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423: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/27 19:19 ID:g368fOUG
当時漏れは親父の友人の下で配管工の手伝いをバイトでやらされていたんですがその現場で仲良くなった同年代のKのアパートに遊びに行った時の出来事です。
まあ今は縁を切って会わないことにしてるんですが、Kはすっごいおもろい奴で半引き篭もり気味だった漏れは毎晩Kのアパートで飲んだりする事が楽しくて仕事の後にKの家に遊びに行くのが日課となっていました。

そんなある晩のこと、漏れとKはいつもの様に仕事帰りにコンビニで酒とおつまみを買った後、雑談を交わしながら夜道をKのアパートに向かって歩いていると突然Kが背後を振り返りました。
不思議に思った漏れが「どうかしたんか?」と尋ねるとKは「・・・いや、なんでもない、ところで―」とこっちに向き直り再び漏れらは雑談を交わしながらKのアパートに歩き始めました。
今思うとこの時すでにKはアレの存在に気づいていたのかもしれません。

続きます。

424: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/27 19:20 ID:g368fOUG
Kのアパートに着いた漏れらは早速酒を交わしテレビを見ながら床に寝っ転がって談笑をしながら時を過ごして、気がつけば夜中の2時になっていました。
明日は午後からキツイ仕事が待ってると仕事先の監督に言われてたの思い出した漏れはおいとましようかなと立ちあがると、Kが酔っ払って赤くなった面持ちで言うのです。
「もう少しいとけって、なんなら泊ってってもかまわん。」
Kがこんなことを言うのも珍しいと思ったその時、アパートの階段が静かに軋む音が聞こえてきました。

すると突然Kが一瞬にして酔いが醒めたかの様に立ちあがり
「来おった・・・しゅっちょさんや」
と呟いて、窓を閉め鍵をかけるとドアの鍵がかかっているか確認し漏れの隣に来て「いいか、何を言われてもそれに答えたらあかんぞ?」と言ってきました。

なにが起きたのかさっぱりわからなかった漏れは少し慌てながら「なんや?『しゅっちょさん』って誰や!?」と返したのですがKはそれに答えず不動のままドアを睨みつけていました。
すると静かにドアを叩く音が鳴り、ドアの向こうから声が聞こえてきました。
「ねぇー、今から遊ばなーい?」
「ねぇー、遊ぼーよぉー」
「ねぇ、いいじゃんかよぉ!俺今暇なんだよ」
そしてドアノブをガチャガチャと乱暴に回しはじめました。
Kは震えながら小声で「すいません、すいません」と繰りかえしていました。
漏れは何もできませんでした。
すると声の主は大声でこう叫んだのです。
「*******!!********!!!」
恐らく放送禁止用語なのだろうと思いますが、その大半は良く聞き取れませんでした。

次の日の朝、Kは『しゅっちょさん』が帰ったのを確認すると漏れの手を引いて近所の神社に向かいました。
神主さんは漏れとKに粗塩をかけながらこう言いました。
「また来おったんか、もはやアレは人間では無いから相手にするな。」
その後漏れはKに送られて自宅に帰りました。

以上で怖い話しは終ります。

337: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/27 01:15 ID:Qda+m0Il
ホントの話です。
思い出すとヤです。
ティバ県某所にS●ケネ●という廃墟があります。
行ったのはやたら寒い日、とにかく冬です。
廃墟が好きな僕は50ccでツーリングがてら廃墟を見たりしてましたでも廃墟の荒涼とした感じが好きなだけで怖いのはイヤでした。
2階建の一軒屋で裏は崖になってます。
1階のドアはカギがかかってましたが2階の外階段のドアは開いてたのでそこから入りました。
2階は窓が多くモダンで明るい感じでした。

奥の階段を降り1階へ行くと雨戸が閉まってて真っ暗な部屋が多かったのですが一つだけ雨戸が開いて明るい部屋がありました。
そこには前住人の家財道具、衣服などがうず高く積み上げられてました。
その中に子供が遊ぶような布の女の子の人形(ヌイグルミ?)がありました。
2体あって80~90cmのでかいもので衣服の上に無造作に横たわってました。
古いですがキャベツ人形にカオが似てました。
忽然と現れたその人形のカオをしばらく凝視してしまいました。
少し怖かった。
しかし何事もなく、外へ出るためふたたび2階へあがりました。

