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405: 本当にあった怖い名無し 04/11/03 10:09:25 ID:+MnomWE7
夜に書き込むのはアレなので、日が差している今の時間帯に書き込みます。
私が高校三年のときの話です。
実名だけは省いて地名なども詳しく書くことにします。
北海道の空の玄関口、千歳市から南に車で1時間ほどの所に支笏湖という場所がありますが、私の奇妙な体験はそこで起こりました。
怖いというよりも奇妙という表現が正確でしょう。

当時、所属していた部活動のイベントとして支笏湖まで自転車で行ってキャンプをしようという話が持ち上がり、何時間も自転車を漕ぎながら私達はキャンプ場に向かいました。
テントなどの重い機材のお陰で「面倒だな~」と思いつつ、夏の日差しにめげながらも、何とか現地に到着。
そこまでは何も問題は無かったのですが、やはり夜になると肝試しをしようというような如何にもありがちな方向に話が転がっていきました。

支笏湖は地元では有名な心霊スポットの一つです。
ポロピナイキャンプ場から出発した私達は山道の獣道のようなところを進み、T字路まで辿り着きました。
私はといえば、密かに好きな女の子が怖がって他の誰でもなく私の腕にしがみ付いているのを違う意味で内心ドキドキしながら歩いていました。
何かがあるような独特の感覚も無く、肝試しは怖がり始めた部員達の提案によって途中中止となったのですが…。
キャンプ地に、私と友人の女の子の二人が先頭になって戻ったのです。
後ろの方には、部員が賑やかに「怖かったね」などと冗談混じりに話しているのが聞こえました。
ところが、先程まで焚き火を焚いていた場所に、既に先客が居ました。
部員の一人で同年代の男子、Aが俯いた感じで石の上に座っていました。
私は『そんな筈はないよな』と反射的に考えました。
何しろ、ついさっき彼を追い抜かして、先にここに私達二人が戻ってきた筈なのですから。
それも、いつもと違って暗く沈んだような雰囲気を醸し出していることに違和感も感じました。

406: 本当にあった怖い名無し 04/11/03 10:17:46 ID:+MnomWE7
「あれ、Aってさっきまで後ろに居たよね?」
と私は隣の女の子に敢えて明るく聞いてみました。
「うん。おかしいね…?」
と彼女も不思議そうな声で返答しました。
「だよなぁ」
と言いながら私は後ろを振り向いて確認の為に大声を上げました。
「なぁ~、そっちにA居るか~?」
「おう、俺はここに居るが何だ~?」
それは紛れもなくAの声でした。
ほんの数秒のやり取りだったと思います。

――じゃあ、ここに座ってる奴は一体誰なんだ?
薄気味悪さを感じて再び振り返ると、そこには誰も居ませんでした。
「あれ…、さっきまでいたよな?」
「うん。居たよね」
おかしいなぁ、と戻ってきた部員に伝えたところ、その場はちょっとしたパニックになりました。

ここからは後日談なのですが。
この場所では、こういうことがよくあるそうです。
つまり、誰かが「増えている」ということが。
中には会話を交わしたり、ありえない場所に迷い込ませようとする者もいるそうです。

実際、一度行ったことがある筈の場所に二度と辿り着けない、という体験も何度もありました。
(以前は確かに行けた筈なのに、道が途切れていたりなど)
北海道の支笏湖に足を運ぶ際は気をつけて下さい。
貴方の隣にいる人が本物であるとは限りませんので。

448: 本当にあった怖い名無し 04/11/03 17:35:52 ID:98/VTAN3
とある恋人同士が結婚して、マイホームまでの繋ぎにとアパートに新居を構えた頃のことです。
2階建ての木造という絵に描いたようなボロアパートの階段は、タンスを運び込む際、キイキイといやな音をたて、何となく薄気味悪さを感じさせました。
アパートの住人に挨拶に廻らなければと思っていた矢先、若奥さんが体調を崩し、実際にお隣さんを訪ねたのは2日後のことだったそうです。
挨拶が遅れたのが気に障ったようで、どうも嫌な顔をされてしまった…
しょんぼりと頭を垂れる奥さんを、旦那さんは「どうせすぐ越すのだから」と慰めました。

その次の日から、家に悪戯電話がかかるようになりました。
旦那さんがいるときは何もないのですが、奥さんが家にひとりでいると必ず無言電話がかかってくるのです。
新婚生活ですから、電話のことは幸せな空気に閉め出されて、奥さんも特に気にしていなかったのですが、次第に旦那さんが帰ってくるまでの時間を長く感じるようになりました。

449: 本当にあった怖い名無し 04/11/03 17:41:39 ID:98/VTAN3
気になっていた隣人が怪しいと、ノイローゼ気味の奥さんは夫に訴え、仕方なく旦那さんは妻の手をひいて隣の部屋を訪ねました。
悪戯の犯人に疑われていたお隣さんは、驚いて誤解を訴えました。

