったとは言え、あろうことか遺体顔面に聖水プレイ…。
当然悪気はなかったんですが、心が痛みます。
すぐに手を合わせて無礼を謝り、警察にも事情は話したそうです。

570: さすらいのTAXIの運ちゃん 04/08/25 15:30 ID:yFXQMKbb
その話を聞いて「それも霊感あっての事???」って心で思いながら目的地手前の踏み切りへ差し掛かりました。

客「言っとくけど運転手さん、この踏み切りのこことそこにいつも決まって同じ人がいるからね。時々違う人もいるけど…」
運「・・・」

そうなんです。
そこは過去数名の方が自殺などで亡くなられております。
その同じ線路の20メートル先にも踏切があり、同じくそこも数名の方が…
ここは私もそう言う話は良く耳にします。

571: さすらいのTAXIの運ちゃん 04/08/25 15:32 ID:yFXQMKbb
深夜、空車で、そう言う所を通らないのは言うまでもありません。
遠回りしてでも違うコースを通ります。
ですから、このお客さんを自宅に送った帰りは20分程遠回りして帰ります。

はじめに書いた峠のカーブについて、その後分った事で関係は不明ですが、普段は車から見えないカーブの真下に、比較的新しく、まめに掃除がしてありそうなお墓が2つ、その脇にかなり時代が経ったであろう、あまり手入れがされてないお墓が2つあったことを報告して終わります。
私一人怖くてごめんない。
長文失礼しました。


引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1088820233/