2階へ上がって出口へ続く廊下へと折れ曲がったその時。
廊下の壁にさっきのキャベツの一体がよっかかって座っているじゃないのう!!
キャベツはこっちは見てなかった、よっかかってる対面の壁を見てたこっちから見ると横向きってやつ。
くるときもソコは通った、でもあんなでかいのがあればおそらく気付いたはず。
半パニックになり1階へ降りトイレ付近の窓をメットで叩き割りなんとか逃走した。
その後はとくになんもないです。
数ヵ月後、有名な廃墟本にその廃墟が載ってるのを見つけ本を放り出しまた逃走した。
興味のある人本見てみてね、俺はもうヤだ。

400: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/27 13:54 ID:dK8ujIPz
結構なつかしい思い出話なんだが。
夏休みになると、うちの大学の人ってだいたい地元に帰省するんだけど、あんまり金ないし、ってことで先輩に頼み込んでいっしょに車にのせていってもらってた。
東北地方の大学なんだが、地元が東京(もしくは関東)って人が結構たくさんいて、大きいボックスカーもってる先輩は頼られてたみたい。
自分も含めて5人がいっしょにいくことになって、空いてるほうがいいよね、って夜に出発した。

高速を延々と走ってったんだけど、トレーラーの転倒とかで通行止めになってる、っていう情報がラジオから流れたんで、一般道に降りることにしたんだ。
夜中のことだし、カーナビにしたがっていくんだけど、どんどん山奥の細い道になってくんだよね。

401: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/27 14:00 ID:dK8ujIPz
で、カーナビにぎりぎり登録されるような山道を進んでていっしょに乗ってた人もかなり怖がってる。
なんてったて左も右も林で、何がでてくるかわからないんだよね。
で、1時間くらい走って、あと30分で山からでられる、って時に目の前を人が横切った、と先輩はいってた。
半分眠りかけてた俺は、急ブレーキで気がついたんだけど。
で、みんなで外を見るんだけど、どっちも林。
どうせタヌキとかイタチとかだ、ってことになったんだけど先輩は絶対人だ、って言い張る。
とにかく山を降りよう、ってなるんだけど、ふと前を見てた人が叫んだんだよね。
「道、なくなってる」って。

車の前何メートルもないところで、道がなくなって林になってた。
先輩のカーナビ、古いやつだから、道の自動更新とか山の中だとできないらしい。
で、その山道は高速の開通にともなって閉鎖したんだって。
ほんとは入り口にチェーンがはってあるんだけど、そんときはなかったらしい。
そんときは普通に怖かったよ。
カーナビのミス、ってことにはなったけど横切った人がいなかったら、事故ってたわけだし。

数日後、昼間にそこいってみたら林の奥は無縁仏のお墓になってました。
助けてくれたのか、導いたのか。
今でもガクガクブルブルです

489: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/28 06:08 ID:uotb9fy0
俺が15年前、俺が小学生の頃の話。
ある年の2月半ば、親父の会社(○ヨタ)の部下が「給料が貯まったのでそろそろ車を買いたいから係長(俺の親父)、探してくれ」と言うので、俺は親父に頼んで、遊び半分で部下の買い物に連れて行ってもらった。
中古車屋の店長は結構愛想のいい人で、特に部下が欲しがった車を見て「あれは今半額にしてます。お買い得ですよ」とベタボメ。
彼はその場で契約した。

半年後の夏休み。
俺や両親が田舎に帰省する準備をしていた矢先、電話があって「○○くん(部下の名前)、郷里の長野で事故にあったそうです!!」って緊急電話があった。
親父が入院先の電話に向った時は、もう脳死状態だった。
帰省するためバイクで国道153号を長野方面に走行中ハンドルを誤って横転、逃げる間もなく後ろから来たバスに轢かれたそうだ。
左半身はつぶれて目も当てられなかったらしい。
でも21歳だったから若さで数時間生きていたけど、結局日付変わって間もなく亡くなった。
親父が一番可愛がっていた部下で、俺は初めて親父が泣いているところを見た。

491: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/28 06:21 ID:uotb9fy0
結局、その年はその部下の葬儀や台風などでスケジュールが来るって帰省は出来なかった。
しかも、秋には俺が学校で窓ガラスを割ったり母が貧血で緊急入院したりと何かとついていない1年だった。