「奥さんが挨拶に来てびっくりしたんですよ。だって、引っ越しの夜に別の女の人が挨拶に来ていたものだから」
青ざめながら二人が部屋に帰ると、カギを閉めた部屋の玄関にあった奥さんの履き物が、アパートの前の道路に投げ捨てられていたそうです。

487: 1 04/11/04 17:48:56 ID:vakmsI3d
映像製作の専門学校がありまして、私はそこで講師の助手のような仕事をしています。
1年生の授業で、「カメラを渡され講師が決めたテーマに沿った映像を次の授業の日までに撮ってくる」というものがあるんです。
で、その先生が第一回の授業で課題に出すテーマはいつも同じだったんですよ。
「死んだ街」というテーマなんです。
で、この授業の狙いは「顧客の漠然とした要求にいかに具体的な映像で答え納得させるか」みたいな事を勉強する授業で、今回の死んだ街の場合なら、一番ベタなのは寂れて見えるような映像を撮ってくれば良いわけです。
でも生徒は皆まだ学校に入ってから半年程度しかたってない素人同然の人間ですから、そんな意図はなかなか汲み取れないわけです。
だから、結構変なものをみんな撮ってくるんですね。
死んだ虫撮って来たり、自殺する人の短編ドラマ作ってみたり。その生徒が撮って来た映像の中に一つ妙なものが混じってたという話なんです。

その映像には「別館」と呼ばれているうちの学校の敷地内のビルが映っておりまして、夕暮れ時に生徒がカメラを持ってそのビルの中を歩きながらここで女が自殺して幽霊が云々という話を延々とするという、まあなんとなく実話怪談モノのような趣のある変な物だったんですが。
オチが結構よく出来てまして、最後に最上階の教室でその怪談話を語り終わった後でカメラが突然アングルを変えて固定されて、画面の上の方に窓が映るんですが、その窓の外に女が張り付いてるんですよ。
窓に手を押し付けるようにして。
要するに「幽霊話してたら幽霊が出ちゃった」というオチをつけたんだと思って感心したんです。
外も暗くなってきたしカメラのピントがその女に合ってないから表情なんかもちょっとぼけててわからなくて、それがまた幽霊っぽくてなんとも怖いんですね。

488: 2 04/11/04 17:49:36 ID:vakmsI3d
それで次の授業の後に、この前のアレ、テーマからは外れてたけど面白かったじゃないかなんて言ってそれを撮った生徒と話したんですよ。
そうして話しているうちに妙な事に気付いたんです。
彼、窓の外の女のことは知らないって言うんですよ。
確かにそのビルで怪談話をしながら撮ったんだけど、オチの後のその窓が映るカットは、単に撮影を終えてカメラを地面に置いた時に録画スイッチを切り忘れただけで、荷物を片付け終わった時にカメラが回っていることに気付いてカメラを止めたんだけどまだ自分は編集機材は使えないし上から他の映像かぶせるのも変だしそのままにして課題提出しちゃっただけだ。
って言うんですね。

私はてっきりその生徒が僕を怖がらせようとしてオチの事をはぐらかしてるんだと思ってあの女の子彼女?とか、あんな高い所の窓の外に立たせたりしてよく怒られなかったなーとかからかってたんですが、そのうち彼が「何言ってるんだ!」とか怒り出しまして、一緒にその彼が撮ってきた作品を編集室で見ることにしたんです。
で、女が映ってる所見て私がホラホラって窓の所示したら、彼真っ青な顔になってこんな物撮ってない。
俺は知らない。って言ってそのまま帰っちゃったんですよ。
で、私は一人編集室に取り残されまして、「最後まで芸達者な奴だなあ」とかニヤニヤしながら彼の撮ったその窓の外の女の映像を見ていたんですがそこで気付いたんです。
映ってる教室の窓の大きさから逆算すると、その女、顔の大きさが70cmぐらいある計算になるんです。

496: 本当にあった怖い名無し 04/11/04 21:44:35 ID:j8omJ5Qq
7時間目はLHRでした。
3年になってからの進路相談の説明を先生が延々としゃべってたんです。
もう11月なのに何だか蒸し暑くて、昼過ぎだから生徒はだいたいぼんやりしてて。
LHRのちょうど真ん中へんにきたところで、廊下がうるさくなり始めました。
数人が隣から笑いながら歩いてるんですよ。
もうHR終わりかー、うちのクラスも終わろうよーとか野次が飛び始めたんで、先生がうるせーなーって廊下に出て行ったんです。
見に行こうとしたら後ろ手にドアを閉められて、しばらく廊下から何も聞こえなかったんですけど、そのうちまだ授業してるクラスあるから静かにしろ!って怒鳴り声が聞こえて、うちクラスは爆笑していました。
その後廊下から帰ってきてから、みんなが誰、誰って先生に聞いたんです。

先生はむっつりしながら説明しだしたんで、ちょっと騒ぎすぎたかなってみんな黙りました。
怒鳴ると訛りが出るからって笑いすぎたか、って。
そのうち廊下がまたうるさくなり始めて、こっちは暑くて朦朧としているから、先生また注意してよーって誰かが言ったんです。

