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795: 本当にあった怖い名無し 04/10/20 15:31:54 ID:ccVNR1iR
何年か前に知り合い(Aさん)から聞いた話です
私の地元、兵庫の方に中国自動車道っていう高速道路が走ってるんですけど、その下りに「○○インター」という名のサービスエリアがあるんです。
と言ってもトイレと自販機くらいで売店も喫茶店もない寂れた所なんですが。とにかくそのインターには電話ボックスが四台設置されてまして、うち三つは普通の電話機で一つだけ、モデム回線を繋げれる特殊なやつで色もそれだけ違ってました。
(何年も前の話ですから、現在では撤去されていると思います)

AさんがそのインターにAさんの彼女と車で立ち寄ったのがまだその電話ボックスが設置されてた頃で11月上旬の午前2時位だったそうです。
時間も時間でしたからインターの利用者はAさん達だけで、近辺にも民家は少なく辺りは静まりかえっていました。
車内で彼女と喋っていたAさんの視界にふと、例の電話ボックスがはいりました。
一番端の色の違うボックス。
よく見ると薄明かりの中に真っ赤な服を着た女性が一人ボックスにいるのが分かりました
「おい、あの子ちょっと変じゃないか?」

796: 本当にあった怖い名無し 04/10/20 15:33:34 ID:ccVNR1iR
そうです、
11月の肌寒い夜にその女性はワンピース一枚と酷く薄着ですし、さっきからボックスの中に立ってるだけで電話を掛けている風でもありません。
そしてなにより駐車場には今Aさん達の他には一台の車も停まってないんです。
「なんか気持ち悪いね」
彼女は怯えていましたが、Aさんは若干ヤンキ―入ってた事もあって、面白そうじゃないかと思ったそうです。
「オレ、トイレ行きがてら見てくるわ」
そういってAさんは怖がる彼女をおいて一人車を離れました。

横目で見るとボックスの中では相変わらず真っ赤な女性が微動だにせず立っているのが見えました。
Aさんが用を足して一番端のボックスに目をやるとそこに女性の姿はありませんでした、
「あれ?」
「どこか行っちゃったのか」
と思い電話ボックスの扉を開けた瞬間ぞくっ…
嫌に生暖かい空気がAさんの首元を抜けていきました。
普段、あまり霊など信じないAさん、
しかしこの時だけは「さすがにこれはやばい」と感じたそうです。

突然、ポケットの中の携帯がけたたましく鳴りだしました
携帯に掛けてきたのは車に居たAさんの彼女でした。
「早くそこから出て!」
彼女は完全に取り乱した様子で車内から手を振って「早く出ろ」のジェスチャーまでしていました。
驚いたAさんが車にかけ戻ると彼女は真っ青な顔をしていました、
一体どうしたんだとAさんが聞きましたが彼女がとにかくここから離れようというので急いで二人はインターを後にしました。
帰りの車内で彼女は一向に何を見たか喋ろうとしません。

後日、聞いた話ではあの時ボックスに居たAさんの背中に真っ赤な服の女性がしがみ付くようにおぶさっていたんだそうです。

798: 本当にあった怖い名無し 04/10/20 15:41:26 ID:JvHTNJT+
>>795
たまに、中国自動車道、利用する・・・
どこのインターかすっごい気になる。

800: 796 04/10/20 15:47:57 ID:ccVNR1iR
>>798多分「赤松」インターだったと思います、
この話自体又聞きなので自信ないですが・・・

805: 本当にあった怖い名無し 04/10/20 17:01:54 ID:3E7hhgST
私、数年前まで某電機メーカーに勤めていたんですが、ある日上司に「某大学病院にいってテレビ修理してきて」って言われたんです。
仕事ですのでもちろん行きました。で、到着すると看護士さんに「少し離れたところなんですが・・・」と案内されました。
10分ぐらい歩いたでしょうか、その病棟は他の病棟と違い、外装塗装が黄色く、中に入って廊下を曲がると鉄格子の扉が二重にありました。

806: 本当にあった怖い名無し 04/10/20 17:02:56 ID:3E7hhgST
「…あのう…」と看護士さんに訊いてみると、「ここは少し他の病棟と違いますので…」と返されました。
(なんかやばいのかも…)
と思いきやすでに遅し。

廊下を進むうちにブツブツと聞き取れない声や「うーーーー」と甲高い声がしたり…。
(やばい!これぜってーやばいって!!)
と思いながらも看護士さんの案内どおりに一室の前に到着しました。

807: 本当にあった怖い名無し 04/10/20 17:03:30 ID:3E7hhgST
看護士さん 「この部屋なんですが…、いいですか?私は一緒には入りませんけれども、工具は面倒でも一つ出したら必ず一つ仕舞うようにしてください。危ないですからね。」
(はぁ?一緒に入ってくれよ!こえーよ!)