次の年の2月、亡くなった部下が車を買った一年後に部下の実家の両親がうちに手紙と写真を送ってきた。
実は部下が車を買ったとき、その店では車を売ったり買ったりしてくれた人を記念撮影してくれるサービスがあって、俺と親父と部下の3人で撮影してもらった。
その写真が届いたんだけど、親父は「お前は見ない方がいい」とこわばった顔をしたので、「見せてくれたっていいだろ」とせがむと「じゃあ、父さんの横に来い。決して大声は出すんじゃないぞ」と言うので、首をかしげながら写真を覗き込んだらもうびっくり。

真ん中に移っている部下の左半身がすっかり消えて向こうの景色が透けている。
しかも店の横の道路には、こちらでは走っていない見知らぬバスが写り込んでいた。
だから写真をそのまま見たら、部下に向って後ろからバスが突っ込んでくるみたいに見えたわけ。
そのバスはやや小さく写っていたので良く分からなかったんだけど、あとで聞いた話では部下を轢いたバスと同じ型、同じ会社のものだったそうだ。
同封されていた手紙には、
「このバス、長野でしか走っておりません・・・」
って結んであったらしい。

その手紙はもう気味悪くなって間もなく母がこっそり処分してしまったけど、この事件は俺の生まれて初めての怖い体験だった。

492: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/28 06:55 ID:GESYHu++
その場所はある劇団がスポンサーから借りて使ってた家だったんですが見た目には普通の家なんですが。。。
中に入ると異様な雰囲気のがしていました。
特に一階には仏画とかがあるんですが、その周辺と、その部屋から見える庭は今まで感じたことが無い位、不気味なところでした。
前々から出るという話はあって、若い女の子がとりつかれたとかそういう話もありまして、そのとりつかれた女の子は突然「ここにいる奴は呪ってやる」と言ったとか。。。
あまりの異様さに、塩を撒いておいたのですが、梅雨でもないし、雨が降った訳でもないのに、決まって翌朝には塩の周りには水がたくさん出てしまう状態でした。

2階はそうでもないんですが、ここの一階は人がいないのに物音がするのは日常茶飯事の家だったんです。
劇団の公演が近づくと、みんなで泊まったりもしていましたが、普段はみんな2階で寝泊りしていました。

493: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/07/28 06:56 ID:GESYHu++
ところが、この家の電話は一階にあって、いつも霊感には無縁の人が電話をとりに行ってくれていました。
その日も電話が鳴って、その人が出てくれたものの、電話がかかってきた相手は、一番の恐がりの人宛だったんです。
「一人で行くのは恐い~~~」と言うと、「大丈夫、一人じゃないから」(下には霊がいるって意味です)なんて言う人もいて、余計に恐がってしまって、私がついていくことになりました。

二人とは言え、本当に不気味な場所なので、私も恐い~~と思ってましたがその時まで、何も見えては無かったので、何とかなるかとタカをくくっていました。
部屋の中央に二人で並んで、いたのですが、私の目には恐ろしい光景が見えました。
部屋の四方から、大勢の人がこちらに向かってやってくるのです。
そして、部屋の四隅からだけでなく庭からも。。。
いつの間にか、私たち二人は囲まれてしまいました。
恐がりの友人はその光景は見えないので、いつもの様に恐がっていただけなんですが、その光景が見える私としては、もの凄く恐い光景でした。
幸いにして、半径1メートル位のところで、止まってくれたので、そのスキに上にいる人達を呼んで何とか立ち去ってくれました。
しかし、あの光景だけは、二度と見たくないですぅ~~~

この話を書いている間に、バシバシ音がしてるので、あまり夜遅くに読むのは良くないかもしれないですぅ~~.

553: 本当にあった怖い名無し 04/07/28 21:34 ID:F+ICaOye
小学校の時、家の近所に心霊スポットがあった。
一方通行の細い畦道なのだが、特定の時間にその場所を車で通ると、後部座席に何か乗ってくるそうだ。俺はその真偽が知りたく、近所の中の良いおじさん(といっても20代ソコソコか?)に頼んでそこに連れて行ってもらった。
特定の時間というのは正確には覚えていない。
しかし、深夜ではなかった。
まだあたりは薄暗い程度で、夕飯も食べていないような時間だった。
知らない道ではないが、通常はほとんど通る事はない。
舗装もされておらず、片方はブロックの擁壁、もう片方は田んぼになってる。
擁壁の上には民家が一軒あるだけで、その周囲は森になっている。
この道の先には農業用水の大きな溜池があり、基本的には立ち入り禁止になっている。
溜池の周りにはフェンスがしてあり、農繁期以外は鍵がかかっていた。
車は絶対にすれ違う事は出来ない細い道だ。
県道から左に曲がり、民家の門の前を横切るとその道に着いた。

