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579: 本当にあった怖い名無し 04/08/08 15:52 ID:H23stG2I
夜中に思い出したくないので、明るいうちに書き込みます。
大学のとき、四六時中合宿をしている体育会の部に入ってた。
その合宿所での話。そのとき俺が寝てたのは、四畳半くらいの部屋に2段ベッドを4つ押し込んである風通しの悪い部屋の、出入り口そばの下段のベッドだった。
8月の暑い盛りだったけど、クーラーなんてものはなく、おまけにその日は、俺の使ってた扇風機が壊れてた。
代わりの扇風機を探すのも面倒なくらい疲れていたので、部屋の奥の窓と、出入り口を開けっ放しにしただけで、もうそのまま寝たんだけど、たぶんこれが良くなかったんだと思う。

(続くよ)

580: 579 04/08/08 15:54 ID:H23stG2I
霊感がない、と自負する奴でも、なにかの気配を感じることはあると思う。
たとえば夜道を一人歩きしてるとき、誰かが後ろにいるような気がする、とか。
その夜、暑苦しくて夜中に目が覚めたとき、それに似た気分に襲われた。
誰かが廊下を走ってるような、そんな気がした。
合宿所のルールは消灯22時で、(時間は覚えてないけど)そんな夜中に走り回る奴なんていない。
だからこれはたぶん気のせいだ、とそう思おうとした。
思おうとしても、「何か」の気配は消えてくれない。
それどころか、だんだん強くなってくる。

(続くよ)

581: 579 04/08/08 15:56 ID:H23stG2I
誰かのはしゃぎ声が聞こえた気がした。
ぱたぱた走る小さい足音が聞こえた気がしてきた。
誰かが俺の寝てる部屋に、出たり入ったりしているような気がしてきた。
気づいたら、身体が動かない。
どうも金縛りというやつらしい。
気配はもう、気配というより確信に近いものに変わっていた。
本当にそれが「見えた」のか、「聞こえた」のか、と言われると確信はないんだけど、気のせいで片付けるにはあまりに濃い気配だった。
これは気のせいじゃない、ぜったい何かいる、そうとしか思えない。

(続くよ)

582: 579 04/08/08 15:57 ID:H23stG2I
その気配は、連れだって遊ぶ子どもたちのものだった。
たぶん5歳とかそのくらい。
ぱたぱた廊下を走り、はしゃぎ声を上げている。
人数は2人か、3人か。
たまに、俺の寝てる部屋にぱたぱたと駆け込んでくる。
俺の寝てるベッドの中に、手に持ったゴムボールみたいなものを投げ込んでくる。
ベッドは壁にぴったり押し付けてあったから、ボールはその壁に跳ね返って、俺の腹の上でバウンドして、またその子の手の中に戻る。
その子は楽しそうに、その遊びを繰り返す。
やがて飽きたのか、また外に出てぱたぱた走り去る。

(続くよ)

583: 579 04/08/08 16:00 ID:H23stG2I
いまのところ、俺にとってはこの夜が、生涯で一番怖い夜だ。
金縛りを気合で払ってその子らを追い払うとか、とてもじゃないけどできない。
必死で気づかない振り、眠った振りをしていた。
たぶんこの子達はただ単にはしゃいで遊んでるだけで、悪気はないんだろう。だけど、悪気がないから無害とも限らない。
一緒に遊ぼう、とか言われたらどう反応したらいいんだ?
この子達の機嫌を損ねて、どんな災厄が降りかかってこないとも限らない。
悪いけど、俺は何も見てないし聞いてないよ、という顔をして寝た振りを続けた。
走り去って、気配も薄れて、音も聞こえなくなって、ちょっと安心したころになったら、また廊下の向こうからぱたぱたっと戻って来て、俺のベッドでボール遊びを繰り返す。
そういうのが何度も続いた。

(長文すまん、次でおしまい。)

584: 579 04/08/08 16:03 ID:H23stG2I
その合宿所はうちの部の学生Onlyで、子どもが入り込む所ではなかった。
近所で子どもが交通事故に、とか、合宿所が建つ前はここは保育園だった、とか、そういう子どもに関する因縁を聞いた覚えもないから、たぶんあれば、寝苦しい夜に見た夢だったんやとは思う。
(何でそんな夢見たのか分からんけど。)
けどその翌日は、壊れてない扇風機を後輩の部屋から奪って来て、さらに近所の古本屋で岩波文庫の「般若心経」を買ってきて、枕に敷いて寝た。
扇風機と般若心経と、どっちが効いたのかは知らないが、その子達が出て来たのは、その夜が最初で最後になった。
(少なくとも、今日までまだ出てきてはいない。)


