349: 本当にあった怖い名無し 2018/12/07(金) 12:17:36.19 ID:rUmn18Nq0
無駄に長いけど怖くない

子供の頃毎年夏休みに母方の祖父母のところに遊びに行っていた
遊ぶといえば川だけの集落で、ものすごいド田舎なので夜は少ない外灯だけが頼りの暗闇になるけど寝る前なんかにカエルの声をききながら婆ちゃんとよく散歩した
で、その夜も婆ちゃんと手をつないで散歩してたら突然「あそこ見ぃ」と山の方を指さしたので目線を向けると遠くの暗闇の中でぽつぽつと三つほど小さな火のようなものが見える
火みたいといっても別に赤くはなくイメージとしては松明を持った人が山にいるのかなって「何?」と訊ねたら「狐火で、あれ」
狐火についての簡単な説明をされ「へー」ってそういうものがあるんだなぁって思ったぐらいでその後怖い事も特に起きず家に帰った
あと、そこはお盆に川に入ると足を引っ張られるから絶対入るなと言われてるんだけど我慢できず一度だけ盆に泳いだことがある
本当に溺れて水中で緑っぽい茶色の細い何かが足元にいたのを見た
必死に上にあがろうとしてる最中だったからじっくりは見られず何かはわからないけどその先の暗い水底と相まってかなり怖かった
以来ちゃんと言いつけを守った
狐火を見たのも溺れたのもこの一度きり
溺れたのは本当にただ溺れただけかもしれないですが
大人になってからは、夜に妹と橋の上から川を見ていたら(暗くて見えないんだけども)犬の鳴き声がして遠くの民家で飼ってる犬かな?って思ってたら次の瞬間すぐそばに鳴き声が来た
そこは道もなく家も川原もない辺りなので川の中にいるのでもない限り不可能な場所だし移動が早すぎる
え?おかしくない?って妹と顔見合わせたら急にゾッとして二人で本気で走って帰った
ちなみにそこは狸に化かされた類の話やお化けを見たなんてのが結構ある地方
父も同じ県出身なんだけど怖い話は父方の地域の方に多かった