「?○○、うれしそうだな?」
おじさんが言った。
俺はワクワクしていたのだろう。
幼い頃からこの道には入ってはいけないと言われていた。
禁を破って何かをするのって興奮しますよね。
「うん。オバケ出るかな?」
俺が聞くと、
「イヤ、出ないだろw。溜池が危ないから、子供だましの迷信なのさ。ここのオバケはw」
と簡単に夢を打ち破ってくれた。
「えー、つまんないなー。」
俺は言いながら外の風景を見ていた。
そんな会話をしながらもゆっくり車は走り続けていた。
すでに道の半分以上を過ぎていた。

554: 本当にあった怖い名無し 04/07/28 21:35 ID:F+ICaOye
おじさんは、もともと良くしゃべる人ではあったのだが、その日は特に饒舌だった。
昨日の野球のナイターの話に始まり、子どもには関係の無い奥さんへの愚痴、今夜の夕飯は何か?など、とにかく引っ切り無しにしゃべり続ける。
おじさんとの会話に気を取られ、すっかりオバケの事など忘れようとしていた。
溜池に着いた。
フェンスは例によって閉まっている。
フェンスの前には車がUターンする為のスペースが少しだけ設けられている。
おじさんはバックミラーを見ながらUターンを始めた。

その時、一瞬おじさんの眉がピクッと動いたような気がした。
しかし、おじさんは相変わらずくだらない事を話し続けていた。
それでも何か違和感を感じた俺は、そーっとバックミラーを覗き込んでみた。
「○○!見るなーっ!」急におじさんが叫んだ。
俺はびっくりしておじさんの顔を見た。
目に涙が浮かんでいる。

「見たか?見えたか?え?見たのか?」
おじさんが何度も聞いてくる。
俺は「ううん…見てないよ…、見てない…」と答えた。
おじさんは、その細い道ではこれが限界だろうと思えるほどのスピードで車を走らせた。
俺はその間ずっと下を見ていた。
細道を抜け、しばらくいくと民家の明かりが明るくなってきた。
少し落ち着きを取り戻したようだが、おじさんは無口だった。
家に送り届けてもらい「じゃ…ありがと…おやすみ。」と俺が言うと、「おやすみ…」と一言だけ言って帰っていった。
次の日にはいつものおじさんだったが、あの日のことはそれ以後一度も話さなかった。

555: 本当にあった怖い名無し 04/07/28 21:38 ID:F+ICaOye
でも、本当は見えてたんです。
後部座席に白くて小さいおばあさんの顔が。
それも1つや2つじゃありませんでした。
バックミラー一面にびっしり張り付いたように沢山の顔が不規則に並んでいました。
何かしゃべっているのか解りませんが、口を開けたり閉めたりパクパクしながらこちらを見ていました。

先日、久しぶりに帰郷した時、そのおじさんと酒の席で一緒になり、あの時の話をしました。
もう20年以上前の事ですが、お互い鮮烈に覚えていました。
おじさんもやはり同じものを見ていたらしく、しばらくはうなされたそうです。
その話には後日談があり、その内容をおじさんが話してくれました。

俺たちがソレを見た2日後の話です。
その道の脇の擁壁の上に家。
そこで死後2週間程にもなるおじいさんの遺体が見つかりました。
そこには痴呆症気味のおばあさんが、おじいさんの介護の元生活していたそうです。
しかし、ある日、おじいさんが脳梗塞で倒れ、そのまま意識を失いました。
おばあさんは病院に連絡することも無く、倒れたおじいさんを布団に居れ、1人で生活していたそうです。
おそらくおじいさんは程無くして亡くなったのだと思います。
そこには一緒に居るはずのおばあさんの姿は無く、消息は不明でした
。警察や地元の消防団等の捜索が始まりました。
おじさんも消防団の一員だったので捜索に加わりました。
はじめから溜池が捜索の中心になりました。
おじさんは断固その捜索には加わらず、別のチームに居たそうですが。
案の定、溜池からはおばあさんの死体が上がったそうです。
確認はしていないそうですが、おそらくあの時のおばあさんだと思います。
今では綺麗に舗装もされ、田んぼを少し削って道も広くなっていますが、おじさんはあの道には未だに入れないそうです。


引用元: https://hobby5.5ch.net/test/read.cgi/occult/1090500457/