現実におきた怖い話 稲川淳二の恐レ語
兎屋まめ
メディアソフト
2015-10-23


649: 本当にあった怖い名無し 04/08/09 01:17 ID:YOFxnc8M
うちの町内にある神社には、”日本名水百選”に選ばれた程の清水が湧き出る小さな泉がある。
週末ともなると、近隣だけではなく遠方からも評判を聞きつけて多くの人々がその清水を汲みにやって来る。
また、その水は飲んだり、患部にかけたりすることで病気やできもの、腫れものなどが直るとされる霊験あらたかな聖水としても知られており、そんなご利益を求めてやってくる人も少なくない。
だが、あまり知られていないが、その泉にはこんな逸話が残っている。

百年ほど前、泉の近くにある母娘が住んでいた。
気の毒なことに、娘には生まれたときから顔に醜い痣があった。
母親はそれをたいそう気に病んで、毎日のように昼となく夜となく娘を泉に連れて行き、その痣に泉の水をかけてやっていたのだが、いっこうに痣は消えなかった。
ある日、いつものように娘を泉に連れて行った母親は、突如何を思ったのか娘の顔を泉の中に沈めようとした。
激しく抵抗する娘の様子にも躊躇することなく、驚異的な力で母親は娘の頭を持って泉に沈め続けた。
騒ぎを聞きつけた近所の人が、急いで母親と娘を引き離そうとするが、それでも容易に離すことが出来ない。
自分だけでは埒が明かず、助けを呼びにその場を離れ、何人かを連れて急いで戻ってきた。
すると・・・ふらふらとこちらに向かって歩いている母親の姿が目に入った。
母親は「直った直った」と叫びながら、泣き、笑い、そしてあとはなにやらブツブツとつぶやきながら歩いていた。
母親を捕まえて、人々が泉のそばに駆けつけてみると、娘は凄まじい形相で息絶えたあとだった。
だが不思議なことに、その顔からはきれいに痣が消えていたのだという・・・
この話は神社のほんの近辺ににしか知られていない話である。
今でも、その泉には水を求めて多くの人々がやって来ている。

718: kagiroi ◆KooL91/0VI 04/08/09 19:57 ID:ZMuM7wvM
これは又聞きの話なんで真偽の程は定かではないとしておこう。
友人がバイクで事故ったとの知らせを聞いた斎藤さんが担ぎ込まれたという病院に仲間2人を連れて出かけた。
幸いにして彼の怪我の度合いはそれほどでもなく、バイクが全損になったのは残念だが、命には代えられないと安堵した。
その夜のうちに帰宅できるとの事で車で自宅まで届けるために斎藤さんは車で来て欲しいと頼まれていた。
別段変った事故でもなく、単なる自損事故、ここまでは。
その後、検査で彼の脳に損傷が有るかもしれないとの事で精密検査を至急行うに至って、斎藤さんは病院で待つ事になった。
運ばれたのは午後6時、斎藤さんが着たのは午後7時夕食を食べに出かけて病院に戻り、再検査になったのが午後9時で、時刻はそろそろ午前0時になろうとしていた。

719: kagiroi ◆KooL91/0VI 04/08/09 19:58 ID:ZMuM7wvM
「あいつ大丈夫なのかなぁ。」不安がる斎藤さんを仲間達は「あいつに限って、そう簡単には死んだりしないよ」となだめた。
「俺もそうは思うんだけど・・・」塞ぎ込む斎藤さんが視線を床に落とした時どこからか鈴の音がする。
普通のチリチリという音ではなく、お遍路さんが持ってる少し大きいチリィ~ンチリィ~ンと鳴るやつ。
「どっからだろう?」
顔を上げて右手奥の廊下を見ると、すでに消灯した病棟へ続く廊下は溶け込むような闇に続いている。
「あっちか」斎藤さんが向き直ると、仲間達もその方向を見ている。
「チリィ~ン・・・チリィ~ン・・・チリィ~ンチリィ~ン・・・」
少しずつ、しかも確実に近づいてくる音、皆は生唾を飲むように固まる。
姿無き鈴の音はとうとう皆の前まで迫り、座っていた長椅子の周りをゆっくりと回り始めた。
不思議と恐怖感は無く、それよりも不安が襲う。
数分、いや数十分ほどだったか、長椅子の周りを回っていた鈴の音はゆっくりと溶け込むような闇の方向へと吸い込まれていく。
「何なんだあれは?」斎藤さんは思わず声を出した。
それで金縛りが解けるように全員がほぉっと大きく息をついた。