私「あ、ぶない…?」

看護士さん「あと中の患者さんには話しかけないでください。見知らぬ方なので大変警戒されます。」

冷や汗がツー、と流れるのがわかりました…。

808: 本当にあった怖い名無し 04/10/20 17:04:05 ID:3E7hhgST
部屋に入るといきなり鍵が施錠。
「患者さん」と二人きり。
言われたとおり終始無言で迅速に作業しました。
作業が完了し、物音がしないので寝てらっしゃるのかな?と思いベッドのほうを見ると、ヨダレをツー…とたらして小首をかしげて焦点の合わない目で私のほうを凝視する患者さん。
(ひぃぃぃー!!)
マジでちびりそうでした。

私「看護婦(当時)さーん…完了しました…」がちゃり。
看護士さん「早く出てください」
私「は、はひ…」と、部屋を出ると、患者さんがドアの鉄格子窓に近づき、「あーあーしぃぃぃ!」

809: 本当にあった怖い名無し 04/10/20 17:05:03 ID:3E7hhgST
一生忘れられそうもない洒落にならない体験でした。
長文に渡ってすみませんでした。
読みづらかったらすみません。

840: 本当にあった怖い名無し 04/10/21 17:52:49 ID:zrpAD0Vx
話の腰おります。
動物の死体だとかなんかきったないものだとか、とにかく普通は撮らないだろっていう写真とるのが好きな人がいたんです。
お客に。
で、その客がどうしても撮りたいものっていうのがあって。

人が死ぬ瞬間の顔。死を決意した顔だったんですね。
死体は撮ろうと思えば撮れるでしょ。
なんかそういうのは嫌らしく。
で、どうしようかって考えて。
もちろん自分は死ぬ気ないし回りにも死にたがってる人いないし。
いても多分そんな話できないでしょう。

ということで、その人が向かったのは自殺の名所と言われる崖。
そこで何日間か待ち構えてたんですね。
3日間いて二人きたんですって。
でもこっそり写真撮ったはいいけど飛び込まない。

841: 本当にあった怖い名無し 04/10/21 17:57:04 ID:zrpAD0Vx
つまんねーとか思いつつ、まあ居心地のいい場所でもないからそろそろ…って思ってたとき。
一人の女の人が来たんです。
それでまあ撮りあえず撮っとこうかな~なんて思ってカメラ構えた瞬間に。
飛び込んだんですって。
で、連続でシャッター切って。顔がなんとかくこっちむいてて。
ちゃんと表情とれたかな~とか思いつつ。
というか飛び込んだ事に何か感じろってかんじなんですけど…。

その写真をね、自分で後日現像?っていうか写真にして。
見たんですって。
そしたら、その写真に写ってた、最後の日に飛び降りた、飛び込んだ?女の人の写真。
全部カメラ目線だったんです。

868: 本当にあった怖い名無し 04/10/22 00:35:56 ID:83m7sC01
死ぬ程洒落にならない話かどうかは自信がないのですが、まぁ聞いてやって下さい。
私の大学時代は主に大学の学生寮で過ごしました。
その学生寮は、昔使われていたという病院をそのまま寮へと改造した建物で、かねてより学生の間では"出る"寮として噂になっていました。
実際寮生の中にはそれらしい物を見たという話もあり、厳しい寮規則(門限が恐ろしく早かった)もあってか深夜に部屋の外を出歩く人は居ませんでした。

ある日、学校のレポートに手間取っていた私はお風呂に入るのが遅くなってしまった事がありました。
風呂といってもこのボロい寮室に個別にバスルームが設けられている訳がありません。
寮生は入浴には下の階にある大浴場をつかいます。
その大浴場はもとの安置場を改造した所らしく、この寮の中でももっとも"出る"スポットとして有名でした。
時計を見れば既に深夜の0時を回っています。
まだギリギリ開いている時間帯ではありましたが、正直気乗りがしません。
恐らくこんな時間帯に入浴をしている生徒は1人としていないでしょう。
かといって入らない訳にもいけません。
なぜなら前日はひどく疲れていてそのまま寝てしまったためお風呂に入っていなかったからです。
決意するとしかたなく私は大浴場へと向かいました。

870: 本当にあった怖い名無し 04/10/22 00:38:29 ID:83m7sC01
頼りない電球のついた脱衣場にはやはり何者の衣類もありませんでした。
恐る恐る脱衣場に入り服を脱ぎ始める私。
と、その時でした。
浴場の方で聞こえる水の跳ねる音。
明らかに誰かが水でパシャパシャさせる音が耳に入り、その手を止めます。
誰もいない筈。
しかし音が聞こえる。
私の中で底知れぬ不安感が沸き上がって来ました。
脱いだ物を着なおし、恐る恐る浴場の中を覗いてみます。
しかし狭く開いたスライド式の扉から覗く限り何も見えません。
依然として水がはねる音は聞こえますが、これは首を突っ込んで見るでもしないと死角になって見えないようです。
━━やめよう。