そしたら先生がだらだら汗をかき始めたんです。
みんな最初笑ってたんですけど、先生の様子が変なことに気づいたんです。
シーンとした教室に、廊下の笑い声が響いていました。
沈黙の中で一人が言いました。
「…廊下には誰がいるんですか」って。
先生は冷や汗をこぼしながら、大声でセンターの説明を始めました。
どうしてはじめに気づかなかったのでしょう。
僕らの教室は廊下のどん詰まりで、さっきから大きくなってきている笑い声の主は壁から出てくることになるって。

520: 本当にあった怖い名無し 04/11/05 13:36:27 ID:lILl27gi
当時は怖かったような、よくわからない話。
高校の遠足で連れて行かれたテーマパークに、歩いて入る小さなお化け屋敷がありました。
本当に小さい見るからにしょぼい作りの建物だったのですが、どうせ学校行事で連れて来られただけだったので、時間をつぶせればなんでもよかったんです。
友人A、Bと3人で連れ立って入り、狭い通路だったので私を真ん中にして縦に数珠繋ぎになりながら歩きました。
中のしかけもとりたてて記憶に残るようなものもないし、しかけとしかけの間がともかく暗いので、友人とはぐれないようにしっかりと手を繋いでいました。

が、私たちの前後にも同級生たちが沢山いて大変騒がしく、しかけにびっくりさせられる以外は怖いなどという要素は全くありませんでした。
すると、瞬きしているのもわからないくらい暗い通路で先頭を歩く友人が突然立ち止まりました。
私は友人が前に進まなくては歩くわけには行かないし、と思ってとりあえず立ち止まりました。
2,3メートルほど前にある足元の非常口の照明だけが唯一の明かりです。
他に見えるものがないので、立ち止まっている間ずっとその明かりを見つめていました。
ですが、前後から同級生のざわめきが始終聞こえているので怖くはありません。
怖がって前に進めなくなるような娘ではなかったので、おかしいなと思いながらも待っていたのですが、後ろからきた同級生に「何立ち止まってんだよ、進めよ」とせかされました。
なのに、友人は進む気配がありません。

ともかく歩かなきゃまずいと思った私は、先頭のAに、「先に行くよ」といい置いてBだけを伴ってお化け屋敷をでてしまったのです。
さほど間をおかずにお化け屋敷を出てきたAに「どうしてさっき立ち止まってたの?」と聞くと、「前に人が立ち止まっていて進めなかった」といいます。
中は本当に混んでいたので、ありえないことではなかったし、瞬きしているかどうかもわからないくらい暗かったものですから、友人をよけて歩いた私が気づかなくても無理はないかと思い、その場はそれで済んでしまいました。

521: 本当にあった怖い名無し 04/11/05 13:39:05 ID:lILl27gi
が、後日なんとなくそのときの話を蒸し返してみると、友人Aと私たちの記憶が一致しないのです。
Bと私の記憶は一致するのですが、Aの記憶だけが一致しません。
友人は立ち止まった理由は人がいたから間違いないというのですが、後ろから同級生にせかされた記憶は全くないといいます。
すぐ後ろで怒鳴られたにも関わらずです。
立ち止まって待っている間はとても静かだったといいました。
私が先に行くといったのは聞こえていたようですが、そのとき急に前にいた人の気配が消えたような気がして、自分も後を追って出たといいます。
その瞬間自分の前にいたはずの人のことはどうでもよくなってしまったらしく、まったく不自然だとも思わずお化け屋敷を出てしまったといいます。
普段の友人の言動からすると、狭い通路で立ち止まってる人に声もかけないで待っているような娘ではないし、後ろから怒鳴られて黙っているようなタイプでもないのです。

実際に人がいたかどうかよりも、物事をとても理路整然と整理する友人がそんな自分の行動を全く疑問に思っていない方がちょっと不思議でした。
それに、あの狭い通路で友人の前に人がいたなら、2,3メートル先にあった足元の非常口の明かりは見えなかったのでは…と、後になって思いました。
が、後々になって気がついたところで、無駄に友人Aを怖がらせても仕方ないと思い、そのときのことはBと口裏をあわせ今も話していません。

592: 本当にあった怖い名無し 04/11/06 16:04:33 ID:uzs+u7FV
漏れが前に住んでたマンションのエレベーターでの事。
それは4人も乗れば一杯になる位小さなモノ。当たり前の様にドアの上には階数表示があるのだが、その表示板のすぐ上に縦10cm、幅1.5m弱の細長いミラーが、内部を見渡せる様斜めに付いている。
出かける時に髪型等の最終チェックなんかをしてたんだがある日─・・朝の出勤時なのだが、半ば癖の様になってたミラーチェックの為フッとそのミラーに目をやると、漏れの右後方に俯いて立ってる女性が居る・・・
漏れ、ドアにくっつく位の位置迄擦り足でソ~と寄り、ドアが開くと同時に超早歩き!

だって乗る時は1人だったんだもん・・。


引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1098540395/



北海道の怖い話
村神徳子
TOブックス
2017-01-30