720: kagiroi ◆KooL91/0VI 04/08/09 19:59 ID:ZMuM7wvM
それと同時に、薄い明かりの差していた部屋、手術中という赤いランプがポッと消えて中から医師が出てきた。
「危なかった、あのまま帰していたら危なかったかも」
外傷性くも膜下出血、友人は生死の境をさ迷っていたのだ。
家族に連絡を取り、皆で一旦斎藤さんの家に帰ることになった。
少し落ち着いてビールを飲み始めた時に、一人がつぶやいた

「あのさ、さっきの鈴の音、ばあちゃんに聞いた事があるんだけど」
「死人を迎えにくる案内人が持ってる鈴ってあんな音だって。」
脳に広がる血の塊を取り除く手術、ちょうどその頃、鈴は迎えに来ていた。
凍るような静寂の中に聞こえる、冴えた冷たい音を斎藤さんは今も覚えている。

797: 本当にあった怖い名無し 04/08/10 21:15 ID:wwZrnDio
喪男板にも書いたけど本家にも書かせてもらいます。。。
ついこの前友達の別荘に友達四人で行ったときの話。

あれは深夜1時を過ぎた辺りだろうか。海の見えるコテージでみんなでくつろいでいたら、俺は海から「ゥォオオン・・・」という女の人の声が聞こえた。
何か喋っていた様にも聞こえた。
しかし、みんなは聞こえなかったという。
何だ、気のせいか・・・と考えていた矢先、自分の吸っていたタバコの火がいきなり消え生暖かい風が吹くと、今度はかなりはっきりとした大きい声で聞こえました。

「ウォオォン・・・お前らもこっちへ来い・・・」
この声はみんな聞こえたらしく、パニックになりながら部屋に戻っていった。
そこでまた先程の声について話し始めた。
なぜコテージの先は崖なのに声が聞こえたのか、なぜタバコの火が消えたのか?
そうこうしているうちに朝になり、コテージで朝食を取っていた。
俺はふと気になり、海に一番近いコテージの辺を見ていた。
すると、なぜか柵の根本が濡れていて、柵の一本一本に手形がついていました。

後日、その海で俺たちが泊まっていた時に水難事故があったらしい。
後々考えると、あのときに連れて逝かれなくてよかったなと思った。
糸冬長文スマソ。
文才無いから読みづらいかも知れないけど勘弁して。
ちなみに俺は大抵一夏に一回はこのような体験をします。
(霊感がある訳じゃないが)

後付これは八月六日~七日朝にかけての千○県の館○海岸で起きた出来事です。

806: 本当にあった怖い名無し 04/08/10 22:18 ID:P58i8oxx
去年の夏帰省した時の出来事です。
到着して何日か経って挨拶回りも終わり、やることもなく縁側でぼ~としていた。
そよそよ爽やかな風が田んぼを渡って吹いてきて、遠くでセミが鳴いている。
福島県の奥のほうにある実家は熊が出る事もあるほど田舎だ。
「は~のどかだなあ」
心の中でつぶやく。
それからだんだん気持ち良くなってきていつのまにか眠ってしまった。
「ん、なんかくすぐったいような?」
気配を感じて目が覚めた。
「なに!」
見知らぬおばあさんがちょこんと目の前に座って私の腕をさすっている。

歳は70とか80とかいってそうでぼろぼろの茶色い着物をきていた。
顔は下を向いていたので良くわからない。
「なんなんですか、一体!止めてください!!」と言った・・・
つもりが声が出ない。しかも体も金縛りにあったかのように全く動かない。
かすれるような声が聞こえてきた。

807: 本当にあった怖い名無し 04/08/10 22:19 ID:P58i8oxx
「ぬめら~として、若い衆の肌はたまらんのう~」
「ぬめら~として、若い衆の肌はたまらんのう~」
ひえ~なんなんだこのババア!勘弁してくれ!強引に引き剥がそうとしても体は言う事を聞いてくれない。

「ぬめら~として、若い衆の肌はたまらんのう~」
とつぶやきながら腕からだんだん顔の方に向かってさすってくる。
ついに手が私の顔に届いた。
その時、下を向いていたババアがこちらを見た。
ババアの顔はひどくただれていて目も鼻も区別が出来ない。
更に口から血と泡が混じったものを「ボコッボコッ」と吐き出している。
私は気を失った。