すっかり怖じ気づいてしまった私はお風呂を諦める事にしました。
もう一刻も早く部屋に戻りたい。
そう思いゆっくりと顔を離して、刹那見てしまいました。
私が覗く扉の真正面。
そこに付けられた鏡に反射した私の後ろから覗き込むようにして見つめるやけに無表情で蒼白な男の人の顔を。
つまり私の後ろから私を見つめる誰かを。
一瞬手が止まり、そしてバッと振り返ります。
しかしそこにはただ扇風機が佇むだけで誰も居ません。
いよいよ恐怖した私はダッシュで自室に向かいました。
その後もいろいろ噂が立ちましたが、寮たてる時にお祓いとかしなかったのかなぁ。

886: 本当にあった怖い名無し 04/10/22 01:34:50 ID:WorRBwt8
日本国内の某所にアンダーグラウンドな売春宿が100件以上並んでいる町がある。
その町には、日本人の他にも中国、台湾、韓国、タイなど様々な国から出稼ぎに来た女たちが働いている。
その町のある店で働いている女の子に入れ込んだ男がいた。
その男は気に入った女がいるとしつこくストーキングする性癖の持ち主で、ちょっとした「有名人」だった。
ほとんどの女は警戒して彼を店に上げることはなかった。

しかし、その女の子は来日したばかりで、借金も多く、町の事情も良く判らないのでその男を店に上げていた。

887: 本当にあった怖い名無し 04/10/22 01:35:36 ID:WorRBwt8
その子も仕事に慣れるにつれ固定客も増え、周りの忠告もあって男を避けるようになった。
それでも男はしつこく通い続け、いい加減うんざりした彼女は男へのサービスを極端に悪くした。

ある日、男は抗議したが、その子は「サービスはみんな一緒!」と言って取り合わなかった。
男は「嘘を言え!他の奴には・・・・」と彼女が取った客の特徴や彼女のサービスの内容を事細かに話し始め、最後に「覚えていろ、必ず殺してやるからな」と言って立ち去って、町にも姿を見せなくなった。

888: 本当にあった怖い名無し 04/10/22 01:36:11 ID:WorRBwt8
男が姿を消して数ヵ月後、その町で殺人事件が起こった。
例の彼女がナイフで滅多刺しにされたのだ。
刺されてから一月ほど死線を彷徨った挙句、彼女は苦しみながら死んだ。
犯人はすぐに判明した。
例の男だった。
男は部屋に盗撮カメラを仕掛け、インターネット経由で彼女を監視しており、その画像を偶々見ていた他の男が警察に通報したのだ。
通報した男も彼女の客だった。

警察が踏み込んだ時、男は部屋で恐怖に引きつった顔をして死んでいた。
男の点けっぱなしのPCのモニターには彼女の部屋が映し出されていた。

889: 本当にあった怖い名無し 04/10/22 01:37:13 ID:WorRBwt8
それ以後、彼女が刺された部屋には血まみれの女の霊が出るという。
そして、男の仕掛けたカメラは2台あり、1台はまだ生きているらしい。
そして、彼女の命日に死んだ彼女の霊をモニター越しに見た者には死が訪れる。
事件後も覗きを続けていて霊を見てしまった、通報した男は去年死んだ。
今年も、間もなく彼女の命日がやってくる。

933: 本当にあった怖い名無し 04/10/23 15:14:09 ID:Pg+sPUza
消防の頃、団地の人達と晩飯を食べに行った。
人数が多かったのでバスで行ったんだが、そこは古いホテルのような印象だった。
飯もそこそこに団地の子供だけで探検しようということになり、周りを散策した。
飯を食った建物の裏っかわに古い一軒家があり、明かりもついていなかったので、人もいないだろうと思い進入することにした。
不法侵入というスリルもあり、びくびく進んでいくと庭に出た。
物干し竿があるだけの、何の変哲もないような庭…
自分は家の中が気になりガラス越しに覗いていた。

その時、友達の一人が突然驚いた声を出し、物干し竿を指さして逃げ出した。
2体の日本人形が右手だけで物干し竿に掴まりこちらを見ていた。
異様な光景に皆ビックリし明るい場所まで必死に逃げた。
ただ干してあっただけの人形を勘違いして怖いものを見たと思いこんだんだろう。
それにしても無人の家に人形だけ吊って置くなと思った。
当時マジで怖かった。


引用元: ・死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?86