1: 名無しさん@おーぷん 2019/01/13(日)20:41:04 ID:KfN
久しぶりに実家に帰ると、亡くなった母を思い出す。
母は認知症だった。
身の回りの世話をつきっきりでしていた父を困らせてばかりいた姿が目に浮かぶ
そして今は亡き母の書斎に入った時、私は初めて違和感を覚えた
母にプレゼントしたカレンダーが見つからない
何の気なしにテーブルを漁ると、ハサミでバラバラにされた幾つかのカレンダーが順序良く並んでいることに気がついた。
母はどんなに呆けていても、私のプレゼントは大切にしてくれていたのに…と私はショックを受けた。
私は感傷とともに、並べられた日付を整理した
4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16
私は1枚だけ逆になっている6/17に気づき、他の日付と同じ向きに変えていると、1階の父が私を呼んだ。
今日から5年ぶりの父の手料理が食べられる。
感傷を胸に押し込み、私は母の書斎を後にした。