もう暗くなった頃、親に起こされた。
なぜか焼けるような痛みが走る。
「あんた、どうしたの!!」
私の腕から顔にかけて肌がベロリと剥けていて血まみれだったのだ。

812: 幽霊話じゃないけど 04/08/11 00:14 ID:3NApV/l1
夏休み、友達に誘われてお見合いパーティみたいなのに参加しました。
普通のお見合いパーティーがどんなのだか知らないけど、そのパーティーはあまり若い人も来ていないし、お金持ちっぽい人が来ているわけでも無く私は友達と「お見合いパーティーってこんなもんなんだね」とか言いながら早々と帰ったんですね。

でそれから3日後の日曜日本当は友達と買い物に行く予定だったのですが、彼女の都合で急に中止になっちゃったんで、私は1人でごろごろしていました。
朝ご飯を食べて食器洗ってたら急にドアノブが「ガチャ」とまわり、「キイ」と開く音がしたんです。
彼氏もいなかったし、親だって突然来るわけないし、あり得ない、と思って心臓が止まりそうになりました。
それでおたま持ったままそろりそろりと玄関の方に歩いて行ったんです。

813: 幽霊話じゃないけど 04/08/11 00:15 ID:3NApV/l1
玄関に行くと、黒い服を着た痩せこけた女性が内側からチェーンのかかっているドアを開いて、その隙間からこちらがわをを覗いていました。
私は恐怖から一瞬にしてその場に硬直してしまいました。
「何してるんですか?どちら様ですか?」
と聞くと、彼女は上目遣いで「あの、中にボールが入っちゃったんですけど・・」と言い、指さした方向を見ると、廊下の方にとってつけたように蛍光ピンクの小さなボールが転がっていました。
確かに外からの鍵も閉めていたのに、何故外鍵が開いたんだろう、と思い
「どうしてボール入っちゃったんでしょう?外鍵、開いてました?」
と聞くと「あの、パーティーで・・」と確かに言いました。
そしてその女性はすきまから私のことを見ながら
「あの、ちょっとでいいからチェーン外してくれませんか?」
と言いました。

「いえ、できません。何なんですか?」
と聞くと突然「今日、出かけるはずじゃなかったの?」と言ってきました。
「は?え?警察呼びますよ・・」と動転しながら言うと突然「死ねばいいのに」と捨てぜりふを残してそのままドアを閉めてしまいました。

呆然とした一瞬後ドアに飛びつき急いで外鍵を閉めました。
警察に電話すると指紋や軽い事情聴取みたいなことをされたけれど結局「まあこんな経験きっともう無いですよ。怖かったら防犯対策して」みたいなとても軽い扱いで終わらされてしまいました。
しかし電話には盗聴機がしかけられていたことがわかりました。
当然合い鍵を持っていたのでしょう

814: 幽霊話じゃないけど 04/08/11 00:16 ID:3NApV/l1
外鍵を開けられた恐怖から、結局引っ越しをすることにしました。
ピンクのボールは怖いので処分しました。
彼女が言ったパーティーとはお見合いパーティの事だとは思いますが彼女とどういう関係があるのかは全くわかりません。
私がいない間、今まで当たり前の様に部屋に入ってきていたのかもしれません。
引っ越してからは鍵は2重にし、内鍵もチェーンではないものに変えました。

そして引っ越しをした2週間後、前のアパートの管理人から電話が来ました。
管理人室に不審な女性が何度も来て「前に住んでいた女の人は今どこに住んでいるのか」と聞いてくる、と管理人は電話口で言いました。
彼女は最初は身内のふりをしてしつこく住所を尋ね、管理人も個人情報なのであいまいに返していたが、ある日、あまりのしつこさに不審に思い「本当にご家族の方?」と聞くと怒った様子でぶつぶつ何かを言っていたが「殺す」とつぶやいたのを聞き、恐ろしくなり、警告のため私にそのことを伝えたかったと言いました。
ストーカーなのか頭がおかしい人なのか私に恨みでもあるのか、でも私は彼女と会ったことも無いし恨みをもたれる覚えもありません。
結局原因は未だにわかりません。
そのことがあってから私は家族と暮らすことにしました。
しかし今でも住所を特定され家に上がってこないかという不安にびくびくする毎日です。


引用元: https://hobby5.5ch.net/test/read.cgi/occult/1091367301/